佐山サトル
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スポーツ 2021年12月09日 10時50分
タイガー・クイーン年内ラストマッチは12.9新宿FACEでライディーン鋼と対決!
初代タイガーマスク佐山サトル率いるストロングスタイルプロレスが、12.9東京・新宿FACEにて年内最終戦「初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスvol.14」を開催する。今年は、初代タイガーマスクが蔵前国技館にてダイナマイト・キッドを相手に衝撃のデビュー戦を行ってからちょうど40年。この節目の年に、ストロングスタイルプロレスは様々な新機軸を生み出してきた。 その最たるものが、女性版タイガーマスクの誕生だ。佐山と女子プロ界のリビングレジェンドであるジャガー横田が共同作業で送り出したタイガー・クイーンは、「初代のクローン」と言われるにふさわしい華麗かつダイナミックなタイガー殺法でファンを魅了。オールドファンも納得させる闘いぶりで、一躍ストロングスタイルプロレスのエース格に上り詰めた。12.9新宿FACE大会は、有観客では初めての開催となり、今年の集大成となるだろう。 今年のマット界でも大きな話題となった、女性版タイガーマスクの誕生。佐山サトルとジャガー横田の二人三脚によってプロレスのリングに舞い降りたタイガー・クイーンは、デビュー戦1試合でファン、関係者を魅了。7.29後楽園での初戦をいきなりメインイベントとした新間寿会長の慧眼ぶりも健在で、「過激な仕掛人」の面目躍如と言ったところだった。もちろん、周囲の期待にそれ以上の才能で応えたクイーンの実力ぶりがあってこそ。 今回もクイーンの試合は「ダブルメインイベント」の1つとして組まれ、相手にはPURE-Jの前・無差別級王者ライディーン鋼が選ばれた。これは11.13サポーターズマッチでタッグ対戦した鋼のアピールにより実現。この時はジャガー&クイーン組vs鋼&AKARI組のタッグマッチで、初めてタッグを組んだ師弟コンビがPURE-J軍に勝利。最後はクイーンがジャーマンでAKARI(クイーン初の対外国人!)を破ると、収まらない鋼がシングルマッチを申し入れたのである。これにより、クイーンvs鋼の一騎打ちが正式決定。これまでの試合でクイーンは山下りな、佐藤綾子、彩羽匠、伊藤薫と全て異なる相手と対戦してきたが、2度目の顔合わせは鋼が初めてとなる。ライバルとなるには複数回闘うことが最低条件。この試合で鋼がライバル第1号に名乗りを挙げるのか、注目したい。やはりこの試合のポイントとなると、鋼のパワーにクイーンがどう対抗するかという点に絞られるだろう。対パワーでは、伊藤戦で繰り出したジャーマンで実証済み。ジャガーは鋼を飛べる選手でもあることを評価しており、実際、巨体から繰り出すムーンサルトプレスも武器としている。それだけにクイーンには彩羽戦に続く大ピンチと言っても過言ではないだろう。デビュー元年をシングル無敗で乗り切るか、それとも、絶好のアピールの場として乗り込む鋼がクイーンに土をつけ歴史に名を刻むのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月21日 22時30分
新日本ジュニア再会マッチ参戦の大谷晋二郎が初代タイガーマスクを語る!
初代タイガーマスクこと佐山サトルが主宰するストロングスタイルプロレス4.22東京・後楽園ホール大会のセミファイナルで、ケンドー・カシン&田中稔が、大谷晋二郎&高岩竜一とかつての新日本プロレスジュニアヘビー級戦線を賑わせたメンバーで対戦する。この試合に出場するゼロワンの大谷が口を開いた。 大谷は、初代タイガーマスクが新日本プロレスを離れた後の1992年にデビューし、後に“第三世代”と呼ばれる黄金世代の中でジュニアヘビー級の一時代を築き、ジュニア七冠王の達成や、盟友・高岩竜一とともに初代IWGPジュニアタッグ王座を獲得するなど活躍。その後、自身が付き人を務めていた橋本真也さんに追随してプロレスリングZERO-ONEに移籍。橋本真也さんが逝去されてからはZERO1-MAX、ZERO1を率いて奮闘しており、靖国神社での奉納プロレスを復活させたり、日本全国を回ってチャリティープロレスを行う『一般社団法人あなたのレスラーズ』を設立したりと大谷のプロレス界への貢献を挙げれば枚挙にいとまがない。そのプロレスに対する真摯な姿勢と熱い魂には誰もが一目置いている。 大谷は初代タイガーについて、「今の若いレスラーは分からないけど、恐らく我々世代のレスラーはもうみぃ~んな憧れていた存在ですよ。アントニオ猪木&タイガーマスクってのは、多分みんな憧れて通ってきた道。プロレスラーとして何年やってても、近付いただけで感じるオーラとかに圧倒されます。実は僕、この団体の旗揚げ戦の時に初代タイガーマスクさんとやらせていただいているんですよ(旗揚げ戦では佐山サトルが「スーパー・タイガー」の名で出場)。それまでは佐山さんとあんまり接点がなかったんですけど、なぜかあの時指名されたんですよね。『大谷晋二郎とやりたい』と。願ってもないと思ってお受けして、リングに上って対角線に立った時に、目の前にタイガーマスクがいて……。本当にもう、夢を見てるみたいでしたね。『あの時見たタイガーマスクが目の前にいる!そして僕がこれから闘うんだ!』って……。僕が何年キャリアを積んでも、いつまでもいつまでも憧れの人ですね。そういう存在です」と目を輝かせた。 最後に「今ホントに大変な世の中で、皆さんは本当に毎日頑張ってると思うんです。大変な毎日をいろいろなものを我慢しながら頑張ってる。我々プロレスラーも色んなものを制限されていますけど、プロレスラーが伝えられることって僕はあると信じてるし、プロレスの試合が伝えられることって絶対あると思ってるんで、このストロングスタイルプロレスの大会でも、他の選手も同じでしょうけど、僕は一生懸命プロレスをしますんで!一生懸命なプロレスから『負けないぞ!』とか『何度でも立ち上がるんだ!』って気持ちを感じてもらいたいですね!お客さんも今は声もあんまり出せないし、いろんな制限もあるかもしれないけど、一生懸命プロレスをするんで、ご来場してくださったお客様には、声を出せないかもしれないけど感情のままに、プロレスを楽しんで欲しいです!」と語った大谷。かつてのライバルたちとの再会はかなり熱を与えてくれるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月19日 22時30分
ジャガー横田がフリー転向の弟子、伊藤薫にエール!「我が子のつもりで育ててきた」
初代タイガーマスクこと佐山サトルが主宰するストロングスタイルプロレス4.22東京・後楽園ホール大会の会見が行われ、女子スペシャルタッグマッチ、ジャガー横田&伊藤薫vs雪妃真矢&安納サオリに向けて、ジャガーと伊藤が抱負を語った。 伊藤は「私事になりますが、4.18ディアナのカルッツかわさき大会でちょうどフリーになるんで、この22日というのは私にとってフリー第1戦となります。その中で、ストロングスタイルプロレスっていうのが自分の中で一番近いものを感じるんじゃないかなっていうことで、すごく楽しみにしてます。自分なりのストロングスタイルというものをどこのリングに上っても見せていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と述べると、ジャガーは「ジャガー横田です。今回もよろしくお願いいたします。伊藤薫選手がディアナを退団しまして、フリーとしての第1戦ということで、すごく思いも新たに闘う試合になると思うんですが、その相手に選んだのが雪妃と安納。伊藤薫は、私の教え子でしたが、彼女も教え子を持つくらいに成長しておりますので、安心して見れる教え子の1人ですから。なんせ身体が大きいので、彼女と闘って壊れてしまうレスラーも少なくないんですね。なので、まずは勝つ負けるだけじゃなくて、この伊藤薫の攻撃に耐えられる身体を持っているかという意味でも私は楽しみだと思うので、そういう意味も込めて、このカードを組んだつもりです。なぜかというと、私自身も安納と雪妃とストロングスタイルプロレスで一緒に絡んで、すごくいい選手だし、これからの選手だということはよーく分かっています。今、人気が最高。でも、プロレスっていうのは、やっぱりキャリアを積むに従ってレスリングもどんどん成長していくものなので、今は勢いだけで行ってる部分もあると思いますので、やっぱり誰にも負けない身体を持つことが1番のレスラーとしての最高なことだと思いますので、まずは伊藤薫の攻撃に負けない身体を持っているかというところだと私は思ってます。まあ、私はまだ普通の身体なんでそんなに怖くはないのでね、気持ちも余裕を持って私と闘ってくれればいいんだけれども、今回はその試練だということを頭に置きながら闘ってもらいたいと思っております。伊藤薫とはね、フリーとしての第1戦で組むってことは師匠としても本当に嬉しい限りで、今後のフリーとしての闘いにエールを送るという気持ちを込めて一緒に組むつもりでありますので、私たちペアの試合も楽しみに見ていただければと思います。もちろんですけど、ストロングスタイルプロレスの1日の興行の中で最高の試合をするようにまた頑張らなければいけないと私自身思っております。よろしくお願いいたします」とこのカードを組んだ経緯を語っている。 また、ジャガーは弟子の伊藤に対して、「彼女は、柔道上がりということもあって、なんでもそつなくこなしていました。なので性格として、表し方が地味であったという部分がプロレスでは損をしていたというだけであって、覚えも早かったですし、教えるのが大変だったという印象はないですね。ある程度自分ができているからデビューも早かったし、新人王とか獲ったんじゃなかったっけ?新人王も獲ってますので、実力的には申し分ない新人だったと思いますし、損してたのは、表し方が地味だったってこと。それ以外は申し分ないと思います」と太鼓判。 それを聞いた伊藤は「そうですね、自分が入門した当初は、ジャガーさんは選手ではなくコーチという形でいらっしゃったので、初めはジャガーさんが現役に戻られた時はピンと来なかったんですけど、今でももちろん、ホントにプロレス界の母であると思っています。だけど、やっぱり自分も選手としてデビューして、ジャガーさんも選手として戻られたので、対角にいる時はホントにジャガーさんを超えるつもりで闘っております。いつも全力で行かせていただいております」とジャガー超えを宣言すると、ジャガーは「そうですね。まあ、教え子も全部が後輩ですので。まあ、教え子というのは教え子なので、我が子のような気持ちで育ててきましたので。今もリングに上がる時は1選手として見るようにしてますので。もちろん、勝負のものですから、負けてはいけないと。リング上でしか先輩には勝てないから、こういう意味では、逆に後輩に負けちゃいけないわけですよ。なので、そういう気持ちのぶつかり合いだという部分は私も後輩たちに教えてきているので、そういう気持ちで今でも挑んでいます。私は年齢的に考えても、私との勝負っていうのもありますけど、自分に勝てなければ相手には絶対勝てないので、そういう気持ちで挑んでいるので、私の後輩たちもそういう気持ちでやってくれていると思います」と期待を込めた。(どら増田)
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