コロナ
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社会 2023年09月19日 18時00分
「おぐらが斬る!」新型コロナの3年間は、小中高校生をどう変えるのか?
新型コロナの流行は、世界中の人にさまざまな影響を与えたはずだ。日本でも仕事を失った人もいれば、離婚などをして家族を失った人もいる。子どもの場合を考えると、新型コロナで全国民が神経質になっているとき、明らかに異常な事態が起きていた。ひとつは「学校に来ないでください」であった。「お友だちと大きな声でしゃべらないでください」であった。「お外に出歩かないでください」であった。新型コロナに全国民が神経質になっていた時代に作られた、あるドラマではこういうシーンがあった。女の子の仲良し同級生2人、下校時もいつも2人一緒である。しかし2人はいつもマスクをしているため、お互いの顔を知らない。思い切って、マスクを外して顔を見せあっていると、通りがかりのお爺さんが「コラッ、マスクを外すな!」と追いかけてくる。その場面を同級生男子に目撃された仲良し女子は、そのことをネタにイジメの材料にされる・・・『あなたのブツが、ここに』というNHKドラマのワンシーンであったが、コロナに神経質になっている時代、マスクしていない子どもを怒鳴る大人は実際にいたし、電車で咳一つしようものなら、明らかに避けられるようなこともあった。ある中学生はこんなことを言っていたという。「いじめって本当にあるんですか? あまり学校に行っていないんで、いじめがどういうものかわかりません」「友だちって必要ですか? 同級生と喋っちゃいけないと言われてきて、友だちいないんですけど」新型コロナが流行った3年間は、子どもたちにとって「外で遊ぶな」「学校に行くな」「給食のときは喋るな」など、これまでと違うことを大人から教えられてきたわけだ。2022年の夏、熱中症対策と子どもの心の発達への影響を危惧する点から、他者との距離を保てる場合や運動時にはマスクを外す指導が行われるようになる。しかしこれまで「マスクは顔のパンツ。パンツを外して人前に出るのは恥ずかしいこと」と、教えられてきた子ども達には、大きな抵抗があったという。当時の中学生や高校生は、3年間という期間、行事も中止になりロクに友人同士遊べなかった人がたくさんいた。それらの人たちが新型コロナ騒動から、どんな心理的影響を受けたかについてはまだよくわかっていない。しかし何らかの影響は与えていることであろう。やがて、かれらが成人して働きだしたとき、「新型コロナ世代」などと言われるようになるのだろうか。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年09月15日 19時01分
「おぐらが斬る!」コロナ第9波 インフルと同時流行 悠仁親王も感染
ついに新型コロナが第9波に突入したようだ。これまでの新型コロナとの違いは、インフルエンザと同時流行していることである。皆さんご存じのように、新型コロナが流行りだしてから、インフルエンザはパタリと流行をやめた。これを「ウイルス干渉」といい、ウイルス同士が宿主の奪い合いをして、勝った方が流行し、負けたほうは流行しない。しかし今回は例外のようだ。「日本学校保健会」の発表によると、全国の新型コロナによる学級閉鎖は9月1日で207クラスだったのが、9月14日には757クラスに。インフルエンザによる学級閉鎖は9月1日42クラスが、9月14日には446クラスに激増している。インフルエンザに関しては、まさに10倍以上だ。インフルエンザは通常冬に流行するが、今回の流行は季節外れで、この時期としては過去最多報告数となっているらしい。風邪にせよインフルエンザにせよ、「冬に流行るもの」と考えられていたが、これからは、「風邪もインフルエンザも一年中流行る」と考えておいた方がいいのかも知れない。いま流行っている新型コロナは、オミクロン株から派生した変異株「EG.5(通称・エリス)」が主流となりつつあるという。国内ではさらに、新たな変異株「BA.2.86系統(通称・ピロラ)」も初めて確認された。おそらく今後もどんどん新しい変異株が生まれてくるのだろう。「エリス」だの「ピロラ」だのと名まえはかわいいのだが、症状はどうなのだろうか?新型コロナ「エリス」は、過去に複数回ワクチンを接種したり、感染をした人の症状はかなり軽く、風邪や花粉症のような感じだそうだ。しかしこれまで一度も感染したことがない人が初感染した場合の症状は、比較的重く喉の痛み、頭痛、関節痛、高熱、せきなどの症状や、味覚障害・嗅覚障害の後遺症が出る場合もあるという。この「エリス」はこれまでのコロナより感染力が強く、重症化率はまだよくわかっていないが、高い可能性があるそうなので油断は禁物だ。新型コロナにせよインフルエンザにせよ、予防法はワクチン接種以外では手洗いやマスクなど共通しているので、我々にできることは、せいぜいこまめにアルコール消毒など予防をしっかりとすることだ。いま周囲の大人が、もっとも感染に気を使っているであろう高校生、次期天皇の悠仁親王も、新型コロナに感染した。つまりどんなに気を付けていたとしても、例え若くても感染する可能性があるということだ。とすると、予防は当たり前として、睡眠は栄養などにも気を付けて免疫力をあげ、万が一感染しても、無症状や軽症ですむようにするしかない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年08月31日 17時00分
谷原章介「感染対策で免疫落ちたと言われました」発言で疑問の声「非科学的過ぎ」指摘も
谷原章介が、31日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演。新型コロナの感染増加について語り、話題となっている。 この日番組で取り上げられたのが、夏休みが明け、新学期がスタートした学校で、全国156クラスが学級閉鎖しているという話題。専門家によると、原因は猛暑によるインフルエンザと新型コロナの感染増加だという。しかも、それは感染力がやや強い新たな変異株「エリス」とのこと。 これを受けて、谷原は「コロナだけではなくて、インフルも含めてそれだけ今流行しているんでしょうね。皆さん、免疫が落ちた影響もあるかもしれませんね」とコメント。続いて、学級閉鎖が一番多い都道府県や、変異株「エリス」について解説された。 >>『めざまし8』谷原章介、アナウンサーをガン睨み?「顔怖すぎ、恐怖映像」ミスに厳しくドン引きの声も<< 続けて谷原は、ジャーナリストの岩田明子氏に質問する形で「感染対策すごくやったことで免疫が落ちたと言われました。これはあくまでも今回コロナの流行、新型コロナの流行を含めて、徐々にまた、免疫を獲得して行くことになるんですかね?」 岩田氏は「そうだと思うんですけど」としながら、「場合によってはワクチンを打ったり発熱があったり、喉が痛いとなったら外出は控えるとか、コロナの間に私たちが学んだことというのは、今後もレッスンとして続けて行かなければいけない」と答えていた。 谷原が繰り返して「免疫が落ちた」という私見に、ネットでは「何かと免疫が落ちたせいにしたがってる態度が非科学的過ぎ」「感染対策そのものを否定してるのか?」といった意見の他、「感染対策で免疫が下がったのが悪影響を及ぼしてるんだという風にコメンテーターに言わせたい欲がすごい」「医学の専門でもない奴にコメントさせるな」などツッコミが。 さらには「毎日マスクすらせず飛沫を吐き散らかし、リモートできるのに不要にスタジオまで移動してきている谷原さんたちが感染対策やりすぎて免疫ガー!と申しております」など様々な意見が寄せられている。
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社会 2023年07月12日 22時01分
「おぐらが斬る!」風邪やインフルエンザにかかりやすい人・かかりにくい人
新型コロナ流行から3年半、筆者の場合これまでインフルエンザはもちろん、一度も風邪をひかなかった。周囲の人に聞くと、同じように風邪1つひかない人が何人もいたのだが、コロナ流行以前は、普通に風邪をひいていたという。では、コロナ以前との違いはというと、やはり手指のアルコール消毒やマスク、ワクチンの有無であろう。それともう一つ【実は感染していたが症状が出なかった】というもの。厚労省の発表によると、インフルエンザの場合、感染者は毎年1千万人、10人に1人がかかっているという。しかし現実的に周囲を見回してみてもそれほどいるとは思えない。どうやら感染しても症状が出ない無症状患者が、相当数いるようなのだ。一度もインフルエンザにかかったことがないと豪語する人もいるが、ある医師によると、実は風邪と勘違いしているか、無症状で済んでしまっているかだという。新型コロナの場合、無症状患者の割合は、研究報告によってバラバラで20~40%と推定されている。なんにせよ相当数の無症状患者がいるわけだ。「コロナにかからなかった」という人も、実は無症状だったという人がかなりいるのだろう。ではどういう人が、新型コロナ(風邪)やインフルエンザにかかりやすいのだろう。これは高齢者や持病がある人、幼児(なぜか新型コロナは子どもにはかかりにくかったが)など、免疫力が低い人がかかりやすい。免疫力が高ければ、例えかかったとしても無症状か軽い症状ですむ。よく「バカは風邪ひかない」というが、風邪やインフルエンザのウィルスは、手洗いなどをうっかり忘れるような人や、手指のアルコール消毒を面倒くさがってしない人は、ウィルスは手を通して体内に侵入することが多いことから、風邪をひきやすいといえる。ちなみに手洗いと同時に「うがい」がすすめられているが、京都大学の川村孝教授(公衆衛生学)らが2005年に発表した論文によると、うがい薬を使うよりも水うがいの方が風邪にかかりにくいという報告があり、うがい薬の効果を疑問視する医師もいる。新型コロナウイルスの感染法上の分類が「5類」に移行し、コロナ以前の日常に戻りつつあるいま、日本医師会は「沖縄をはじめ、全国で感染者数が増えていることから、第9波と判断するのが妥当」とし、その一方で後藤新型コロナ対策相は7日「新型コロナウイルスの現在の感染状況は第9波に入っていない」との認識を示した。医師会と政府とで意見が割れているわけだが、どちらにせよ新型コロナが無くなったわけではない。だが、世の中の病気は、新型コロナだけではない。夏風邪やインフルエンザも流行り出しているという。これらの予防法は共通している。バランスのとれた食事、十分な睡眠、適度な運動、強いストレスを避け、免疫力を上げ、風邪やインフルエンザにかかりにくい体質を作ることだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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社会 2023年04月27日 22時01分
「おぐらが斬る!」浮気・不倫が急増中 増加にコロナが関係している?
いま離婚コンサルタントの池内ひろ美氏の『妻の浮気 男が知らない13の事情』(新潮社)という本を読み返しているのです。 いろいろな浮気をする妻をレポートしたもので、それぞれにおもしろいワケです。そこで、筆者も人妻を中心に浮気について、いろいろ調べてみました。米国では1948年『キンゼー研究所』が調べた結果だと、当時の若い人妻のうち8%が、夫以外の恋人がいて、35歳には20%に達するということを発表しています。1980年、米国の『コスモポリタン』という雑誌によると、34歳までの人妻のうち、50%が夫以外の男性と肉体関係を持っていたという報告があります。 時代の差でしょうか、48年のキンゼー研究所と80年のコスモポリタンとではずいぶん差がありますね。日本ではどうでしょう?総合探偵社の株式会社MRが、2016年に浮気・不倫についてのアンケート調査をしており、既婚女性2162人のうち26%にあたる556名が経験ありとのこと。一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターの『ジャパンセックスサーベイ2020』によると、2017年の調査で浮気・不倫経験があると答えた男性は37.0%、女性は24.4%。それが2020年の調査では、男性67.9%、女性46.3%と大きく大激増。なんと男性は7割弱、女性は半数近くと激増しているとはちょっと驚きです。2020年に何があったかというと、新型コロナの流行が始まった年。この調査は、2020年2月21日~24日で、この頃はトイレットペーパーが無くなるといったデマが起こるほど、不安感が強かった時代。その不安感から日本の男女はいっせいにお盛んになったのでしょうか?とはいえコロナ禍になったとたん、それまで減少していた梅毒患者が急増したこともありますし、まったく関係がないとも言い難いですね。一般には、いまやほとんどの人がスマホを持ち、出会い系アプリの利用する人が増えたこと。SNSの普及で、これまで以上に気軽に出会えたり、人を呼び出しやすくなっていることや、ここ数年で不倫への壁が低くなってきているのも、不倫が増えている理由と言われています。不倫は法律で禁止されているわけではありませんが、もしバレたら家族を巻き込む大問題になりかねません。不倫する前にそのことをよくよく考えてほしいものです。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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