反町隆史(40)・松嶋菜々子(40)夫妻にとって、昨年は散々な年であった。
「飼い犬のドーベルマン“カイザー”が同じマンションの住人に噛みつき、その住人が転居。その後、家賃収入を失ったとして、不動産管理会社が反町・松嶋夫妻を相手取り損害賠償請求訴訟を起こした。その結果、夫妻は昨秋、東京高裁から1725万円の支払いを命じられたのです」(ワイドショー関係者)
『億万長者』の2人にすれば、どうってことない額だったが、人一倍プライドの高い松嶋は、反町をこっぴどく叱ったという。
「反町は元々、ドーベルマンが大好きで、カイザーの前に飼っていたのも“ライア”という名のドーベルマンでした。松嶋がカッカしたのは、反町が仕事もしないで犬の世話ばかりしているからです」(関係者)
2人はドラマ共演が縁で'01年に結婚。
「当初、夫婦の力関係は五分五分だったのですが、時が経つにつれ松嶋がブレイクし、完全に“カカア天下”になってしまったのです」(芸能関係者)
2度の出産をはさみながらも、映画・ドラマ・CMと大忙しの松嶋。
「それに対して反町の方は昨年、NHK大河ドラマ『八重の桜』には出演したものの、連ドラの主役からは2年以上も遠ざかっている。滋賀・琵琶湖畔の別荘に足繁く通っては釣り三昧の日々を送っているようです」(ワイドショー関係者)
そんな反町に最近、あるオファーがあったという。
「某民放キー局のプロデューサーが、横溝正史原作の映画『犬神家の一族』のリメーク企画を立ち上げ、主人公である探偵の金田一耕助役を反町にやってもらいたいと思い申し込んだそうです」(芸能記者)
製作費は、このご時世に50億円。反町はヤル気満々…。しかし、思わぬところから“NG”が出されたという。
「妻の松嶋から『あなたは何を考えているのっ!』ときつ〜いダメ出しがあったというのです。もし反町が『犬神家の一族』に出たら、ネット等で『犬噛み家の一族』と揶揄されるのは確実ですから。もっとも、松嶋はすでに'06年の映画『犬神家の一族』に出演しているんですけどね」(同)
たたりじゃ〜っ!?