シカゴ・カブス
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スポーツ 2023年03月04日 11時00分
鈴木誠也「人生終わった」試合中に絶望アクシデント発生! ダメージは日本ハム・淺間以上? 激突プレー後の悲劇
2月26日に行われたオープン戦・日本ハム対阪神戦。「8-6」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハムのプロ9年目・26歳の淺間大基の負傷交代だった。 淺間は1回表2死一、二塁、阪神・佐藤輝明が放った右中間フェンス際への打球を捕球しようとジャンプした際にフェンスに激突・転倒(記録は2点タイムリー三塁打)。着地の際に左足を痛めた様子で、同箇所を引きずりながらベンチに下がりそのまま交代となった。その後2月28日、球団は公式サイト上で淺間が「左足関節内踝骨折」と診断されたこと、3月1日に手術を受けることを発表している。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 球界では今回の淺間のように、外野守備の際にフェンスに激突し大けがをしてしまった選手は少なくない。淺間の故障発表と同じ28日に、左脇腹故障により侍ジャパン辞退が決定したシカゴ・カブスの鈴木誠也(前広島)もその一人だ。 鈴木はNPBでは広島一筋(2013-2021)でプレーし、「902試合・.315・182本・562本」といった通算成績をマーク。メジャー1年目となった昨季も「111試合・.262・14本・46打点」と2ケタ本塁打をクリアしている右の強打者だ。 その鈴木がアクシデントに見舞われたのは、2017年8月23日の広島対DeNA戦。「5-0」と広島5点リードの2回裏2死。打席のDeNA・戸柱恭孝が、広島先発・大瀬良大地の初球を強振。打球は右翼フェンスまで伸びる大きな当たりとなったが、右翼・鈴木はフェンスに向かうようにジャンプしながらキャッチ。この直後フェンスに激突し転倒するもボールはこぼさなかった。 ところが、鈴木は着地の際に右足首を痛めたのか、同箇所を押さえたまま地面に横たわり動けなくなってしまう。これを見て、広島ベンチからはすぐにトレーナーやコーチが駆けつけてきたが、鈴木はプレーを続行できず担架で負傷退場。後年の報道によると、本人は着地の瞬間に右足首から「ブチッ」という音が聞こえたといい、その後には「野球人生が終わった」と感じるレベルの激痛に襲われたという。 退場後に病院に直行した鈴木は「右脛骨内果剥離骨折、三角靱帯損傷」と診断を受け、同月29日には手術を受けることに。2017年シーズンは負傷前までに「115試合・.300・26本・90打点」といった好成績を残していたが、全治3か月の見通し通りに復帰できないままシーズンを終えた。 絶対的主力の鈴木を失ったチームはその後セ・リーグ2連覇こそ果たすものの、クライマックスシリーズでは3位・DeNAに「2勝4敗(アドバンテージの1勝含む)」で敗退。鈴木の故障離脱は本人のみならずチームの戦いも大きく狂わせる結果となった。 ただ、鈴木はオフシーズンのリハビリを経て2018年の開幕戦(3月30日・中日戦)で公式戦復帰を果たすと、同年は「.320・30本・94打点」と故障の影響を感じさせない数字を残しリーグ3連覇に貢献。翌2019年以降も首位打者、最高出塁率を各2回(2019,2021)獲得するなど活躍を続けメジャーへ移籍している。 6年前の鈴木、今回の淺間はどちらもジャンプしたままフェンスに激突し、不安定な体勢のまま地面に着地したことが故障の要因となっている。復帰までは3か月の見通しという淺間は、球団公式サイトを通じて「正直悔しい気持ちでいっぱいですが、日頃から応援してくださっているファンの皆さんのためにも、現実を受け止め前に進んでいきたいと思います」と無念のコメントを残しているが、めげずに回復に努めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年06月13日 11時05分
鈴木誠也の左手故障、実は重症だった? 他日本人選手にも悪影響か、予想外の離脱長期化を現地メディアが不安視
鈴木誠也の復帰戦となるはずだったが…。「米FA市場のライバル」が活躍しているだけに、ちょっと心配だ。 「何人かのカブスのチームスタッフ、デビッド・ロス監督らが質問に答えてくれましたが、聞く人によって、内容が少し異なるんですよ」 現地入りしていた米国人ライターがそう言う。 >>カブス・鈴木、悪名高い審判に目をつけられた? 現地ファンも同情した2度の誤審とは<< 6月10日(現地時間、以下同)から、ニューヨーク・ヤンキース対シカゴ・カブスのインターリーグ戦(交流戦)が始まった。通常よりもやや多めの取材陣が集まった理由は「鈴木の復帰」に尽きる。 「5月26日に左手薬指を痛め、翌27日から負傷者リスト入りしていました。でもその間、チームにも帯同し、試合前の練習にも一部参加していたんです」(前出・同) 当初、復帰は6月6日と目されていた。その時点で復帰が見送られると、ロス監督は「大事を取って」と説明していた。 2度目の復帰見送りとなったヤンキース戦後、ロス監督はこうコメントした。 「タイムテーブルは設けていない」 これに対し、米メディアが「では、いつになるのか?」と聞き直す。 「彼(鈴木)は試合に出たがっているが、(回復具合は)現状維持だ」鈴木の状態はあまり良くないようだ。 また、打撃担当のグレッグ・ブラウンコーチや他の球団スタッフは「医師が止めたらしい」と答えたという。「複数の医師に診断させてきた」との球団発表もあるが、ロス監督は「ニューヨークの医師は85%から90%は治っていると言うんだが」とも伝えていた。 一般論として、プロ野球選手は「無理をするのも仕事のうち」と捉えている。90%まで回復したのなら、鈴木は試合に出たはずだ。まして、カブスは鈴木以外に目立った補強をしていない。 「球団はベースに滑り込んだ時に左手薬指を痛めたと説明していましたが、捻挫ではないのでは? 『骨は折れていない、靱帯も痛めた』と発表されましたが、90%治ったのは捻挫による内出血の方だけだと思われます」(前出・米国人ライター) 試合前、鈴木は左手薬指と中指をテーピングで固定していた。ランニング中は笑顔も見られ、左手以外は問題なさそうだったが…。 「復帰は6月下旬になりそう。復帰してすぐにバットで貢献しなければ」(現地関係者) 昨今、米国のメディアやファンにはこんな指摘もされているそうだ。 「昨年オフの米FA市場では、外野手の目玉選手はスターリング・マルテか、鈴木と言われていました。マルテは労使協定で交渉が長引くのを嫌い、早々にメッツと『4年総額7800万ドル』で契約しました。好打堅守の外野手は鈴木だけとなり、相場が一気に上がってしまいました」(前出・同) 鈴木の契約は、「5年総額8500万ドル」(約100億円)。高額契約者は結果を求められる。 米FA市場のライバルは好成績を収めている。侍ジャパンの前4番・筒香嘉智(ピッツバーグ・パイレーツ)も打撃不振に苦しんでおり、鈴木の復帰がさらに遅れることになれば、日本人選手の評価を下方修正しなければならないとの声も出ているそうだ。(スポーツライター・飯山満)※メジャーリーガーなどのカタカナ表記は「大リーグ選手名鑑2022」(廣済堂出版)参考にしました。
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スポーツ 2022年05月23日 11時00分
カブス・鈴木の三振激増、原因は審判? 大谷翔平も苦しんだ深刻な問題、本人は沈黙も打撃フォームに乱れか
鈴木誠也(シカゴ・カブス)は大丈夫か? 日本時間5月23日、カブスがアリゾナ・ダイヤモンドバックスに5対4で勝利した。鈴木は4打数1安打だった。 「低迷していた打撃も上向き状態にある」との声も聞かれたが、この日も“三振”を喫している。 第一打席は見逃し三振、7回裏に回ってきた第4打席では空振りの三振だった。こんなに三振の多いバッターではなかったはずだが…。 「直近の3試合だけでも、13打席で5三振をカウントしています。米メディア、ファンともに首を傾げています」(米国人ライター) ファンに疑問を抱かせているのは、審判団なのだ。 これは打撃不振に陥った原因でもある。鈴木が「ボール球だ」と思って見逃した投球が「ストライク」とコールされている。それに対し、多くのファンが「球審がおかしい」と言い、米メディアも映像を見せながら、「判定が厳しすぎる」と訴えているのだ。 この件について、鈴木は“ノーコメントの姿勢”を貫いているが、 「際どいコースがみんなストライクとコールされるので、ボール球にも手を出し、打撃フォームを崩してしまったんです」(前出・同) と、周囲も心配しているそうだ。 そう言えば、昨季、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平も“広すぎるストライク・ゾーン”に悩まされていた。真相は分からないが、「オレが新人を教育してやる」「メジャーリーグの厳しさを…」と“上から目線”でジャッジしようとする審判員もいるという。 日本のプロ野球解説者もこう続ける。 「メジャーリーグのストライク・ゾーンは、外角に広いとも言われています」 望まれるのは、鈴木が自信を持って見逃した投球が、球審も「ボール」と判定されるようになること。このギャップをどう埋めていくか、だ。 「鈴木は四球を選んだ時、相手捕手、球審の後ろを通って一塁に向かいます。年上の人の前を歩くのは失礼だとする日本のエチケットですよね。そういう配慮に感心したと伝える米メディアもありました」(現地関係者) だとすれば、“上から目線の審判”も鈴木に対する考え方を変えてくれるはず。 「カブスが浮上できるかどうかは、鈴木次第」(前出・同) カブスは前日の同カードでチームリーダー的な存在でもある捕手のウィルソン・コントレラスを故障で欠いている。こんな指摘も聞かれた。 「コントレラスとチームの契約は今季で終了します。彼は長期契約を熱望しており、資金面で苦しいカブスは引き止められないと見られていましたが…」(前出・米国人ライター) 残留交渉はまだ終わっていない。 しかし、チームは鈴木と5年総額8500万ドル(約94億円)の大型契約を結んでおり、「鈴木に大金を出したら、コントレラスを残留させる資金はない」の声と、「コントレラスにも出せるのでは?」と見る向きの両方があるという。 チームは目下、ナ・リーグ中部地区で同率3位。とは言っても、地区5チーム中3チームが勝率5割以下で、カブスも16勝24敗と苦しんでいる。浮上するには鈴木の復調が必須だが、リーダー退団となるのではあれば、鈴木が看板選手となる。いずれにせよ、“三振量産”の現状から早く抜け出さなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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