「バラエティー番組で勝負したいプロデューサーが、最優先で武田を指名するんです。俳優としては、1月公演のミュージカルに出演しているものの、ドラマのオファーはほとんど聞いたことがない。一時期はゴールデン&プライム帯の番組で1本当たり160万円〜の中堅俳優だったが、最近はチャンスに恵まれなかった。やはり昨年、打ち切りになった『めちゃ×2イケてるッ!』(フジ系)でレギュラー出演していた影響が大きいのかもしれない」(芸能プロダクション)
そんな武田が、バラエティータレントとしてさらに飛躍するきっかけを掴んだのが、『みんなで筋肉体操』(NHK)への出演だ。
「筋肉美を追求する番組で広い層に受け入れられているんです。番組自体は規則正しく、ただひたすら運動するだけですが、想定外の人気を博した。武田は昨今の筋肉ブームの仕掛け人と言ってもいい」(芸能関係者)
出演料は1本20万円〜と低額ながら、武田の知名度は全国区に踊り出たという。番組を見た民放局のバラエティー担当者からオファーが殺到。揚げ句には、大みそかの『紅白歌合戦』(NHK)において、天童よしみが歌うステージで、ひたすら腕立て伏せを行うパフォーマンスをやり遂げたのだ。
「NHKをきっかけにしたブレークは大きい。今後も定期的にNHKの番組に出演できるし、体操や筋肉キャラで十二分に食べていける。今さら無理して俳優に戻るより、筋肉キャラを極めた方がさらにチャンスは広がる。すでにCMのオファーが3本も来ている。年収も億超えは達成するかも」(芸能事情通)
筋肉は嘘をつかない。