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美奈子第2弾著書「母親失格〜」出版も全く話題にならず “二匹目のどじょう”は夢物語に終わりそうな気配

 ビッグダディこと林下清志さん(48)の元妻でタレントの美奈子(30)が、11月20日、2作目の著書となる「母親失格〜それでも、子どもが強く明るく育つ理由」(朝日新聞出版/定価1365円=税込)を出版したが、ハッキリいって全く話題にもなっていない。

 「母親失格〜」は「親子という名 の“上下関係”なんていらない!」「美奈子流わが家のルール」「“昔のあたし”へ 健康な育児のすすめ」などについて書き下ろされており、子育て中の主婦やシングルマザーをターゲットにしたようだ。

 思えば、美奈子が自叙伝「ハダカの美奈子」(講談社)を出版したのは、わずか7カ月前の5月1日。同書は発売前から予約が殺到するなど、空前のベストセラーとなり、24万部を超えた。

 それをきっかけにして、美奈子は7月に芸能事務所と契約し、タレントに転身。当初は話題性もあって、テレビ出演も多かった。しかし、出演機会はジリジリ減少。10月20日にフジテレビが放送した「全力教室」は、美奈子のピン企画となったが、視聴率は5.7%(関東地区)しか獲れず。その後、テレビ局のオファーはめっきり減って、最近ではイベント出演が主な活動になっている。

 そんな折り、11月9日には映画「ハダカの美奈子」(中島知子主演)が公開された。映画に便乗する形で、文庫「ハダカの美奈子 小説版」(竹書房/10月24日発刊)、コミック「ハダカの美奈子」(秋田書店/11月8日発刊)も刊行されたが、映画も本も話題になったとはいいがたかった。

 「ハダカの美奈子」は発行からしばらく、Amazonや楽天ブックスの売れ筋ランキングの上位を占めていたが、「母親失格〜」はランキングに、かすりもしていない。それどころか、発行から、まだ1週間しか経っていないのに、Amazonでは中古本で早くも原価割れするありさまだ。失礼ながら、“二匹目のどじょう”は夢物語に終わりそうな気配である。
(坂本太郎)

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