中村奨成
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スポーツ 2022年06月24日 11時00分
阪神、次カードからまた最下位に逆戻り? 球団初の11試合勝ち無し、屈辱の広島戦で目立った不安要素とは
中村奨成の“走塁ミス”に救われたのは、阪神・矢野燿大監督だけはないようだ。 6月23日の広島戦は延長12回規定により、引き分け。これで開幕からの広島戦は9敗2分け。開幕から続く対広島の連敗記録は1988年の「10」なので、それに並ぶ屈辱は免れたが、「11試合勝ちナシ」はトラ史上初。リーグワーストの開幕9連敗もそうだが、また一つ、“黒歴史”が刻まれたわけだ。 >>阪神・島田、バットを振り下ろし「クソッ!」と絶叫? 三振後の態度に驚きの声、敵選手への悪影響も指摘<< 「延長12回表の攻撃が終わった時点で、DeNAが巨人に勝ったことは伝わっていました。たとえ引き分けに持ち込んだとしても、『5位転落』は分かっていました」(チーム関係者) 試合後の矢野監督は、「負けて帰るのと引き分けでは全然違う。引き分けがあって良かったなって思えるような。明日からの試合に…」と語っていた。本当は、自分自身に言い聞かせていたのではないだろうか。 「延長10回裏、菊池涼介の打球がレフト線を襲い、一塁走者の中村が三塁ベースを蹴りました。その瞬間、『2夜連続のサヨナラ負け』も過りましたが」(前出・同) 中村は三塁ベースを回った直後に足がもつれて、転倒。タッチアウトとなり、阪神は救われた。球場全体がざわつき、スタンドの広島ファンは目がテンになっていた。 いわゆる“珍プレー”というヤツである。しかし、罵声も失笑もなかった。約2万4000人の観客が無言で攻守交代中のグラウンドを眺めていた。異様な光景だった。 「阪神打線は10安打、3得点。好機に『あと1本』が出ませんでした」(スポーツ紙記者) 10安打3得点は広島打線も同じだ。 トラの試合展開が「重い」のである。走者を出しても、次打者がそれに続かない。凡打した選手が暗い表情でベンチに帰っていく。頼みの救援投手も出塁を許し、悲壮感を浮かべて投げ込んでいる。そんな状況だった。 4時間52分の長丁場、選手は蒸し暑さで汗だらけになっていた。「中村の珍プレー」がなかったら、疲労感しか残らなかっただろう。 関西地区で活動するプロ野球解説者がこう続ける。 「24日から甲子園に戻って、最下位の中日との3連戦を迎えます。ゲーム差は0・5。初戦の先発は苦手の大野雄大です。最下位転落も視野に入れ、矢野監督はもう一度チームを建て直すプランも考えておいた方が良い。そうならないのが一番ですが」 広島3連戦最後の23日、クローザー・岩崎優が一軍登録された。キリの良いところで、「24日の本拠地3連戦からの登録」が予想されていたが、矢野監督がそれを前倒ししたという。 延長12回裏、最後のマウンドを任されたその岩崎が、ヒットと四死球で満塁まで攻め込まれた。「二死満塁、一打出れば」の大ピンチをどうにか凌いでくれたが、リフレッシュ休暇を与えた守護神の不振は、想定外だったはず。最下位転落もあり得る中日との3連戦で、矢野監督はどんな手を打ってくるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月02日 19時30分
広島、佐々岡監督の中村批判に「理不尽すぎ」首脳陣の責任問う声も 敗戦ムード強めた致命的ミスの背景は
1日に行われ、広島が「1-5」で敗れた日本ハム戦。同戦に出場した広島のプロ5年目・22歳の中村奨成に対する佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。 この日左翼(1回表~5回表)、捕手(6回表~9回表)と2つの守備位置に入った中村は、打撃では「4打数2安打」とマルチ安打をマーク。一方、守備では「1-3」と2点ビハインドで迎えた9回表2死一、三塁で二盗を阻止しようとしたものの中堅へ抜ける悪送球としてしまい、この間に三走の生還を許す痛恨のミスを犯した。 敗戦ムードをさらに強めるような送球ミスを喫した中村について、佐々岡監督は試合後に「送球をしっかりしとけばねっていうところだと思う。あれだけそれればね」、「できていないというのは頭が痛いところ」とコメント。丁寧に投げていれば二盗阻止で3アウト目が取れていたと苦言を呈した。 >>広島、佐々岡監督の育成方針が物議「固執する意味が分からない」 打率1割台の選手を見限らないワケは<< 佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「確かにあの悪送球での失点は無駄な失点だった」、「二塁の菊池(涼介)がジャンプしながらグラブを出して、それでも触れないほど右に逸れてたからなあ」、「重盗の可能性考えたらそもそも投げなくて良かった気もする」と同調の声が寄せられた。 一方、「自分の起用法が悪いのに中村に責任押し付けるのはかわいそうだ」、「ブランクを考慮せずに守備位置動かしたことが問題だったのでは?」、「一軍じゃほぼ1年捕手守らせてなかったくせに怒るのは理不尽すぎだろ」と、佐々岡監督の起用法に問題があったとする批判も多数見られた。 「中村はプロ入りした2018~2020年までは捕手に専念していましたが、チーム事情もあり2021年から捕手よりも三塁や外野といった別ポジションでの起用が増加。今回試合途中から捕手の守備に就きましたが、二軍では今季3試合(出場19試合中)しかマスクを被っておらず、一軍の試合に関しては2021年6月16日・日本ハム戦以来約1年ぶりでした。久しぶりに巡ってきた捕手としての出場機会でミスを犯し、佐々岡監督が苦言を呈したわけですが、ファンの間では約1年、捕手起用していない中いきなりマスクを被らせた方が悪いとして、中村への同情や首脳陣批判が少なからず挙がっています」(野球ライター) 試合後の報道では「久々だったので余裕もなかったですし、ふがいないプレーもしてしまった」とコメントしたことが伝えられている中村。突然の捕手起用に本人もブランクの影響を感じていたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年01月22日 11時49分
広島・佐々岡監督が抱える“2つの課題” V奪回を期す今シーズン、「元甲子園ヒーロー」の育成は至上命題か
元甲子園ヒーローが挑む「6億円の壁」。広島の中村奨成捕手が合同自主トレに参加して以降、打撃練習に重点を置いている。記者団がぶら下がってくる度に出る言葉は「ヤバイ」だそうだ。2017年・夏の甲子園大会では6本塁打を放ち、「1大会個人最多本塁打記録」を更新した。当時は「清宮よりも中村!」の声も出たほど。1位指名した広島も、「攻守ともに中心選手になれる」と大きな期待を寄せていたが、今のところ、一軍戦での試合出場数はゼロだ。 「ヤバイ」発言も分からなくはない。しかし、捕手としてアピールすべきなら、「守備」だと思うのだが、中村は打撃を重要視している。おそらく、正捕手・會澤翼の残留が影響していくのだろう。 「今のところ、打てる捕手、打撃面も期待できる捕手は會澤だけと言っても過言ではありません。その會澤が19-20年オフ、FA移籍せず、チーム残留を決めました。この時点で、V奪回を確信したカープ関係者もいたくらいです」(地元メディア) 會澤が広島と新たに交わした契約は「3年推定年俸6億4000万円プラス出来高」。一部メディアではそれ以上の金額を報じていた。「打てる捕手」、侍ジャパンの正捕手に対し、“払い過ぎ”とは言えないだろう。しかし、こんな見方もされている。今季、佐々岡真司監督は中村を使ってくるのではないか、と――。 「近年、どの球団も捕手の査定が甘くなってきました。捕手の務めはピッチャーを助けること。その評価は数字に表れにくいもので、ひと昔前、『捕手の守備評価』は査定には全く反映されていませんでした。捕手出身の野村克也氏がヤクルト、阪神、楽天で『配球の重要性』を訴え、以後、どの球団も捕手を大切にするようになりました。その傾向を會澤に当てはめて考えると、彼が他球団に移籍してしまえば、広島バッテリーのマル秘事項が全部流出してしまう恐れもありました」(球界関係者) 會澤が破格の好条件を提示された理由は、この辺にもありそうだ。 「佐々岡監督に課せられているのは、優勝と世代交代です。まずは、一昨年ドラフト1位の小園海斗をレギュラークラスに引き上げ、中村も一軍戦力としてファンに認められるところまで押し上げないと」(前出・同) その情報の通りならば、夏の甲子園を沸かせた打撃面で、まずは「代打」となるだろう。バットで結果を出せば、「キャッチャーでも使ってみよう」という流れになるだろう。 中村の打撃優先の自主トレは、合理的な自己アピールでもある。 「佐々岡監督は二軍コーチも経験し、中村を見てきました。彼の強肩ぶり、スローイングの正確さも目の当たりにしています」(前出・地元メディア) バットアピールが巧く行けば、一気に正捕手奪取もあり得る。中村がチームの起爆剤になってくれたら、広島のV奪回は決して難しくない。(スポーツライター・飯山満)
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