イベントでは、最新VR車いすレーサーや変形卓球台等によるパラスポーツ体験が行われ、篠田は「体感するって重要ですよね」と感想を口に。花岡氏は「障害者やパラリンピックの切り口は、ハードルが高い。ゲームとしてパラスポーツがあれば、そのハードルは低くなると思います」と、ゲームによる普及効果に期待をのぞかせた。
花岡氏は、車いすマラソンのパンフレットを見て選手生活をスタートさせ、「ピークで辞めたい」という思いからロンドン五輪での引退を考えていたという。篠田から「東京五輪での復帰は考えなかったんですか?」と問われると、「別の競技で目指す人もいます。自分も他の競技に転向したけれど、世界で通用しないと思いました」と明かした。
一方で篠田も、さまざまなスポーツ経験があるようだが、「小・中とテニスをやっていました。剣道もやっていたけど、3日でやめました。自分と合わないと思ったらやめます。防具が着たくてやりたかったけど合わなかった(笑)。水泳もやったけどこれも1カ月。でも週1回だったので4回です(笑)」と、三日坊主ぶりを明かす。
しかしパラスポーツには熱心で、「車イスバスケはドイツに見に行きました。ボッチャ、車イステニス、ブラインドサッカーなどは経験しています。見ていると楽しそうだけど、やると大変でした」「パラリンピックのチケット、申し込んでいます。当たるといいなぁ」と語った。