マヤ文明
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トレンド 2023年06月19日 08時00分
メキシコ在住経験ありの上白石萌音がナビ!『古代メキシコ』特別展、「赤の女王」も初来日
16日から、東京国立博物館 平成館にて特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が開催されている。 >>全ての画像を見る<< 古代メキシコ文明に関する展覧会は、同博物館では1955年以来約70年ぶり。同展では、「マヤ」「アステカ」「テオティワカン」という代表的な3つの文明に焦点をあて、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開されるマヤの「赤の女王(レイナ・ロハ)」の墓の出土品をはじめ、メキシコ国内の主要博物館から厳選した約140件を近年の発掘調査の成果を交えて紹介している。 古代メキシコでは、火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、人々は神を信仰し時に畏怖しながら、王と王妃の墓、大神殿、三大ピラミッドなど各文明を代表する壮大なモニュメントを築いた。普遍的な神と自然への祈り、そして多様な環境から生み出された独自の世界観と造形美を通して、古代メキシコ文明の奥深さと魅力に迫る特別展となっている。 観光客にも人気の世界遺産「チチェン・イツァ」も有名なマヤ文明。暦や文字など高度な知識を有する王や貴族が中心となって、巧みに交易と戦争を繰り広げていた。その代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされるのが、赤い辰砂に覆われて見つかった、通称「赤の女王」。その墓の出土品が奇跡の初来日、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開される。パカル王の息子と孫、ひ孫に関連する遺物もあわせ、200年にわたる王朝一族の物語が浮き彫りにされる。 赤の女王墓をイメージした展示空間には、壁画を基にした生前の女王の姿も。女王の装飾品は、真っ赤なマネキンにマスクや冠、胸飾りなどをつけて展示されている。 同展の音声ガイドは、メキシコ在住経験のある俳優・歌手の上白石萌音をメインナビゲーターに、人気声優・杉田智和が古代から呼びかける構成となっている。 特別展「古代メキシコ」は、9月3日まで開催される。展覧会公式サイトhttps://mexico2023.exhibit.jp/
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ミステリー 2021年05月15日 23時00分
古代マヤ文明の人々はアクションフィギュアを作っていた!?墳墓より出土した精巧な土偶たち
古代の遺跡から出土する土偶や埴輪(はにわ)は、当時の人々の暮らしや文化を我々に伝えてくれる。素朴な造形のものや、細かな彫刻が施されているものなど様々だが、中米グアテマラでは非常に珍しい土偶が出土して話題になっている。 グアテマラのペテンにあるラグナ・デル・ティグレ国立公園、マヤ生物圏保護区内にある古代都市エル・ペルー・ワカのピラミッドから出土したもの。ワカの統治者が埋葬された石積みの玄室内に、遺体をアーチ状に取り囲む形で配置されていたという。 その土偶は種類も様々で、非常に見事な造形をしていた。盾を誇らしげに構える戦士の女王、地位にふさわしい豪華で多層な織物を身にまとった王の生前の姿、儀式に欠かせない幻覚剤を投与するための浣腸用注射器を持った王位継承者、神聖な儀式を執り行うダンサーや書記、女性たち。そのいずれもが格好や装飾品、持ち物などが分かる状態で作られていたのである。 女性のシャーマンと思われる土偶は恍惚の遠ぼえで顔をゆがめていたし、雨乞いのためにボクシングの儀式を行う人物は、なんと取り外し可能なヘルメット型のかぶとをつけていた。ホラ貝のラッパを持ち、鹿のヘルメットをかぶった人物をかたどったものもおり、このラッパは冥界への扉を開くための音楽を演奏するためのものだったと考えられている。あまりに精密に作られているため、まるで古代のアクションフィギュアだと言われているそうだ。 この土偶たちは王の魂を冥界に送り、再生を願うものに埋められたものと考えられている。当時の人々が超自然的なものにアクセスし、より深い力を引き出そうと考えていた様子がうかがえるという。 >>古代マヤ文明、最古にして最大の建造物発見か<< このエル・ペルー・ワカ遺跡では、他にも32個の陶製容器、緑石製の耳飾り、ヒスイ製のモザイクマスクなど、古典期の墓に見られる多くの遺物が出土されている。埋葬された支配者の衣服だけではなく、埋葬前に遺体を包んでいた布の破片も発見されている。これは考古学的には存在が考えられていたものであったが、実物が発見されるのは初めてとのこと。 エル・ペルー・ワカ遺跡の発掘は2003年頃からアメリカとグアテマラの研究者による共同発掘調査が行われており、今回の発見は2006年から始まった調査のもの。遺跡の周辺は略奪や環境破壊が及んでおり、この発掘調査を踏まえて遺跡のある周辺地域の考古学的遺産や自然環境の保存につなげたいと研究者らは語っている。(山口敏太郎)参考記事Archaeology at El Perú-Waka’: A Maya Ritual Resurrection Scene in Broader Perspective(Unframed)よりhttps://unframed.lacma.org/2017/09/21/archaeology-el-%C3%BA-waka%E2%80%99-maya-ritual-resurrection-scene-broader-perspective
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ミステリー 2020年06月07日 23時00分
古代マヤ文明、最古にして最大の建造物発見か
4日、イギリスの科学誌ネイチャーが、メキシコ南部のアグアダ・フェニックス遺跡より、古代マヤ文明最大規模とみられる建造物が発見されたと発表した。紀元前1000〜800年頃に築かれたとみられており、南北約1400メートル、東西約400メートル、体積は320万〜430万立方メートルに及ぶ巨大なものであった。上部には平面上の基壇(※きだん、石や土を組んで高くした部分で、上の建物を支えるために組まれる)があり、周辺から未使用の石斧などが発見されたことから、この巨大建造物は古代マヤの初期、社会的な階層ができていない時代に築かれ、共同祭祀に使われた場所であると考えられている。 >>「2020年3月20日に人類が滅亡する」!?世間を騒がせたマヤ暦とインド歴の予言とは<< 今回の研究は、2017年より日本やアメリカ、メキシコなど多くの国が参加した合同研究チームによる発掘調査の結果判明したもの。アメリカ・アリゾナ大の猪俣健教授や日本の茨城大、岡山理科大の研究チームが、グアテマラ国境近くのタバスコ州にて、航空レーザー測量やドローン等を用いての地上探査を実施し、翌18年には森林や牧草地になっていた場所の地下に、今回の建造物が含まれるアグアダ・フェニックス遺跡を発見する運びとなった。 今回の遺跡からは、権力者を示す彫刻などは見つかっておらず、研究者らからは、人々が集まった後に共同体としてのアイデンティティを確立するため、みんなで立てたものではないかという説が出てきている。言わば、マヤ文明における最古かつ最大の公共事業だったと言える。 だとすると、古代マヤ文明はこの場所から芽吹き始めたのだろうか。今後の調査・研究結果が楽しみである。(山口敏太郎)
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