AEW
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スポーツ 2023年04月03日 11時30分
AEW主戦場の竹下幸之介がDDTロス大会で上野勇希との同級生対決制し「DDTの竹下というのも少しは背負ってリングに上がってるつもり」
DDTプロレスが3月30日(日本時間31日)、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ウクライニアン・カルチャーセンターで4年ぶりの米国大会『DDT goes HOLLYWOOD!』を開催し、超満員札止めとなる750人(主催者発表)の観衆を動員した。メインイベントでは、AEWを主戦場とする竹下幸之介(DDTとの2団体所属)と、咲くやこの花高校の同級生・上野勇希がシングルで対戦。コロナ禍のため、DDTの米国大会は2019年4月4日(同5日)のニューヨーク大会以来。竹下と上野は2021年12月5日、東京・後楽園ホール大会「D王 GRAND PRIX」優勝決定戦で対戦し、竹下が勝利。今年1月5日、東京・板橋グリーンホールでは、日本を離れる直前の竹下の希望により緊急決定試合で対戦し、10分時間切れ引き分け。それ以来、3か月ぶりの一騎打ちとなる。 試合は、上野が顔面へのドロップキック、場外へのトルニージョ、ジャーマン、ハーフネルソン・スープレックスで攻め込めば、竹下はタケシタライン(ジャンピング・ラリアット)、ブルーサンダー、トップロープ越えのトペ・コンヒーロで応戦。エルボーの応酬から、ジャンピング・ニー、ザーヒーを狙うも、阻止した上野はWRで返す。さらに後頭部にスタンド式シャイニング・ウィザード、ドロップキックと畳みかけた。だが、ムーンサルトアタックをキャッチした竹下は変型ボムで叩きつけると、ジャーマンからザーヒーを決めカウント3。竹下が同級生対決を制した。 試合後、竹下は「上野!This is DDT プロレスリング!」と英語でマイクアピール。バックステージでは「米国に来るようになったのが去年の4月で、米国で1年やってきたことが米国で見せられた。上野とのシングルは何回もやってますけど、特にやることは(日本と)変わってない。DDTのプロレスが米国でも多くのお客さんを興奮させられた。(今後、米国大会は?)日本の男子の団体で米国で単独でやってるのは新日本とDDTだけで、誇れること。明日、東京女子が単独でやるけどすごく誇れること。もっと多くの人に知ってもらいたい。AEWに出る時は、AEWの竹下というのもあるけど、DDTの竹下というのも少しは背負ってリングに上がってるつもりなんで。これからも楽しみにしてもらいたいと思います」と笑みを交えながら語り、AEWとDDT双方の良さをアメリカマットでも見せていきたいようだ。◆DDTプロレス◆『DDT goes HOLLYWOOD!』2023年3月30日(日本時間31日)アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス・ウクライニアンカルチャーセンター▼スペシャルシングルマッチ(30分1本勝負)○竹下幸之介(15分16秒 エビ固め)上野勇希●※ザーヒー(どら増田 / 写真・DDTプロレスリング)
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スポーツ 2022年09月15日 10時55分
KO-Dチャンピオン樋口和貞とAEWから一時帰国の竹下幸之介が最後の前哨戦「俺たちのメインイベントもっとおもしろくなるよな」
DDTプロレスが13日、東京・花やしき内浅草花劇場で『Who's Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA』を開催した。メインイベントでは、樋口和貞&吉村直巳&石田有輝のハリマオが、竹下幸之介&上野勇希&小嶋斗偉のサウナカミーナと6人タッグマッチで対戦。25日の東京・後楽園ホール大会でKO-D無差別級チャンピオンの樋口に竹下が挑戦するだけに、これが最後の前哨戦となった。 小嶋と石田が先発を買って出て、バチバチにやり合えば、上野と吉村も負けじと張り合っていく。だが、やはりこの試合の軸はタイトルマッチを控えた2人。竹下がエルボー、樋口がチョップを交互に繰り出し激しく打ち合うと、竹下がパワーボム、ブルーサンダーを見舞えば、樋口は串刺しラリアット、ブレーンクロー・スラムで反撃。竹下が樋口をジャンピング・ニーで吹っ飛ばすと、タッチした石田が丸め込み。これを返した竹下はザーヒーから、さらに走り込んでのザーヒーを石田に叩き込みカウント3。竹下が前哨戦を制している。 試合後、竹下は「ハリマオ、おもろいやんけ。樋口、9.25後楽園。俺たちのメインイベント、そのKO-D無差別級選手権、もっとおもしろくなるよな」と挑発すると、ベルトを掲げた樋口が仁王立ち。前哨戦は敗れたが樋口はチャンピオンとして一歩も引かなかった。 バックステージで竹下は「アメリカ(AEW)に戻るまで時間がないんで。日本にいる、この1か月で新時代のプロレスを作らないといけない。俺たちのDDTの世代で新時代のプロレスを作らないといけない。今までの日本のプロレスにないもの、アメリカ、メキシコ、イギリスにもないプロレスを俺たちなら作れると思うから。次は樋口とシングルで、久しぶりのメインイベントで闘うんで、樋口とは新時代のKO-D無差別級選手権を見せたいと思う」と世界規模のタイトルマッチを見せたい様子。 樋口は「今日はやられた。最後の前哨戦ということで、改めて強いなって、バケモノだな。ただ、通用する部分もあったと思う。俺はもう当たって突き抜けるだけ。竹下と後楽園でベルト懸けて当たれるのが楽しみです」とニヤリ。強い竹下相手に防衛戦が出来る喜びを感じているようだ。◆DDTプロレス◆『Who's Gonna TOP? 2022 TOUR in ASAKUSA』2022年9月13日東京・花やしき内・浅草花劇場観衆 233人(超満員札止め)▼ハリマオvsThe37KAMIINA!(30分1本勝負)樋口和貞&吉村直巳&●石田有輝(19分9秒 エビ固め)竹下幸之介○&上野勇希&小嶋斗偉※ザーヒー(どら増田)
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スポーツ 2022年07月07日 10時50分
AEW無期限遠征中の竹下幸之介が注目のツイート「大仁田厚と電流爆破やりますか?」大仁田は即受諾!
アメリカAEWに長期遠征中の竹下幸之介が、DDTプロレスの9.4愛知・名古屋国際会議場イベントホールで行われる電流爆破デスマッチに参戦の名乗りを上げた。 今年の4月に米国に旅立った竹下は8月に一時帰国し、DDTの8.20東京・大田区総合体育館大会に出場することが発表されている。 竹下は日本時間5日に「最近狂ったように90年代のFMWを見漁ってて。子供の頃に見てたものを今もう一度見ると、その時の気持ちを思い出せるんです。ちょうどこの日は日本に一時帰国してるタイミング。大仁田厚と電流爆破。やりますか?」とDDT9.4名古屋大会のツイートを引用リツイート。さらに、竹下とはサウナカミーナの同志である勝俣瞬馬も「竹ちゃん!ちょっと!先にずるい!俺令和の邪道になるには、大仁田厚を倒さないといけないんだよ!大仁田さんよぉー!俺らと闘ってくれよ!あんたに勝ってジャケットもらって着てやる!!!それで俺が令和の邪道になるんだ!!爆破より熱い熱波WER!!を届けるぜ!」と6日にツイート。 この竹下と勝俣のツイートに対して、大仁田は「どんとこい!お前らみんなまとめて電流爆破じゃ 挑戦状もSNSの時代か!俺は書状で持参したもんだが…紙で持ってこい紙で(笑)」と挑戦状を持って来いと要求。これに青木真也が「我々(某先輩と青木真也)は大仁田厚を応援します」と乗っかったため、大仁田は「青木選手よ ついに目覚めてくれたか?ももクロ歌合戦の武道館の電流爆破が効いてるか?ありがとう青木真也!お前はいい奴じゃ」とすぐさま反応。 このやり取りから、9.4名古屋大会で竹下&勝俣と大仁田&青木が絡む電流爆破6人タッグマッチの実現が濃厚となった。 大仁田と竹下は2020年に埼玉・さいたまスーパーアリーナ、東京・渋谷HARLEM、東京・としまえん(閉園)で、計3回、路上電流爆破で対戦しており、竹下はその後、KO-D無差別級王座を奪還し、昨年度の「プロレス大賞」敢闘賞を受賞、アメリカAEWへ長期遠征するなど、世界の竹下へと成長を遂げており、大仁田との再会が注目される。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月28日 11時30分
IWGP世界王座防衛のジェイ・ホワイトがAEW勢との対戦に言及「CMパンクは悪くないんじゃないか?」
新日本プロレスは日本時間27日、アメリカ・イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターでアメリカの団体AEWとの合同興行『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』を開催した。 セミファイナルでは、IWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチ、チャンピオンのジェイ・ホワイトが、オカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ、アダム・コールの挑戦を受け、ジェイがコールからフォール勝ちを収め、初防衛に成功している。 試合後、ジェイは「Still(未だに)っていい言葉だよな。楽しかったか?なら良かったよ。じゃあ、試合を振り返ろうか。アダム・コール・ベイベイ、う○こカウボーイ野郎の“ハングマン”アダム・ページ、“レインメーカー”カズチカ・オカダ。こいつら全員を、一夜にして退けてやった。誰もが知る男たちだ。コイツ(カーン社長)ですら世界トップレベルと認める男たちだ。その3人をついさっき、同時に全員潰してやった。それなのに、IWGP世界ヘビー級のベルトをここに置く手伝いもしてもらえないのか!俺は闘いを終えたばかりで左腕を痛めているんだ。怪我を負っても防衛に成功した!どうなってるんだ?まあ、いいよ。俺は今日、3人を一夜でまとめて倒した。ずっと言っている事だが、ここでもう一度言うぞ。いや、何度でも言わせてもらう。“The Greats”(偉大な選手たち)の話をする時、今後は俺の名前を一番に出すことだ」と日本と変わらぬ上から目線。 現地メディアから今後もAEWで闘うのか?と質問されると、「もし……ここで言う『もし』は本当に仮の話だが、今回ここでIWGP世界ヘビー級タイトル防衛に成功したわけだが、もし、ここにこのベルトに挑戦できるヤツがいるなら喜んで試合をしよう。君の質問に答えるのならば……俺がどうしたいかって? わからない。戻って来るか?わからない。て言うか、ここで俺から君たちに何か話す必要があるのか?俺みたいにひとりマディソン・スクエア・ガーデンやユナイテッド・センターみたいなアリーナ級の会場を埋められるようなチャンピオンは、気まぐれにやりたい事をやれるんだ。みなさん、お楽しみに。……これは、別にAEWをディスっているわけじゃないぞ?今日は大一番だったからな……」とそれは自分で決めると強調。 AEWで闘いたい選手は?との問いには「俺にはない。アイツらはやりたいんじゃないか?だって俺はIWGP世界ヘビー級チャンピオンなんだから。ブライアン・ダニエルソンと試合をすることは俺のモチベーションにならない。CMパンクは悪くないんじゃないか?彼はベルトを持っているよな?ジョン・モクスリーに取られて、王者が終わるかもしれないけど……。そうなったらモクスリーとやる事になるのかな。そのあたりはちょっと考えないといけないな。何度も言ってるけど……、それを質問されるってことは、お前は聞いていないのかもしれないな。俺は試合する相手を探していないし、「ドリームマッチ」みたいなのにも興味がないんだ。ドリームマッチなんて聞いただけでヘドが出る!俺が何かを求めるのではなく、人が俺を求めるんだ。みんなが俺とリングに上がりたがる。なんでかって? 満員のユナイテッド・センターやマディソン・スクエア・ガーデンで試合ができるからだよ。俺は人から求められる男なんだ」と最後まで強気な発言で、現地メディアも驚きを隠せなかった。 ただ、ジェイの実力が世界規模になって来ているのは間違いない事実だろう。◆AEW×新日本プロレス◆『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』2022年6月27日(日本時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター観衆 16529人(札止め)▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 4WAYマッチ(60分1本勝負)<王者>○ジェイ・ホワイト(21分05秒 片エビ固め)アダム・コール●<挑戦者>※第5代王者が初防衛に成功※他の挑戦者はオカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ(どら増田)
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スポーツ 2022年06月14日 22時30分
AEW暫定王座決定戦は新日本の棚橋弘至がジョン・モクスリーと対戦「何度でも何度でも立ち上がれます」
アメリカ・AEWのA世界王者のCEWMパンクが、負傷により欠場を余儀なくされた。AEWと新日本プロレスによる合同興行『AEW x NJPW: Forbidden Door』(現地時間26日、日本時間27日)で棚橋弘至の挑戦の機運が上がり、日米ドリームマッチ実現の流れに傾いていたものの流れてしまった。 結果、日米の代表選手を決めて『AEW x NJPW: Forbidden Door』で、AEW暫定世界王座決定戦を行うことになった。 まずアメリカ代表だが、『AEW DYNAMITE』(現地時間8日)番組内のメインイベントで、バトルロイヤルの勝者とジョン・モクスリーが対戦し、モクスリーが勝利。アメリカ代表はモクスリーに決定した。 日本代表は12日に大阪・大阪城ホールで新日本が開催した『DOMINION in OSAKAJO HALL』で棚橋と後藤洋央紀が対戦。棚橋が後藤を撃破し、日本代表の権利を手にしている。 日本代表としてAEWとの対抗戦に出陣する棚橋は「やるべきことがある。人に頼りにされる。団体に代表を、『行ってこい』と任される。こういったことがどれだけうれしいことか、今回のAEWの挑戦で身にしみました。USヘビーを失って、もう一回もう一回って思うけど、『G1』も今日発表されてあるけど、『棚橋がいいんだ』と、『お前に来てほしい』と。何度でも何度でも立ち上がれます」と語る。 「これは少しずつ状況が良くなってますけども、今のプロレス界、日本、世界、エンターテインメント全般に言えることだから。プロレスも絶対に諦めず、今まで以上の新しい形を作っていきますよ。その第一歩、日本でもアメリカでもこうして行き来して、試合ができて、今まで通りじゃないかと。棚橋、しょっちゅう外国に行っているけど大丈夫なんだと。まあ、気をつけることは前提にして、このコロナで固まって固まって、小さくなって苦しくなった心を、少しずつでも少しずつでもいいから俺は解きほぐしてやりたい」と抱負を語った。 「そして、心からプロレスを楽しめるその日まで、俺は諦めないから。信じてついてきてください」と、必要とされていることに感謝の意を述べていた。 AEW大会のエントランスに登場し、CMパンクと対峙した時のファンの歓迎ぶりは尋常でなかった。負傷の完治を待つことにはなるが、モクスリーとの対戦を制するようなことがあれば、今度こそCMパンクとの日米ドリームマッチが実現するはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月09日 22時30分
世界が注目のCMパンクと棚橋弘至のAEW戦が消滅!日米で暫定王者決定へ
日米ドリームマッチが思わぬ形で消滅した。 アメリカ現地時間1日に行われたAEWの大会『AEW DYNAMITE』で、AEW世界王者・CMパンクが「新日本プロレスリング……。どうやら新日本プロレスには世界クラスの選手が集まってるらしいな。だけど今、このリングには“ベスト・イン・ザ・ワールド”の選手が3人もいる。ただ、乱入とかはナシだ。バックステージもダメ。でも、次のPPV大会を売らなきゃいけない。俺の『Forbidden Door』の対戦相手が、今日この会場に来てるんだろ?その姿を見せてみろよ!」と挑発すると、なんと新日本の棚橋弘至が、入場曲『LOVE&ENERGY』が鳴り響く中、AEWの入場ゲートに登場。棚橋はいつもと同じように、スキップしながらステージ中央に進んで、「GO ACE!」に合わせて拳を突き上げると、アメリカの団体AEWのファンは総立ちで新日本プロレスの“エース”を迎えた。 世界のレジェンドの一人とも言われている棚橋は両手を広げて、おなじみの逸材ポーズから、再度場内に手を挙げてアピールすると、場内から「HOLY SHIT!!」のチャントが発生。そしてリング上のパンクに向かって、自身の腰にベルトを要求するポーズ。王者のパンクと対峙し、対戦の機運が高まったのだが…。 現地時間3日にAEWは『AEW Rampage』番組内で、王者のCMパンクが負傷のため手術が必要となったことを発表した。つまり、これはパンクと棚橋の日米ドリーム対決が“ひとまず”消滅したことを意味する。 欠場となるCMパンクはAEW世界王座は返上しないものの、急遽、AEW暫定世界王座が設けられ、この王座を巡る闘い『Eliminator Series』が日米で開催されることになった。アメリカでは、現地時間8日『AEW DYNAMITE』番組内にて、バトルロイヤルが行われ、同日のメインイベントでバトルロイヤルの勝者・カイル・オライリーとジョン・モクスリーが対戦。モクスリーがデスライダーで勝利した。新日本では、『DOMINION in OSAKAJO HALL』6.12大阪・大阪城ホール大会の第6試合にて、AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦、棚橋弘至と後藤洋央紀の対戦を行う。 最終的に、現地時間26日(日本時間27日)に行われる『AEW x NJPW: Forbidden Door』にて、AEW代表であるモクスリーと、新日本プロレス代表の棚橋 対 後藤の勝者が対戦して、AEW暫定世界王者を決定する。 パンクの完治を待つしかないが、ここは棚橋が暫定王者の座を掴み取り、日米ドリームマッチを実現させてもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月07日 11時40分
米AEWマットで小島聡を退けたモクスリーを鈴木みのるが電撃襲撃でファン大熱狂!
現地時間・9月5日(日)、米シカゴで行われたAEWのPPVイベント『ALL OUT』に、新日本プロレスから小島聡が出場し、ジョン・モクスリーとシングルで激突した。 まず、おなじみの入場テーマが流れて、ビジョンに映し出されたライオンマークをバックに小島が入場。続いて、モクスリーがいつものようにファンが詰めかけた観客席のスタンドの中から入場。試合は小島が右手を差し出して握手を求めたが、モクスリーはその手を払って中指を立てて挑発。ここからリング中央で、強烈なチョップ合戦が展開。 続いて、小島がショルダータックルでモクスリーを倒すと、胸ピクピクポーズを見せる。さらに、ラリアットの体勢に入るが、これはモクスリーが回避。しかし、リング下のモクスリーに珍しいプランチャ攻撃!中盤になると小島がコジコジカッターを狙ったが、これはモクスリーがスリーパーで回避。モクスリーは強引にブレーンバスター気味に小島を投げていく。続いて、モクスリーは腕ひしぎ逆十字に移行したが、これは小島がエスケープ。勝機と見たモクスリーはアピールしてからのニーアタック。だが、スライダーの体勢に入ったモクスリーを切り返した小島は得意の垂直式ブレーンバスター!これはカウント2で返したモクスリー。小島はサポーターを外して、剛腕ラリアットの体勢に入るが、これを回避したモクスリーが投げっぱなしのジャーマンスープレックス。さらに至近距離でのラリアット連発。続いて、走りこんでのラリアットを狙うが、これは相打ちになる。小島は「もっと来い!」とアピールしながら、ロープに走らせて今度こそラリアットを狙うが、これはモクスリーがジャンピングニーで回避。 モクスリーはリング中央で、デスライダーの体勢に入るも、これは小島が切り返しての至近距離からのラリアット!さらにコジコジカッターに繋ぐ。2人の打ち合いに沸く場内。ロープに飛んだモクスリーに小島はカウンターのローリングエルボー爆発!だが、その反動でもう一度、ロープにバウンドしたモクスリーが今度は、今度は叩きつけるようなラリアット。ここからモクスリーはスリーパーに移行するが、すぐに立ち上がったモクスリーはミドルキックを連射。だが、3発目のキックをカットされると、小島は天山広吉のモンゴリアンチョップを連射!しかし、モクスリーはヘッドバット、さらに不用意に飛び込んだ小島にデスライダー。続いてもう一度、正調のデスライダーが決まりカウント3。モクスリーが勝利を収めている。 試合後、モクスリーは倒れる小島の元に、合掌するかたちで感謝とリスペクトの意を伝えた。だが、ここで場内の音楽がいったんストップ。すると、聞き覚えのあるイントロが大音量で流れ、ビジョンに「THE KING」の文字が映し出されると、場内のファンは大歓声!なんと『風になれ』に乗って、入場ゲートに鈴木軍の“ボス”鈴木みのるがゆっくり姿を現すと、場内は大熱狂。鈴木軍ジャージに身を包んだみのるは不敵な笑顔を見せながら、リングに到着。そして、場内のファンに拍手を要求し、指を差しながらリングインすると、今は日本で出来ない「カ・ゼ・ニ・ナレ~!」の大合唱が巻き起こった。 モクスリーと至近距離で睨み合ったみのる。場内からは「HOLY SHIT!」の大歓声。みのるが上半身裸になるとどよめきが発生。さらにモクスリーにあいさつ代わりのエルボーをお見舞い。すると、モクスリーもお返しの一発。このあと激しいラリーが続き、今度はみのるがロープワークからのフロントハイキック!「ワハハハ!」と笑ったモクスリーがロープに走って、ラリアットするが、これはみのるがこらえる。ここから、ロープに走り込んだみのるがモクスリーの背後に回ってスリーパーで捕獲、さらにゴッチ式パイルドライバーを爆発!みのるはモクスリーの頭を踏みつけて、強烈な宣戦布告を果たしてみせた。かつてIWGP US王座を巡り激しい闘いを繰り広げた両者が、舞台をアメリカに移して遺恨が再燃してしまったようだ。(どら増田 / 写真・AEW)
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