「4月8日の回は13.7%と少し持ち直しましたがね。最近の松ケンは、視聴率を聞かされるたびに口数が減っています。子供が生まれた嬉しさも、どこかへふっ飛んじゃったみたいです。収録現場の雰囲気も、だんだん重く暗くなってきています」(芸能関係者)
放送スタート直後から「画像が汚ない」という声が多かったが、これは、演出家がリアリティーを追求した故。
「実際、当時の風俗はキレイなものではないので、いまから演出を変えるのは無理。よって、脚本をいじっていますが、脚本を直すと今度は撮影が進まない。出演者たちが脚本を覚えてきても急な変更があると一から覚え直さなければなりませんから、時間がかかって仕方ないんです」(制作スタッフ)
局内上層部も混乱しているという。
「もし、低視聴率が原因で大河ドラマが打ち切りになったら前代未聞だし、そんなことは絶対にできないことはわかっています。ただ、視聴率が10%を切ったら、ただちに幹部会議を行うことを決めているようです」(芸能記者)
夏にはロンドンオリンピックがあり、さらなる苦戦が予想される『平清盛』。
「大河ドラマ史上最低の視聴率は『花の乱』('94年)8月放送回の10.1%ですが、それを更新する可能性もあるので、オリンピック期間中だけ放送中止する案も挙がっているようです」(民放テレビ局関係者)
そこで、窮余の一策として浮上してきたのが小雪(35)との夫婦共演というわけだ。
「放送開始前は冗談でしたが、いまでは現実的に検討中です。'02年の『利家とまつ』ではヒロインの松嶋菜々子と反町隆史が結婚直前に共演して話題となり、最高視聴率27.6%を記録しました」(放送記者)
“夫婦共演”となれば話題性は抜群だが、具体的には、今様などを歌いながら舞う遊女『白拍子』のリーダー格として出演し、松山演じる平清盛と絡ませる設定だとか。
「これまで、家庭内で松ケンを勃たせていた小雪が、仕事面でも夫を元気づけられるかどうか注目です」(同)
頑張れっ! 小雪・松ケン夫婦。