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橋本千春の勝馬ピックアップ!(12/3)ステイヤーズS 他4鞍

☆中山11R「ステイヤーズS」(芝3600メートル)
 長距離自慢が一堂に会したマラソンレースを制するのは、ビートブラック。
 休み明け3戦目で走り頃だし、今度こそ悲願の初タイトルを奪取する。京都大賞典で小差2着。期待されたアルゼンチン共和国杯は5着に終わっているが、敗因は明らか。後方で脚を溜める、松岡騎手の作戦ミスが響いたもの。その点、京都大賞典で手の内に入れている、安藤勝騎手に乗り替わるのは強調材料だ。もともと、スタミナとスピードの持久力には定評があり、アンカツ騎手が持ち前の先行力を存分に発揮させると確信する。
 好位に付けて回り3着と好走した、昨年の菊花賞は真骨頂だ。自分の競馬さえすれば自ずと、結果は付いてくる。
 当面の相手は、天皇賞・春3着のナムラクレセントだが、菊花賞馬(10年)ビッグウィーク、一昨年の覇者フォゲッタブル、天皇賞馬・春(09年)マイネルキッツの反撃も怖い。
◎2ビートブラック
○5ナムラクレセント
▲8ビッグウィーク
△1フォゲッタブル、3イグアス、9マイネルキッツ

☆中山10R「アクアラインS」(ダ1200メートル)
 実力馬のアイアムルビーで今度こそ。
 京都ロイヤルPは3着に惜敗しているが、最後は休み明けの分で内容は負けて強し。このクラスは休養前に、2連勝で圧勝(0秒5差)しているのだ。しかも、破った相手は、2週前の京都スマイルPを楽勝したクリスタルボーイ。
 これを物差しに考えたら、ここでは役者が違う。順当にチャンスをつかむ。
 地力を増している3歳馬の、ヤマノサファイアが相手になる。
◎8アイアムルビー
○6ヤマノサファイア
▲15エーシンリードオー
△1ゼンノベラーノ、13アヤナルベルス、14ファンドリカップ

☆中山9R「葉牡丹賞」(芝2000メートル)
 調子は天井知らずの、コスモオオゾラでもう一丁。
 番手マークから抜け出し圧勝(0秒3差)した前走は秀逸。持ち前の先行力は、小回りの中山に替わりさらに磨きがかかる。2000メートルを勝ち上がってきた点も強み。
◎12コスモオオゾラ
○10ハイリリー
▲3スーパームーン
△2アイスフォーリス、8クラウドチェンバー、9クイーンアルタミラ

☆小倉11R「岩国特別」(ダ1700メートル)
 ハンデキャッパーが認めた実力馬の、プレファシオが休み明け2戦目(前走3着)でスッキリ勝ち上がる。
◎9プレファシオ
○2ファンタズミック
▲16ゴールデンジャガー
△1エーシンマダムジー、10テツキセキ、15ハジメレンジャー

☆阪神11R「鳴尾記念」(芝1800メートル)
 適鞍を得た素質馬の、サダムパテックをイチ押し。
 2000メートル以下は、弥生賞、東スポ杯2歳Sの2重賞勝ちをはじめ、皐月賞2着など、〈3201〉と堅実無比。菊花賞は掛り気味に3000メートルを走ってきて、3冠馬オルフェーヴルから1秒差5着だから大したもの。
 勝利のお膳立てが整ったここは、大いに期待したい。
◎11サダムパテック
○10フレールジャック
▲5カリバーン
△2ショウナンマイティ、8ヒットジャポット、13レッドデイヴィス

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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