三嶋一輝
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スポーツ 2020年10月15日 17時30分
DeNA、新守護神・三嶋がリーグ5位タイの14セーブ目! 乱戦を“大人のピッチング”で締めた安定感
14日神宮で行われたスワローズ戦、新守護神・三嶋一輝が乱打戦を締め、14セーブ目を挙げた。 8回まで9-1と楽勝ペースのベイスターズだったが、この回からマウンドに上がった武藤祐太が乱れ西田、宮本に連続タイムリーを浴び2点を献上。ランナー2人を残した場面で、堪らずラミレス監督は進藤拓也を投入するも、西浦にこの日2本目となる3ランホームランを許し、あっという間に3点差まで追い上げられた。 9回ベイスターズ打線は、簡単に3者凡退で攻撃を終えると、ホームのスワローズは1番からの好打順。押せ押せムードの漂う神宮球場の9回のマウンドに上がったのは、今やベイスターズの抑えの切り札・三嶋。先頭打者のエスコバーをストレートで押し込みセカンドフライに打ち取るも、伏兵・田代将太郎に粘られフォアボールを許す苦しい展開。次打者山田哲人の4球目、フォークが引っ掛かりワイルドピッチで益々嫌な流れになるも、山田をサードゴロ、続く4番の村上宗隆をセカンドゴロに打ち取り、ゲームを締めた。 この日はまさかの展開で出番が回り、ブルペンに入って肩を作り始めたのは9回表の自軍の攻撃から。その影響があったのか、普段はほぼ150キロを越すストレートが1球しかなく、打率2割にも満たない田代に粘り負けするなど絶好調とは言えない内容。するとこの回からマスクを被った戸柱恭孝とのバッテリーは、山田にはカーブで入る工夫を見せ、全投球変化球を選択。村上にも初球ストレートでストライクを取ってからは、フォークの連投で打ち取る大人のピッチングが光った。昨年はストレートとスライダーのいわゆる「ツーピッチ」だったが、オフに取り組んだカーブとフォークのマスターにより投球の幅が広がり、クローザーとしても文句ない成績を残すことに成功している。 昨年まで絶対的守護神だった山崎康晃がまさかの不調で、7月29日からクローザーに抜擢されてから、24試合で失点した試合は僅か3試合。7月30日は3点差からの1失点でセーブを挙げ、10月4日の2失点は調整登板の意味合いが高かった。セーブシチュエーションでの失敗は、9月4日の2失点のみだが、当日は初の回跨ぎで、タイムリーもポテンヒットと不運にも見舞われた。それ以外は完璧な投球内容で、ラミレス監督から何度も「グレート」と絶賛されている三嶋。一心不乱に腕を振り続ける17番の背中が、どんどん大きく見えている。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年07月30日 17時30分
DeNA・三嶋が気合いの雄叫び! 8年目右腕が東京ドームで魂の初セーブ
29日のジャイアンツ戦。ベイスターズ3-2とリードの9回表、ゲームを締めるポジションを任されたのは三嶋一輝だった。 味方打線は、5回に高城俊人がホームランを放って以来、14者連続で打ち取られ、片やジャイアンツは6回に2点を返してからは、毎回得点圏にランナーを進めるも無得点と、じりじりとした展開。最終回、一人でもランナーを許せば、丸佳浩、坂本勇人、岡本和真へ繋がる厳しい場面で登板した三嶋は、打撃がウリの捕手・大城卓三を空振り三振、怖いベテランの亀井善行をレフトフライ、ベイスターズにとって悪夢しかない“9回の重信慎之介”を空振り三振に切って取り、プロ8年目にして初セーブをマークした。150キロをゆうに超えるストレートと鋭いフォーク、何より打者に向かっていく強い気持ちを全面に出したピッチングは圧巻だった。 2018年に本格的に中継ぎに転向した三嶋は、60試合登板15ホールドの成績を残しチームに貢献。昨年はセ・リーグ2位となる71試合登板23ホールドと大車輪の活躍を見せ、ベイスターズを2位まで押し上げる原動力となった。 それでも3月のオープン戦時には「まだ安心していられる立場ではない」と、謙虚すぎる言葉を発していた。そして、更なるブラッシュアップにために、ストレートとスライダーの他に、中継ぎに回ってからあまり投げていなかったカーブとフォークの会得に着手。この日もその2つのボールを効果的に操り、初のセーブシチュエーションで見事な結果を出した。 今シーズンは絶対的守護神の山崎康晃がまさかの大不調で、ラミレス監督はこの試合7回に登板させる配置転換を断行。今後のブルペン陣の運用は“Day by day baseball”ということになりそうだか、どこでも任せられ、ハートの強い三嶋の存在は心強い。 エース候補からどん底を経験し、中継ぎでモップアッパーから信頼を勝ち取り勝利の方程式の一角へ、そして初セーブを挙げるまで登ってきた三嶋一輝。どんな場面であっても、がむしゃらに腕を振るその姿は、頼もしく眩しい輝きを放つ。波に乗れない今シーズン、17番の初セーブをキッカケに、上昇気流に乗っていきたい。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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