間垣親方
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スポーツ 2021年02月23日 11時00分
新・時津風親方、波乱の船出も指導には期待? 現役時代は土俵内外で苦労、不祥事続きの部屋を立て直せるのか
日本相撲協会が新型コロナ対策ガイドラインで不要不急の外出を禁ずる中、1月場所期間中(同月10~24日)に雀荘や歓楽街に複数回出向いたとして物議を醸した時津風部屋の時津風親方。2月22日、協会が臨時理事会で親方に退職勧告を決議し、複数メディアもこれを報じた。 協会コンプライアンス委員会は同月16日に退職が妥当とする処分案をまとめ八角理事長に答申。その後22日に開かれた協会臨時理事会でも、反対意見が出ることなく退職勧告が決議されたという。 >>雀荘通いの時津風親方だけじゃない! 一般人を金属バットで殴打、現役時代の八百長発覚…不祥事で身を滅ぼした親方たち<< 今回の一件により、時津風部屋ではそれまで力士たちを指導してきた師匠が部屋を去る事態となった。その部屋を時津風の名跡と共に継承することが同日の理事会で承認されたのが、2016年1月場所後から部屋付き親方を務めていた間垣親方(元幕内・土佐豊)だ。 現在35歳の間垣親方は、東京農業大学から時津風部屋に入門し2007年3月場所で初土俵を踏んだ。1年後の2008年3月場所で新十両に昇進すると、その後も2009年7月場所で新入幕を果たし、2011年7月場所では前頭筆頭に番付を上げるなど順調に出世した。 ところが、同場所の3日目・琴欧洲(現鳴戸親方/当時大関)戦で左膝前十字靭帯を痛めたことで土俵人生が暗転。負傷の影響により2012年3月場所で十両に転落すると、その後も不振・休場が続き2013年1月場所では三段目まで番付を落とした。当時の報道によると、相撲はおろか歩くことすらできない時期もあったという。 それでも、半年間に及ぶリハビリを経て復帰した2013年3月場所で「7勝0敗」と三段目を制した間垣親方は、これ以降徐々に番付を戻し2014年5月場所では十両、2015年1月場所では幕内にそれぞれ復帰。ところが、故障した左ひざをかばってきた影響なのか、同場所では右ひざを故障。これ以降は一度も勝ち越しできないまま、三段目で迎えた2016年1月場所中に現役を引退した。 引退後の間垣親方は安治川(2016年1~10月)、佐ノ山(2016年10月~2018年4月)、間垣(2018年4月~2021年2月)と何度か名跡を変更しつつも、一貫して時津風部屋で部屋付き親方を務めている。指導力や部屋内外での仕事ぶりは協会からも高く評価されているようで、2019年1月には協会内では花形部署と呼ばれる審判部に33歳の若さで異動したことが話題となった。 こうした経緯を経て今回部屋持ち親方になることとなった間垣親方だが、新・時津風親方としては困難な船出になるかもしれない。今回の師匠交代は定年を理由とした円満なものではなく不祥事によるものであるため、最初の仕事は部屋の後援者への謝罪行脚となることが予想される。思うように弟子を指導する時間が取れない可能性もあるため、部屋付き親方である枝川親方(元幕内・蒼樹山)、中川親方(元幕内・旭里)、井筒親方(元関脇・豊ノ島)の力も借りながら乗り切る必要があるだろう。 一方、これまで約11年にわたり時津風部屋で部屋付き親方を務めてきた経験を考えると、大関・正代を筆頭とした部屋の所属力士たちへの指導にはそこまで支障は出ないものと思われる。なお、角界では2020年12月、高砂部屋の師匠が先代高砂親方(元大関・朝潮)の定年により、2017年5月から部屋付き親方を務めていた現高砂親方(元関脇・朝赤龍)に交代。師匠交代前後の所属力士たちの成績は、同年11月場所が勝ち越し11人、負け越し11人、2021年1月場所が勝ち越し12人、負け越し10人と大きく変わってはいない。 また、間垣親方は先々代・時津風親方や当時の部屋所属力士の一部が新弟子に暴行を加え死亡させた、いわゆる時津風部屋力士暴行死事件(2007年6月)が起きた当時部屋に所属していた人物でもある。怪我に泣いた現役時代の苦労に加え、2代続けて師匠を不祥事で失った苦悩も知ることから、今回の部屋継承後は弟子に寄り添った師匠になることが期待される。 先代の不祥事に揺れた部屋を率いることとなった新時津風親方。不祥事のイメージを払しょくするような力士を育て上げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年01月23日 19時15分
大相撲、土俵下で審判と力士が激突 「審判席が近すぎる」ファン苦言、浅香山親方の負傷退場後の状況は
23日の大相撲初場所12日目に行われた幕下の取組2番に、ネット上の相撲ファンが騒然となっている。 きっかけとなったのは、4勝1敗同士の顔合わせとなった天風対隠岐の富士の取組。勝負は自らも倒れ込みながら天風を寄り切った隠岐の富士に軍配が上がったが、この際に土俵下へ落下した体重186キロの天風が審判の浅香山親方(元大関・魁皇)を直撃。その衝撃の影響からか、浅香山親方は右足のあたりを押さえてうずくまったまま立ち上がれなくなり、車椅子で裏手へ搬送された。 浅香山親方の負傷退場を受け、急遽間垣親方(元幕内・土佐豊)が審判を代行する措置が取られ幕下は取組を再開。ところが、今後は3勝2敗同士の対戦となった狼雅対竜勢の取組で、狼雅に寄り切られた拍子に土俵下に落下した竜勢が間垣親方と激突。大事には至らなかったものの、観客からはどよめきの声も挙がっていた。 相次いだ親方と力士の接触に、ネット上のファンは「180キロオーバーの天風に上から降られるのはやばいぞ」、「浅香山親方の怪我が深刻じゃなければいいが…」「審判席が近すぎる、もう少し離せばいいのに」、「高さ下げるとか余白広げるとか、土俵には何か手を加えた方がいいのかも」といった声が多数寄せられている。 「本場所の取組では正面に1名、向正面に2名、東西に1名ずつ審判が配置され、それぞれ土俵から1メートルほど離れたところに座って取組を判定しています。ただ、土俵から近いがゆえに審判を務める親方が力士と接触して負傷するケースは少なくなく、例えば昨年夏場所では二子山親方(元大関・雅山)が北勝富士に押し出された貴景勝と衝突し左足を負傷。また、2016年春場所では当時の井筒親方(元関脇・逆鉾)が、白鵬に投げ飛ばされた嘉風と激突して左足を骨折する重傷を負っています。こうした事故が起こるたびにファンからは対策を求める声が挙がっていますが、角界全体の議論にはなかなか結び付いていないのが現状です」(相撲ライター) “右の股関節を痛めた”、“ぶつかった際に音がした”と説明し、都内の病院へ移動したと伝えられている浅香山親方。こうしたアクシデントを少しでも減らせるように、今後議論をしていく余地はあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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