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東京・銀座のホステス5000人の悲鳴…“ギャラ飲み”登録で急場しのぎ

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提供:週刊実話

 小池百合子東京都知事が、東京23区に限って飲食店の時短営業の要請を9月15日まで延長した。8月いっぱいで時短要請が解除になると期待していた夜の街からは、悲鳴が上がっている。中でも銀座が大打撃だという。

「銀座を利用する企業は、世間体を気にしますからね。『時短が解除されるまでは銀座に飲みに行くな』という通達が出ているんです。9月からは解除を見越して予約も入っていたんですが、延長が発表された途端、キャンセル続出ですよ」(銀座のクラブオーナー)

 新型コロナウイルスの影響で、長期間にわたって臨時休業を余儀なくされた銀座のクラブでは、その間、ホステスや男性従業員たちは無収入状態を強いられた。

「一時、接待を伴う飲食店の女性は100万円の持続化給付金の対象外と言われましたが、その後、認められたんです。ところが、確定申告しているホステスは持続化給付金がもらえましたが、それはひと握り。大半のホステスはヘルプで無申告だったために対象外となったんです」(同)

 営業再開後も、客を持っているホステスは出勤できるが、それ以外のホステスは自宅待機が続いているため、彼女たちは“ギャラ飲み”を始めたという。

「マッチングサービスのアプリに登録すると、男性からの依頼が来て、飲んでいる場所に駆け付けて酒の相手をするんです。現役ホステスの場合は、素人女性よりギャラが高くて1時間1万円。それなりの稼ぎになるんですよ。この状況ですから、店も黙認しています」(別のクラブ店長)

 実際にギャラ飲みアプリを利用しているクラブ『N』のホステスS子さんが言う。

「普段着で行けばいいから、衣装代も美容院代もかからない。登録している男性の中には、銀座に飲みに来ている一流企業の社員もいるから営業もできるし、彼らは彼らで『銀座の店で飲むより安い』と喜んでいます」

 待機児童ならぬ“待機ホステス”は、銀座だけで約5000人といわれている。彼女たちの救済案を、東京都は早急に講じるべきだろう。

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