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ロザンが全国の中学生と被災地の「いま」を伝える

 お笑いコンビ「ロザン」の菅広文と宇治原史規が25日、都内で開催された、「スマイルとうほくプロジェクト」の「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」記者発表会に出席し、意気込みを語った。

 「スマイルとうほくプロジェクト」は、東北に笑顔を広げ、その笑顔を全国に届けるプロジェクト。2011年5月に、東日本大震災の影響や東京電力の福島第1原子力発電所の事故らで傷ついた福島の人々に笑顔と元気を届ける「スマイルふくしま」の活動が福島県でスタート。2012年には「スマイルいわて」と「スマイルみやぎ」が誕生し、3県にまたがる合同プロジェクト「スマイルとうほく」へ発展。

 「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」では、2013年5月から2014年1月にかけて、福島・宮城・岩手を除く全国44都道府県の中学生たちが3県を訪れ、現地に住み暮らす人々から話を聞くなどの取材を行う。ロザンとフォトジャーナリストの安田菜津紀氏が、中学生たちのナビゲーター役を務める。中学生たちの活躍は、被災地の情報を地元だけではなく全国に伝えるという趣旨のもと、福島民報・河北新報・岩手日報に加え、全国の地方紙で紹介される。

 ナビゲーターの大役を背負ったロザン。準備のために4月21日に宮城県石巻市を訪れたエピソードを語った。震災後、2人が被災地へ行くのは初めてで、宇治原は、現地の人々から街に子どもが少ないことを聞いたエピソードを紹介。「学校自体が始まっていないので、子どもたちが戻ってきていない」と現地の状況を説明した。現地で生きる人々から話を聞くうちに、「復興とは元に戻すことなのか、さらによりよい街作りをすることが本当の復興なのでは」などと考えたという。「細かな問題点もたくさんあると思います。そういったことも、これから聞いていきたい」と、中学生たちと進める取材の展望を語った。

 また、被災地といってもいろいろな場所、いろいろな状況があるが、宇治原は、街の様子は、震災直後にニュースで見たような状態ではなかったことを紹介した。そのため、「想像力を働かせないと、ここで何が起こったのかがわからないような状況になってきています」と語った。「中学生の皆さんには、逆に、自分の目で見て頂いて考えることができるのかなと思います」「東北で勉強させてもらったことで、自分たちの今の生活のことを、もう一度、考えられたらいいなと思います」と、意気込みを語った。(竹内みちまろ)

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