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NHKピンチ! 五輪も甲子園もナシで再放送だらけ…受信料不払い運動に発展か

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提供:週刊実話

 NHKが、新型コロナ感染防止のために収録を見合わせていた大河ドラマ『麒麟がくる』を、6月14日から一時放送休止した。朝の連続テレビ小説『エール』も6月29日から同様の措置を取る。

「NHKはパソコンやスマホ、タブレットなどで番組を見られるように、放送と同時配信するサービス『NHKプラス』を4月1日からスタートさせている。NHKプラスは受信契約者向けのサービスを強調していますが、本当の狙いは全世帯受信料徴収にある。テレビ離れしてスマホに依存する若者たちからも受信料を徴収するため、彼らを引きつけるような番組制作が求められているのです」(民放番組制作関係者)

 ところが、新型コロナの世界的な感染拡大で、7月〜8月に予定されていた2020東京五輪は延期、夏の甲子園も中止になった。

「五輪は東京開催ということで、NHKは放送枠をリオデジャネイロ五輪の約600時間から約1000時間と大幅拡大して準備していた。しかし、丸々空きができてしまった。甲子園中継は毎夏150時間。五輪と甲子園の放送枠を埋める番組が早急に必要になったのです」(NHK関係者)

 NHKは総合、Eテレ、BSなど複数のチャンネルを抱えているが、五輪と甲子園が中止により、約50日分の放送枠がふっ飛んでしまった計算になるという。

「東京五輪は中止ではなく延期なので、スタッフはそのままで動かせない。新たに番組を制作するには人件費と制作費が掛かる。NHKの制作局は縄張り意識が強く、時間が空いたからといって他の番組を制作する協調性や機動性はない。空いた枠のすべてを新番組で埋めるのは、すでに不可能。再放送を垂れ流すしか手がないんですよ」(番組制作会社プロデューサー)

 番組が再放送だらけになれば、若者はおろか中高年層からもソッポを向かれるのは必至。『NHKプラス』にしても、受信料を払って契約する魅力も失われ、結果、全世帯受信料徴収の思惑は崩れ去ることになる。

「収録再開は6月末からとしています。大河や朝ドラなどは、約2カ月間もダイジェストを放送して急場を凌ぐ。既存の受信料契約者は大河や朝ドラを楽しみにしているから、すでに不満の声が上がっています。『NHKプラス』で新規契約者を獲得するどころか、受信料不払い運動に発展しかねませんよ」(前出のNHK関係者)

 NHKにも、まさかのコロナ禍。

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