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その他 2013年06月10日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(57)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『百年法』(上・下)(山田宗樹/角川書店 1890円) 老いない人間はいない。死なない人間もいない。しかし、それを仕方のないこと、と平常心を保って受け入れることができる人はあまり多くないだろう。 本作『百年法』は今年4月に第66回日本推理作家協会賞を得たSF大作である。まさしく不老不死をテーマにしている。物語は2048年から始まる。舞台となるのは日本共和国だ。実際の今現在の日本と似ているようで異なる架空の設定である。アメリカで優れた研究者の尽力によりヒト不老化ウイルス=HAVが誕生したのは20世紀のこと。このウイルスを接種する技術=HAVIが開発されたが、接種後百年経った者は国によって安楽死の処置を受けなければいけないという生存制限法、いわゆる百年法が成立した。日本共和国はHAVIと百年法の両方をアメリカから導入した。2048年、百年法がいよいよ初めて施行されることになった。しかし、いざそうなると、安楽死なんてとんでもない、もっと生きていたいと国民の圧倒的多数が思う。国は混乱の一途をたどっていくが…。 登場人物たちは死というものについて真剣に悩むことになる。不老不死は本当に理想的な状態なのか、老いて死を迎えることの方が自然にかなったことではないか、と思う者も出てくる。現実離れしている設定ながら、実は現実の私たちに哲学的命題を問うてくる深い小説である。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『中高年正社員が危ない』(鈴木剛/小学館・735円) 「追い出し部屋」や、「業務改善計画」の名のもとに行われている解雇など、中高年を中心とした正社員の雇用が揺れている。高止まりしている自殺者の数も、これらの不安定化と無関係ではない。雇用危機に直面している社員の実態をリポートした衝撃の1冊!◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 奇数月に発売されるペット誌『Shi-Ba』(辰巳出版/980円)は、柴犬だけを取り上げた日本で唯一の専門誌。最も犬らしい犬として多くの日本人に愛される柴犬を、数多くの実例をもとに紹介している。「柴犬の中年力」と題された記事では、熟年に達した犬ならではの行動や魅力を分析し、同類他誌にはない切り口で記事を作成していて個性的だ。 他にも、妙にきれい好きなところが日本人に好まれる柴犬の生態であると解説したり、犬の視点で考える大胆な家のリフォーム論など、従来のペット愛玩誌にとらわれない斬新なアイデアが面白い。 圧倒的な飼育頭数を誇るといわれる生粋の日本犬・柴は、確かに町を歩いていてもよく目にする。また、熟年夫婦がペット同伴で旅行に出掛けるときに、お伴として同行することが多いのも柴犬らしい。 誌面いっぱいに満載の、いかにも従順で賢そうな姿に癒されること間違いなし。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2013年06月10日 11時45分
AKB48総選挙で指原莉乃1位、アキバでは早くも「サシコミクス」への期待爆発
アイドルグループ・AKB48のシングルCD出演メンバーを選出する第5回「選抜総選挙」イベントが9日、神奈川・日産スタジアムで開催された。イベントの模様はテレビ地上派で生中継され、YouTubeの「AKB48 Official Channel!」や姉妹グループのモバイルサイトらでライブ配信された。また、東京・秋葉原のAKB48カフェでも店内モニターで生中継が行われ、カフェの店舗外壁に設置された特大モニターにも模様が映され、多くのファンが集まった。 先月22日に発表された開票速報では、博多を拠点に活動するHKT48の“さしこ”こと指原莉乃が1位で、過去2回1位に輝いているAKB48の大島優子は3位。速報2位は前回の総選挙で大躍進を果たしたAKB48の渡辺麻友。AKB48カフェの前に集まったファンの多くは、速報1位の指原にも注目していたが、最終1位は大島と渡辺の争いになると予想していたようだ。4位として、柏木由紀(AKB48)の名前がスクリーンの中でコールされると、「ここまでは順当、こっから本番!」などの声が上がり。ベスト3発表への期待が高まった。渡辺が3位として、大島が2位としてコールされると、「まじで!?」「やばい!」などの声に包まれ、1位の発表前にカフェ前が騒然となった。指原1位が発表されると、「さしこ、来たー!」の歓声があがった。 64位から1位までの発表終了後、カフェの前で話を聞いた。10代後半の男性(学生)は、指原1位に「衝撃です!」と興奮気味。「速報では1位でしたが、まさか本当に1位になるとは思っていませんでした。1位は(大島)優子だと思っていました。今年の選挙は涙が出ません(笑)」という。20代前半の男性(学生)は、「さしこが1位になって、AKBのあり方が180度変わるかもしれません。さしこの他にも、らぶたん(=43位のHKT48多田愛佳)も頑張ったし、HKTメンバーは合計で6人が入りました。その中に、研究生が2人も入っています!」と喜びを隠せない様子。 20代後半の女性(会社員)は、「さしこは、スキャンダルでAKB48からHKT48へ移籍したのですが、博多でさしこにファンが付いたじゃないですか。世間の人が思っているよりも、ファンは温かいんだなと思いました」と嬉しそうに語った。20代前半男性(会社員)は、「総監督(=8位の高橋みなみ)の神セブン(=上位7名のこと、AKB48総選挙では慣例的に上位7名までが重要視される)落ちはショックでしたが、神セブン崩しという意味なら、SKE48の松井珠理奈と松井玲奈が7位までに食い込みました。しかも、SKEは、この2人の他に16位以内にもう一人入っています(須田亜香里が16位)。支店(=「本店」としてのAKB48に対し、SKE48、NMB48、HKT48ら姉妹グループを呼ぶ際のファンの呼び名)ではメンバーが大量に辞めたのですが、それでも、SKEも、HKTも、NMBも、エースだけじゃなく、エースに続く人達がたくさん入っています。さしこが1位になったし、これからは、支店の時代が来ますよ!」と誇らしげに語った。 1位の発表が終わっても、AKB48カフェの前では人だかりがなくならず、日刊スポーツの「指原驚き・初女王」の号外がばらまかれると、一帯が、一時騒然となった。「何? 号外?」「何かあったの? 政権交代?」「さしこ? 女王? ほんとだ、『女王』って書いてある!」「さしこの時代! サシコミクス!」などの声が飛び交い、数人が声を揃えて「さしこは、日本で、一番です!」と歓声をあげた。(文・取材・写真=竹内みちまろ)
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芸能 2013年06月10日 11時45分
人生のハンドルを一番大きくきったタイミングとは… キングコングの西野亮廣インタビュー
2008年にお笑いコンビ、キングコングの西野亮廣が脚本・演出を手掛けた舞台「ドーナッツ博士とGOGOピクニック」がリメイク、今回は演出を俳優、作家、演出家として活躍する後藤ひろひとが担当することになった。 そもそも、二人が出会ったのは、まだまだ西野が芸人として駆け出しのころ。芸人として駆け出しの西野が出演していたテレビ番組に後藤が構成作家としてかかわっていたのが後藤であった。まだまだメジャーになっていなかった西野の印象を後藤が語る。 「その番組は芸人が自分でコントを作るものでした。あっくん(西野)は自分のが書けたら、“これ、どうですか!”ってよく持ってきたり、飲んでいる席で、“こんなのをやりたいんです”と語ったり。そういうことをしてくるのは彼だけでしたね。ただ、当時はすぐに“う●こ”とか“お●っこ”とかそんなのばっかりなんですよ(笑)。そういうのはなしでって言うと、“わかりました”とは言うんですけど、また同じように感じのをもってくるんです(笑)」 その後、西野は売れっ子芸人へと成長していく。ただ、売れることによって、悩みも生まれてくるようになった。そんな時に、後藤の舞台『ひーはー』を見て衝撃を受ける。西野は当時を振り返る。 「それまでは、テレビに出る人気モノになりたいくて、レギュラー番組がたくさんあるのがステータスだと思ってたんです。自分が全然興味ない番組もでていました。ただ、なんか退屈だなって思うようになった頃でもありましたね。そんな時に後藤さんの舞台『ひーはー』を見て、もう、うわ〜ってなっちゃって。こういうのを作りたいと思ったんです。そこで、観た翌日には、相方の梶原とマネージャーを集めて、“もう、好きなことしかしない!”と宣言したんです(笑)。この時が、自分の人生のハンドルを一番大きくきったタイミングだったと思います」 相方の梶原も、この西野の宣言に驚きながらも、「別にいいんちゃう」と了承。さっそく西野は『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』を書き上げ、2008年に公演を行った。しかし、その時は脚本を書き上げてから、公演まで1か月半程度しか時間がなく、駆け足のスケジュール。そこで、改めてもう一度、公演をしてみたいと考えた西野は、今回、自身の人生を大きく変えた後藤に演出をお願いすることになった。そして、西野は今回の『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』を、「ただただ、面白い舞台」と語る。 「『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』は、ぜひ、ちびっこにも来て欲しいんですよ。わかりやすい舞台なんで。笑って“面白かった!”と思ってもらえる舞台です。親子とかで見に来てくれたらうれしいなあ。あとは後輩の芸人にも見て欲しいです。僕は『ヒーハー』の舞台を見て、大きくハンドルをきったんで、この舞台を見て、僕と同じように大きくハンドルをきる芸人が出てきたらうれしいし、おもしろいですよね」 舞台『ドーナッツ博士とGOGOピクニック』は、8月21日〜29日に東京・紀伊国屋サザンシアターで、9月13日〜15日には大阪・シアタードラマシティで上演。
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芸能 2013年06月10日 11時45分
深田恭子と真矢みきがヒロインリレー
『名もなき毒』(TBS系ドラマ、7月8日スタート)で、女優の深田恭子が1〜5話、真矢みきが6〜11話(8月12日〜)のバトンリレーでヒロインを務めることがわかった。 同作の原作は宮部みゆき。競演は、平幹二朗、室井滋、南沢奈央、国仲涼子など。
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芸能 2013年06月10日 11時45分
少女時代 ワールドツアーがスタート
韓国のガールズグループ、少女時代の初の単独ワールドツアーが9日にソウルオリンピック公園体操競技場でスタートした。韓国公演は前日8日から2日間連続で行い、計2万人を動員。7月20、21日の台湾公演のほか、アジア、米国など主要都市で開催を予定している。
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トレンド 2013年06月10日 11時45分
現役中学生グラドル渡部美咲 新作でバリ島を堪能
グラビアアイドルの渡部美咲が9日、新作DVD発売記念イベントを秋葉原・ソフマップアミューズメント館で行った。 2枚目のDVDとなる『青春日記』は、1月にバリ島で撮影。初の海外での撮影となる渡部は、「おいしいものを沢山食べました。あと、ドリアンも食べました。結構キツかったです(笑)」と思い出を語った。 DVDでは現役の中学生らしく、スク水を披露。そのことに関して渡部は、「スク水は見所なんですが、なぜかプールではなく、ゴーグルをつけてラジオ体操をしてるんです(笑)」と謎のシーンだったとコメント。ほかにもコスプレに挑戦しているとのことで、「初めてナース服をきました。なんか幼稚園時代のお医者さんゴッコを思いだしました(笑)」と答えた。 ちなみに、自身お気に入りのシーンは、プールとのことで、「花柄の水着でプールに入って、泳いだのは楽しかったです」と回答。グラビアでの楽しさも強く感じたようで、「今後も、いろんな誌面で活躍したいです」と希望を語った。(雅楽次郎)渡部美咲(わたべ みさき)1996年7月30日生まれ
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トレンド 2013年06月10日 11時45分
グラビアアイドル大貫彩香 撮影で水着のヒモが切れる!
9日、グラビアアイドルの大貫彩香が、秋葉原・ソフマップアミューズメント館で新作DVDの発売記念イベントを行った。 2枚目のDVDとなる、『さっちょと一緒』は3月にサイパンで撮影。現地での感想について大貫は、「1枚目よりもだいぶ楽しくやれたと思います、はしゃいだ感じで自分が出ていると思います」と語った。また、撮影中には水着のヒモが切れるアクシデントもあったとのことで、「ポロリにはならなかったんですけど、駆けつけた女性スタッフさんに助けてもらいました(笑)」と回想した。 今回のDVDではコスプレにも初挑戦したとのことで、自分のナース姿を、「なんかファーストにはない、大人っぽい自分が時々出ています」とコメント。オススメシーンはお風呂とのことで大貫は、「私が(視聴者と)イチャイチャしている感じになっています」とアピール。他にも、得意のバドミントンを披露しているとのことで、「ガチのバドミントンに注目して欲しいです(笑)」と答えた。(雅楽次郎)大貫彩香(おおぬき さやか)1992年10月1日生まれ身長 157センチB85/W58/H85
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レジャー 2013年06月10日 11時45分
【ドラマティックレビュー:エプソムC】東京1800mクリアで秋天も視野! 秋のクラレントに期待
ラジオNIKKEI賞が「残念ダービー」と呼ばれるように、「残念安田記念」とも言えるエプソムCを制したのは4番人気のクラレント。東京コースの相性も良く安田記念に出たらチャンスがありそうだったが残念ながら除外で出走できず。今回はマイルから1ハロン伸びてどうかというところだったが、距離もOK、2番手からの競馬でも問題無し。東京1800mがクリアできたなら毎日王冠、そこでも好走できれば天皇賞・秋とレースの選択肢が増えたのは大きい。春の大一番に臨むことはできなかったが、今が楽しくなりそうな一戦となった。 岩田騎手はレース後に「GI級の能力がある」と賞賛したが、それならばハナ差の2着、ジャスタウェイもGI級か。出遅れがなければ、そして仕掛けどころのタイミングがハマればという惜しいレースだった。ジャスタウェイは昨年の毎日王冠は3着、天皇賞は0.6秒差の5着とこちらも東京は得意。まだまだ成長が見込める4歳馬なら今年もチャンスはあるはずだ。この春GIの出走がなかった両馬だが、順調に夏を越し、秋の大舞台での活躍を期待したい。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。
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社会 2013年06月10日 11時45分
作曲家・小林亜星さんの息子で元俳優の男が女子高生とエッチして逮捕される
青森県警弘前署は6月6日、女子高生にみだらな行為をしたとして、県青少年健全育成条例違反の疑いで、自称作家・小林朝夫容疑者(52=山梨県北杜市高根町長沢)を逮捕した。小林容疑者の父は作曲家の小林亜星さん。 逮捕容疑は4月22日午前7時半頃から9時半頃の間、青森県弘前市内のアパートで、同県内に住む女子高生が18歳未満と知りながら、みだらな行為をした疑い。 同署によると、2人はインターネットの情報サイトで知り合ったという。女子高生が同署に被害届を出し、発覚した。 同署は7日、青森地検弘前支部に身柄を送り、弘前市にアパートを借りていた理由や動機などを追及している。 小林容疑者は明治大学入学後、劇団ひまわりに入団。父のコネで芸能界入りし、80年4月に公開され、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した東宝映画「影武者」(黒澤明監督)で、俳優デビュー。 81年2月からは、「太陽戦隊サンバルカン」(テレビ朝日)に豹朝夫役でレギュラー出演。その他、「幕末青春グラフティ 坂本竜馬」(日本テレビ)、「ふぞろいの林檎たち」(TBS)、「無邪気な関係」(TBS)などのドラマにも出演した。 86年頃まではタレント活動をしていたが、俳優を廃業し、塾講師に転身。予備校や進学塾などで講師を務め、「国語の神様」と呼ばれたこともある。 最近では危機管理・教育アドバイザーとして、講演活動などもしていた。著書に「国語の神様 バカを一喝!」「自分の子どもを有名中学に合格させる法」「合格の鉄則」「本当は恐ろしい漢字」などがある。(蔵元英二)
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スポーツ 2013年06月10日 11時00分
猛虎・阪神が握る 巨人・原監督のクビ! 〜Gナインの心はすでに松井監督にシフトのベンチ裏〜(1)
笛吹けど踊らず、とはこのことだろう。巨人は松井秀喜氏の引退式&長嶋茂雄氏とのW国民栄誉賞授与式の日、両名の御前試合に勝利して以降、大きく負け越し。その間、勝ち星を積み重ねたライバル阪神についに追い抜かれ、首位を明け渡してしまった。 しかし、渡辺恒雄球団会長の怒りは、すでにその1週間も前に沸点に達していたようだ。 「俺はもう(5月30日の誕生日で)87歳でね。先がないんだよ。巨人は永久でなきゃいかん。だけど今日の試合は何だ。なってねえよ、打てねえよ、全然」 こう取材陣に怒りの声を上げたのは、4安打完封負けを喫した5月28日のソフトバンク戦だった。このとき、背後から虎の足音が急速に聞こえてきていたこともあり、「(阪神に)負けんじゃねえか、巨人は」と、言わずもがなの一言。老会長の目には、今の原巨人はチームのテイをなしていないと映ったのだろう。 渡辺会長が“阪神優勝”を暗示したことで、巨人ナインの原監督離れも一気に加速。原巨人の頭脳部分は橋上秀樹戦略コーチが担っており、実働部隊を仕切るのは主将の阿部慎之助。両者は安田学園高校(東京)の先輩後輩にあたり、その絆は原監督の入り込める余地はないほど強い。 「これは開幕前から危惧されていたことなのですが、今の巨人は二分されています。一つは原監督が指揮する若手中心のグループ。もうひとつはWBCに参戦した阿部を中心とする主力勢で、昨季の日本一に貢献し、WBCにも貸し出された橋上戦略コーチを中心とした偵察部隊も含まれます。阿部と橋上コーチは侍ジャパンの監督を務めた山本浩二氏とも連携しており、もし仮に松井が来季助監督で復帰した場合、原監督の続投ではなく、松井監督へのつなぎとして山本氏を暫定監督に担ごうと描いていた。だから諸々のことを山本氏に相談しているのでしょうが、その山本氏の盟友で兄貴格なのが楽天の星野仙一監督。ある意味、原監督とも親しく、山本氏を通して阿部らの考えがわかる星野氏は、一番の巨人事情通といえます」(在京スポーツ紙記者) 特筆すべきは、その星野氏が『今季は阪神が逆転する』と読み解いていること。その延長線上に見えてくるのが、原監督勇退、松井氏監督就任のシナリオだ。 渡辺会長の「(阪神に)負けんじゃねえか」発言の翌日(29日)、星野監督も巨人、阪神の首位争いについて触れ、「阪神が逆転するやろ。理由は勢い。巨人は開幕の連勝で作った貯金で飯を食っているだけ」と歯切れよく話し、阪神優勝を予言した。交流戦真っただ中、スコアラー陣はセ・リーグ各球団を集中的に分析しており、その報告と山本氏からの情報も加味して、阪神優勝を結論付けたのだ。 球界に広い人脈を持つ星野監督のもとには、毎日のように情報が届く。巨人OBの解説者からもしかりで、「巨人ナインは原監督の今季限りを察知しており、松井監督に気持ちがシフトしている」といったナマの情報も届いているという。 「現在の巨人で原監督と心中してもいい、と思っている主力選手はまずいない。開幕前に代理主将を託された高橋由伸と甥っ子の菅野ぐらいのものでしょう。主将の阿部と共に侍ジャパンで戦った坂本、長野、内海、杉内、山口、澤村ら、ほとんどが団結して松井支援に回っている。渡辺会長は松井へ入閣要請したことを認めた上で『即、監督はない』と否定していますが、これを額面通りに受け取っている選手はいない。巨人のベンチ裏では、今シーズンで監督通算10年を終える原監督は一丁上がり、来季は松井監督のもとで“新生ジャイアンツ”が決定事項のように伝わっている。これではチームが一枚岩といかないのも当然。優勝など無理でしょう」(巨人OBの野球解説者) もっとも原監督と親しい放送関係者によれば、原監督も足早な松井政権への流れは察知しており、同じ辞めるなら優勝して自らの意思で勇退の道を選ぶ考えだという。が、松井サイドから見れば、これほどはた迷惑な話はない。2年連続日本一となり、そのままバトンを渡されては優勝して当然、逃せば監督手腕を問われる。それよりは阪神に逆転優勝され、悔しさの中で引き継いだ方が始動しやすいからである。
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