長野久義
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スポーツ 2023年07月30日 11時00分
広島・栗林、青木頭部死球で投球が崩壊? 過去には球団OBもマウンドで恐怖、今後に尾を引く深刻な問題は
26日に行われた広島対ヤクルト戦。「5-3」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ3年目・27歳の栗林良吏の危険球退場だった。 栗林は「5-3」と広島2点リードの7回表に登板したが、2死後に迎えた青木宣親にカウント「1-2」から投じた154キロストレートが頭部に直撃。地面に倒れ込んだ青木は起き上がることができないまま担架で負傷退場。同時に、栗林も危険球退場を宣告されマウンドを降りることになった。 試合後の報道では「本当に青木さんにはもちろん、ヤクルト関係者、見ている方々に不快な思いをさせて申し訳ないです。今は青木さんが無事であることを祈ることしかできませんが、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪のコメントを出したことが伝えられた栗林。危険球を与えてしまったこと自体はもちろん、今後の投球に悪影響が及ぶことを心配するファンも少なくない。 >>広島中崎に「煽ってんのか」ヤクルトファン激怒 同僚が青木に頭部死球、直後にガッツポーズ見せ批判<< 栗林はプロ1年目の2021年から2年連続で30セーブをクリアしているチームの絶対的守護神で、今年3月に行われたWBCにも参加。ただ、腰の張りにより大会を途中離脱すると、迎えたシーズンでは「12登板・0勝4敗1ホールド7セーブ・防御率5.56」と絶不調のまま、5月1日に右内転筋の張りを理由に登録抹消となった。 約1か月後の同月30日に一軍復帰するも、翌6月は「8登板・1勝2敗2ホールド・防御率7.36」と精彩を欠いていた栗林。ただ、7月は26日終了時点で「10登板・1勝0敗5ホールド・防御率1.00」と大きく数字を持ち直していた。 6月の栗林は1試合の最高球速が149~152キロの間で推移していたが、7月は152~155キロと数キロアップしている。一軍復帰から約1か月で投球フォーム、コンディションが整いその分、腕を強く振れるようになってきたことが復調の一要因だろう。 ただ、今回の頭部死球を機に、腕の振りが鈍り再び不調に陥る可能性は低くない。球界では一般的に、頭部死球は当てた投手、当てられた打者のどちらにも残像が残りやすいとされている。 広島では栗林がプロ入りした2021年限りで現役を引退した今村猛氏が、2011年8月7日・巨人戦で長野久義の左側頭部に直撃する死球を与え危険球退場に。試合後すぐに謝罪し受け入れてもらったが、次戦以降の登板では内角球のサインが出るたびに危険球退場の場面がフラッシュバックするため、外角中心の配球にシフトせざるを得なくなったケースが知られている。 栗林は新人から守護神を務めているが、登板時にはかなりの緊張、不安を感じるなどメンタルは弱い方だと過去に公言している。今回の頭部死球の責任を必要以上に感じてしまい、今村氏のように内角球が使いづらい状態に陥る可能性も決してゼロではないだろう。 青木への死球直後はすぐに帽子を取って謝罪の意を示した後、青ざめたような顔で青木を心配そうに見ていた栗林。青木は翌27日・広島戦試合前練習への参加が伝えられファンを安堵させているが、栗林のメンタル面、今後の投球にはもうしばらく心配が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月19日 15時30分
巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議
18日に行われ、巨人が「0-2」で敗れたDeNA戦。原辰徳監督が繰り出した采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-2」と巨人が2点を追う9回裏1死でのこと。この回攻撃の巨人はプロ8年目・25歳のオコエ瑠偉(.333・2本・4打点)に打席が回ってきたが、原監督はオコエを下げ、不振にあえぐ17年目・34歳の坂本勇人(.133・1本・2打点)を代打起用。坂本は初球からバットを出すも平凡な中飛に倒れた。 これで2死と後がなくなった巨人だが、原監督は後続の3年目・21歳の中山礼都(.286・0本・3打点)に代え、14年目・38歳の長野久義(.222・0本・1打点)を起用と再度代打策に打って出る。しかし、長野は空振り三振に終わり試合終了。2連敗の巨人は借金6となった。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< この原監督の代打策に、ネットユーザーからは「何がしたいのか理解不能な采配、勝ちたくないのかよ」、「好調選手に代えて不振のベテランをわざわざ使うって…」、「オコエ、中山にそのまま任せた方が絶対チャンスの確率は高かっただろ」、「これで代えられた2人のモチベにも関わるのでは」、「敗退行為だって言われても文句言えないぞ」といった批判が寄せられた。 代打策が物議を醸した原監督だが、試合後に伝えられたコメントもファンのひんしゅくを買っている。同監督は試合後に応じた取材の中で「やっぱり打たないと。0点では全体にプレッシャーがかかる。もう少し全体で打線につながりが出ないと駄目」とDeNA投手陣に完封された打線に苦言。ただ、ファンからは「駄目なのは監督の代打策だよ」、「3割打者下げて1割打者を使ってるようじゃそりゃ点取れんわ」といった不満の声が上がっている。 18日の試合は長崎・長崎県営野球場で行われたが、巨人が長崎県内で公式戦を戦うのは実に14年ぶりだったという。原監督は興行面も考慮してチーム随一の人気を誇る坂本、長野を代打起用した可能性も考えられるが、オコエ、中山に任せるべきだったと憤るファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年01月27日 21時30分
巨人、長野の出戻りは“お情け”ではない?「一打席を長く使える」大久保コーチが評価する能力明かし驚きの声
野球解説者・下柳剛氏が26日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが登場。巨人のプロ14年目・38歳の長野久義にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で大久保コーチは自身が期待する巨人選手や、シーズンを戦う上で重要視している考え方などを語った。その中で、今オフ広島から長野を獲得した意義を語った。 >>広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす<< 長野は2006年(日本ハム4位)、2008年(ロッテ2位)と2度のドラフト指名拒否を経て、2009年ドラフト1位で巨人入り。翌2010年から2018年まで同球団でプレーしたが、2018年オフに丸佳浩のFA人的補償として広島に移籍した。しかし、2022年11月2日、無償トレードの形で巨人に復帰することが決定している。 各報道では「いつかユニホームを脱ぐことがあるとしたら、やはり巨人で脱ぐべきじゃないか」という広島側の“親心”を巨人側もくんだことが実現の理由と伝えられているが、大久保コーチは「(原辰徳)監督とも話してるけど、もちろん戦力として必要としてるから呼ぶわけだから」と首脳陣はれっきとした戦力として考えていると説明した。 大久保コーチは続けて、「代打いったときに、若い子ってあっという間に終わるの一打席が。ああ空振りした、三ゴロだみたいな」、「(でも)経験あるやつは一打席を長く使える。タイムとった、見送った、いいファール打ったみたいな。そういう人がいるというのは大きいよね」とコメント。長野は相手投手を自分の間合いにうまく持ち込める、球数を稼げる代打として使えると主張した。 大久保コーチの発言を受け、ネット上には「打つ打たない以外の部分で役に立つって視点はなかった」、「雰囲気、流れを変えられる選手と考えたら確かに存在価値はあるかもしれん」、「ここ数年は数字出してないから不安だったけど、首脳陣はそういう目線で戦力としての計算を立ててるのか」といった驚きの声が寄せられた。 「長野は昨季までに『1505試合・.281・157本・590打点・1445安打』といった通算成績を残し、首位打者(2011/.316)、最多安打(2012/173安打)の獲得経験も持つ好打者。ただ、ここ3年は『194試合・.250・15本・70打点・129安打』と今ひとつの数字にとどまっているため、巨人ファンの間では『復帰自体は嬉しいが使いものになるのか』と言った疑問の声も少なからず上がっていました」(野球ライター) 大久保コーチの話を聞いた下柳氏は、元投手の立場として「ベテランだったら『ここヒット打たんでも、四球でも(塁に)出たらいい。上位につなげたらええんや』って割り切りされると(やりにくい)。打ちたい打ちたいの方がアウトにしやすい」と経験豊富なベテランの代打は打ち取りづらいと語っている。この言葉通りの働きを長野は見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCdOs2kfP7gdqAvfWcjHLV-A
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スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月14日 20時35分
広島・長野「どうやって打ったらいいのか…」阪神・青柳への苦手意識を明かす 巨人・坂本も苦戦? 攻略の糸口を掴めないワケは
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が13日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島のプロ12年目・36歳の長野久義がゲスト出演。強烈な苦手意識を持っている投手を明かした。 2020年12月23日に井端氏が投稿したユーチューブ動画で初出演し、今回が3本目の登場となる長野。今回の動画では「9球種プラスその他」の10項目で自身が「最強」と思い選んだ投手をそれぞれ挙げながらトークを展開したが、「その他」の項目で阪神のプロ6年目・27歳の青柳晃洋の名を挙げ攻略の糸口をつかめていないことを明かした。 長野は昨季までに「1376試合・.285・152本・562打点・1392安打」をマーク。首位打者(2011)、最多安打(2012)の獲得経験もある好打者だが、サイドスロー投手の青柳は「本当にどうやって打ったらいいか分からない」という。 青柳の攻略に苦しんでいる理由について、長野は「(速球が)曲がったり落ちたりする」とストレートが小さく不規則に変化する、いわゆるムービングファストのような球のため狙いを絞りづらいからだと説明。また、「スライダーとか変化球もすごい。背中の後ろを通ってストライクになるような(体感の)スライダーを投げたりする」と、サイドスローのため横方向の球種の変化量が大きく見える点も厄介と口にした。 青柳は球が適度に荒れるタイプの投手のため、山を張って打つことも難しいという長野。「青柳君が投げる時は一生試合に出られない(と思うほど苦手)」と、ほとんどお手上げ状態だと語っていた。 長野はこの他にも対戦した中で一番ストレートが速いと感じたというOB投手や、初対戦時に「なんだこのピッチャーは!?」と衝撃を受けた現役投手などについて動画内で語っている。 >>広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす<< 今回の動画を受け、ネット上には「タイトルホルダーの長野にここまで言わせるのはすごい」、「青柳の荒れ球はかなり厄介らしいな、坂本(勇人/巨人)も打つのに苦労しているって以前言ってたし」、「広島に来てから対戦してるイメージないけど、巨人時代から苦手なんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 これまで巨人(2010-2018)、広島(2019-)で活躍している長野と、プロ入りから阪神(2016-)でプレーしている青柳。両者は2016年から現在に至るまで共にセ・リーグでしのぎを削っている。なお、青柳は昨季まで「75登板・25勝28敗・防御率3.25」と黒星こそわずかに先行しているものの、防御率はある程度の数字を残している。 青柳とは2016年しか対戦がないが、同年は「9打数無安打・6三振」と完全に抑え込まれている長野。青柳に植え付けられた強烈な苦手意識は、最後の対戦から4年が経過する現在でもぬぐえていないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年12月24日 19時30分
広島・長野「僕じゃありません」まさかの犯人疑いに困惑? 物議を醸した“もう一発騒動”の裏話を明かす
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が23日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、広島・長野久義がゲスト出演。今季ヤクルトとの試合で起こった乱闘騒ぎで予想外のとばっちりを受けたことを明かした。 現役選手としては初めて井端氏の動画にゲスト出演した長野は、2019年1月に巨人から広島に移籍した際の心境や今季の戦いをテーマにトーク。その中で、広島ベンチからのヤジがきっかけで乱闘騒ぎが勃発した10月3日ヤクルト戦の裏話を語った。 同戦は「13-0」と広島13点リードの8回裏にヤクルト・青木宣親が広島・菊池保則から死球を受け負傷交代したが、次打者の山田哲人が打席に入る際に広島ベンチから「いったれもう一発いったれいったれ」とヤジが。すると、これを聞いたヤクルト・森岡良介コーチが「もう一発はアカンやろオラ!当てといてなんじゃコラ!」と激怒して広島ベンチへ詰め寄り、これをきっかけに両軍ベンチから選手・コーチが飛び出し本塁付近での乱闘騒ぎに発展している。 審判団から警告試合が宣告されることにもなったこの乱闘騒ぎだが、長野は直前までベンチ裏でアイシングをしていたとのこと。ただ、「(ベンチの方が)ざわざわとなっていきなりみんな(グラウンドに)行き始めた」と、何か騒ぎが起こった雰囲気はベンチ裏にも伝わってきていたという。 その直後に同僚が一斉にグラウンドへ飛び出したことを受け、「慌ててアイシングをベンチで外して、ユニフォーム(の裾)も出しっぱなしだったので(ズボンに)全部入れて最後の方に行った」と自身も出遅れながら駆け付けたという長野。ただ、誰がヤジを飛ばしたのかは最後まで把握できなかったという。 同戦後は井端氏を含めた多くの知人から乱闘騒ぎについて連絡をもらったという長野。ただ、「もう一発いけはアカンぞ」と自身が犯人なのではと勘繰る知人も一部いたため、「いや、僕じゃありません」と困惑しながら弁明に努めたと苦笑いで語っていた。 この他にも長野は巨人時代の2013年12月にチームに移籍してきた井端氏と親交を深めたきっかけや、広島移籍に際し最も懸念していたことなどについて動画内で語っている。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に!同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 今回の動画を受け、ネット上には「あの騒動は中継で見てて『いきなりなんだ?』って思ったけど、長野にとっても予想外の出来事だったのか」、「当時の中継映像見返したら、ユニフォーム着直しながら慌てて出てくる長野がバッチリ映ってるね」、「一方的に犯人扱いされるって完全なとばっちりだな」、「長野は巨人時代から選手、裏方への気遣いが凄いことで知られてるから絶対犯人じゃないって思ってたよ」、「結局ヤジ飛ばしたのは誰なんだろうか、球団内ではもう特定や処分は済んでるんだろうけど」といった反応が多数寄せられている。 現在までにヤジを飛ばした犯人は現在まで公表されていないが、当時はネット上でも「あの選手が言ったんじゃないか」と憶測が飛び交った同戦の乱闘騒ぎ。無実の長野もとばっちりを受けていたことに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年08月05日 11時40分
広島・長野、佐々岡監督の“冷遇”で奮起?「ベテランと呼ばれないように」殊勲の一発は復活の兆しか
広島が長野久義と田中広輔の2発で東京ヤクルトに快勝した(8月4日)。順位表では5位、最下位チームとの僅差での争いからまだ抜け出せていないが、同日の勝利は意義深い。 というのも、火曜日の勝利は“今季初”なのだ。火曜日は連戦スタートの初戦、つまり、広島は“エース対決の試合”をモノにできず、黒星先行の状況で対戦カードを戦ってきたのだ。初の白星スタートは、間違いなくチームの雰囲気も明るくさせるはずだ。 「先に点を取ったのはヤクルトの方。でも、走者を背負いながらも『0点』に抑え、その粘りが守っている野手のハートに火をつけたのかもしれません」(スポーツ紙記者) 7回、同点に追いつく3ランを放った長野だが、ここ最近は「3番・左翼」でスタメン出場が続いている。移籍一年目の昨季は打撃不振に喘いでいたが、今年は違う。強い闘争心を持って試合に臨んでいる。 >>広島・田中の打球がフェンス際で消滅! 犯人はまさかの同僚だった? 審判も驚愕した“ホールインワン”級の珍事<< 今季初打席となった6月20日だが(DeNA)、試合後、記者団に興味深いコメントを寄せていた。 「ベテランと呼ばれないように頑張りたい」 開幕戦は出番がなかった。堂林の復活、西川龍馬の成長なども重なって、「今年はスタメン出場の機会が激減しそう。代打稼業ということも」と、完全なレギュラー落ちも予想されていた。しかし、一番危機意識を持っていたのは、長野本人だった。 「移籍した昨季は『禁酒』の誓いを立ててシーズンに臨みました。お酒で失敗したことはありませんが、巨人時代から酒豪で知られていて、それを快く思っていない年長者もいました」(球界関係者) 巨人時代から後輩に慕われ、練習もマジメにこなすタイプだった。丸佳浩のFA移籍に伴い、人的補償で移籍した経緯は今さらだが、こんな指摘も聞かれた。 「メディアに発表されるもっと前から、球団(巨人)から通達がありました。長野はチームメイトたちにお別れを告げ、しばらくの間、長野の広島行きは公然のヒミツのように扱われていました。本人は『驚いたでしょ~?』とふざけて返していましたが」(前出・同) 球団が変われば、練習サイクルも変わる。昨季の不振はその戸惑いや気疲れも影響していた。 「広島に移籍し、『走れない』と言われたのがショックだったみたい」(前出・同) 3番で固定される前の7月23日、佐々岡真司監督は前日スタメン出場し、練習もともに行っていた長野をベンチ入りメンバーから外した。「怪我?」と担当メディアはざわついたが、佐々岡監督は「元気ですよ」と故障説を否定したが、ベンチ入りメンバーから外した詳しい理由は説明しなかった。 捉えようによっては“戦力外”だ。しかし、それが長野の気持ちに再び火をつけた。30代半ばの選手の衰えには「惰性」もある。本人は意識していないつもりでも、「なんとなく」で練習をこなし、試合で結果を出せなくても、「なんとかなるさ」と思ってしまう。 継投策の失敗など酷評の続く佐々岡監督。だが、長野を蘇らせた采配はさすが。堂林、田中もそうだ。チームも復活といきたいところだが…。(スポーツライター・飯山満)
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