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佐藤浩市と渡辺謙が7年ぶりタッグで「福島・原発事故」映画に挑戦!

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提供:週刊実話

 4月17日、東京・新宿区のリーガロイヤルホテル東京で来年公開の映画『Fukushima50(フクシマフィフティ)』のクランクアップ記者会見が行われ、主演の佐藤浩市と渡辺謙が登壇した。

 2011 年 3 月 11 日午後 2 時 46 分に発生し、マグニチュード 9.0、最大震度 7 という、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災時の福島第一原発事故を描く同映画。原発事故の現場・福島第一原子力発電所に残った地元福島出身の名もなき作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれた。東日本壊滅の危機が迫る中、死を覚悟して発電所内に残った職員たちの知られざる“真実”が、映画内で明かされる。

 オファーを受けた時の心境について、佐藤は「人間には『忘れなければ生きていけない』ことと、『絶対に忘れてはいけないこと』があると思う。これは生きる上で重要。東日本大震災は後者の『絶対に忘れていけないこと』で、我々はメッセンジャーとして伝えることだと、大事に映画を進めてきた」、渡辺は「ハードルの高い作品になると思いました。『沈まぬ太陽』を作った角川歴彦さんが『すべてのハードルを超える作品』を企画したことを理解し、それならば“受けて立つ”と参加させていただこうと思った」と、それぞれコメント。

 今回の共演は、13年公開の映画『許されざるもの』以来、約7年ぶりだというが、これに佐藤は「(渡辺は)信頼できる先輩で、年は1つしか違わない(笑)。この作品最初は電話だけでの撮影だったが一ヶ月以上たってから、顔を見てホッとした。戦友のような気分、一緒に頑張ってこれた」と手ごたえを口に。

 渡辺は「全幅の信頼を寄せられる同志。佐藤浩市という素晴らしい俳優が立っていることで素晴らしいエンターテイメントになると確信し、そこを頼りに演じた」と佐藤へ賛辞を送っている。

 今回の会見は、海外でも配信された。水上繁雄プロデューサーによると、海外公開も検討されているという。

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