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日本列島警戒 大地震を引き起こす2月20日スーパームーン③

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提供:週刊実話

全国各地で沈降現象が

 それはさておき、関東近辺に異常はないのか。

 測量工学の権威である東京大学名誉教授の村井俊治氏は、夕刊フジでこう警鐘を鳴らしている。

〈伊豆半島、御前崎などが沈降し、駿河湾の沈降は徐々に面積を広げ、静岡県東部にひずみがたまっている。(2016年の)熊本地震が起きる6カ月前、北海道地震の胆振地方でも3〜4カ月前に沈降が広がった。(あの地域は)震度5以上の大きい地震が起きかねない〉

 房総半島、三浦半島、伊豆半島、御前崎付近でも、測量データに異常が見られたという。

 もう一つは、大阪を含む南海、東南海エリア。2018年9月2日から10月13日までに際立った動きが見られたという。
〈福井から滋賀、奈良、三重、和歌山、徳島周辺で帯状に高さ変動が出る事例は初で驚いた。(高知県の)足摺岬や室戸岬、(和歌山県の)潮岬にかけて駿河湾ほどではないにしても沈降が起きている。中国(沈降)と四国(隆起)の間はひずみがたまり、紀伊半島や紀伊水道、瀬戸内海周辺まで危険〉

 これらの地域は南海トラフ地震で甚大な被害を受ける地域だ。スロースリップや大地震を告げるリュウグウノツカイ、スーパームーンなど気がかりな現象はいくらでもあるのだ。

 「オリンピックは国家行事。もう決まったことなので巨大地震が重ならないことを祈るしかありません。地震も自然現象なので受け入れざるを得ないが、たとえ、オリンピックと重ならなくても、オリンピック後に訪れる不況と大地震が重なったら、口では言い表せない大変な事態になることでしょう。国家がひっくり返るくらいの大惨事になるかもしれない。それが非常に心配ですね」(前出・渡辺氏)

 日本各地で警戒が必要だ。

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