「視聴率の割に番組制作費が高すぎる。2人のギャラは出演料&企画料込みで計700万円。一本当たりの番組制作費が約3000万円〜。しかも、あの番組はスタッフがとんねるずの意のままにされ、制作費をコントロールできない状態。この不況時にもかかわらず、海外ロケが多いのは石橋の希望だったり、木梨の都合に合わせたもの。百歩譲って視聴率が取れていれば何の文句も言われないが…。ここ最近、視聴率20%超えは夢のまた夢状態だ。あと、ここだけの話、放送作家として名前が羅列されている秋元康のギャラも破格なんですよ」(番組関係者)
次に打ち切り&リストラ候補として名前が挙がったのが、SMAPの5人。
「とにかく制作費が高すぎる。バラエティー番組の常識を超えている。今は平均で視聴率10〜12%前後。しかも、SMAPはここ数年、毎年のように解散説が流れている。昨年6月の人事で編成制作局長に『SMAP×SMAP』を立ち上げたA氏を大抜擢した。彼はジャニーズにも通じており、今回の幕引き役と見られている。バーター案が『笑っていいとも!』の後番組の司会者枠です。リーダーの中居正広を起用し、何とかまとめようと画策しているわけです」(事情通)
もちろん、バラエティー以外の番組も聖域はない。14年目にして打ち切り指定番組に名指しされたのが、『とくダネ!』。
司会を務める小倉智昭(66)と菊川怜(35)がワンセットでリストラ候補になっているという。
「理由はやっぱりMCのギャラと世代交代。ちなみに、小倉は一本当たり160万円。菊川は100万円。打ち切り情報を察知した小倉は最近、番組の視聴率が上向いていることをアピールしながらギャラの値下げを局に打診したそうです。しかし、今回はギャラ以外にも世代交代と局アナの育成という目的がある。後枠は局の女子アナを中心に番組を展開していく」(制作スタッフ)
そして、報道系からは『FNNスーパーニュース』でキャスターを務める安藤優子(55)。
「正直、安藤の話芸は申し分ないが、『もうそろそろ』の声が大勢を占めている。ギャラは1本あたり150万円と適正価格だが、やはりマンネリ感は否めない。東京五輪に備え若手女子アナをもっと重用したい。当初、安藤には番組のご意見番という方針もあったが、今回は全てを刷新しようと大英断を下すことになりそうだ」(報道局事情通)
各番組でリストラ候補に挙がった芸能人やフリーの面々は徹底攻戦の構え。タモリという人柱はどこまで効力を発揮するか。