超能力
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ミステリー 2022年05月01日 23時00分
本物の霊能者と偽物の霊能者の見分け方とは?30年間活躍してきたオーストラリアの霊能者が語る
オカルトやスピリチュアルの分野で切っても切り離せないのが、「スピ詐欺」の問題だ。何せ目には見えないものや、まだ科学で立証されていないものを相手にしているため、相談した相手が詐欺行為をしているのか、すぐに判断がしづらいという点がある。 これは日本だけではなく海外でも問題になる話だ。そこで海外では実際の超能力者に直接取材して「偽物の超能力者」を見分ける方法を聞き出していた。 >>オカルトは脳が作り出す? 架空のキャラクターと出会った人たち<< デイリー・スター紙がインタビューしたのはオーストラリアで超能力者として活動するRosemaree Shalhoubさん。彼女はEmbrace Australiaという霊感占いを提供する店の創業者であり、30年以上にわたってサイキック分野で働いてきたため、いわゆる「スピ詐欺」をしでかす人物たちについても詳しく語ることができるという。 「サイキックが100%正確であるかというと、だれも断定することができないので何とも言えません。しかし良い霊能者は、いつでもあなたの未来を変えることができると語ってくれるでしょう。一方で悪い霊能者は相談者が何度も自分の元に戻ってくることができるよう、自分を頼りにするように誘導してきます」とShalhoubさんは語る。 例えば霊能者に「あなたは何者かに呪われている」と言われた場合、彼女は「そう言われた時は、すぐにその霊能者のとこから立ち去るべきだ」と語る。 「呪いについては立証されていないので、この世界の誰もが故意に呪いや呪文を配置することはできないでしょう」とし、「呪いを解くため」として独自のヒーリングを受けるため、必ず自分の元に来るよう言われた際は特に要注意だと説明する。そもそも自分自身を癒やすことができるのは自分だけなので、「全て霊能者に委ねるように誘導する霊能者は怪しいとみていい」と彼女は述べている。 いわゆるスピリチュアル業界で30年以上働いた彼女は、本物の超能力者よりも偽物に多く会ってきたと語る。彼女によれば「本物の能力者にはエゴがなく、ソーシャルメディアに登場することもなく、ウェブサイトすら持っていない人がほとんどだ」と言う。 「彼ら(偽物の超能力者)は評判が先行して、口コミだけで忙しくしています。正当な霊能者は、自分がいかに優れているかを伝えたり、『有名な』霊能者として分類されることは決してありません。超能力者を自称する人は、結局エゴで動いているのです。良い霊能者は常に相談者の最善の利益を優先して行動します。彼らはあなたに何かを売りつけようとしたり、自分のところに必ず戻ってくるようにだまそうとしたりすることは決してありません」山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Psychic shares how to spot a fake – and divulges juicy secrets from the industry(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/real-life/psychic-shares-secrets-industry-how-26705257?int_source=nba
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ミステリー 2022年04月10日 23時00分
旧ソ連軍がテレパシーや超能力の実用化をめざしていた事実がCIAの文書に!
みなさんはかつて米軍と旧ソ連軍がそれぞれ、超能力について独自に研究を行っていたことをご存じだろうか。 情報公開法に基づいて最近新たに公開された1960年代のCIAの報告書によると、ソビエト連邦は冷戦時代に超感覚的知覚(ESP)やテレパシーなどの形而上学的現象を広く研究し、実用化に向けて動いていたという。 >>怪人「キラー・クラウン」が子犬を盗む!?都市伝説にかこつけた犯罪が海外で増加傾向<< 当時、一般にサイバネティクスと呼ばれるテレパシーを利用して、機械と直接接続できないか大きな関心が集まっていた。その中で、ソ連の科学者D.A.ケルミノフ氏は、ピアニストの中枢神経信号をテープに録音し、ピアノを弾けない別の人の腕に流すという試みをCIAに伝え、話題となったという事例が報告された。 「その人は難しい音楽が弾けるようになり、しかもその技術の一部を永久学習として保持できる」とされている。しかし具体的な内容を聞かれてもケルミノフ氏は有意義なデータを提供できなかったそうだ。 ケルミノフ氏への取材では、他の実験に関する情報も得られた。ワシリエフという人物のケースでは特定の被験者に対し、非常に強いESPを示すことができたが、「波動」を受け取ることができるのは特定の人物だけである、と主張していたそうだ。 ケルミノフが認めたESPの中には、単に出来事を推測するだけでなく、将来のランダムな出来事を予測するものもあったそうだ。実質的な予知能力が備わっていたとみられている。 もちろん、アメリカも同時期に形而上学的現象に関する独自の研究を秘密裏に行い、リモートビューイングを利用してソ連に対しスパイ活動を行っていたという。1970年代から、スタンフォード研究所内で行われていたスターゲイト・プロジェクトがその筆頭だ。 なお、2020年にはCIAが1977年に作成した「ソ連と東ヨーロッパの超心理学」という報告書が公開されている。旧ソ連軍が戦争兵器として利用するために、黒魔術や、電磁波などを用いて人為的に心理を変えるサイコトロニクス装置を研究していたという見解が記されていたことが判明している。 アメリカも旧ソ連も共に、我々がまだ知らない多くの超能力実験に関与していた可能性がある。しかし両国が本当に超能力の再現と確認、実用化に成功したのかについては、まだまだ議論の余地がある。 今回紹介したCIAの報告書はpdfファイルでThe Government Atticに公開されている。気になる人は実際に確かめてはいかがだろうか。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中The Government Atticで公開された資料https://www.governmentattic.org/44docs/3CIAinfoRptsESP_1964.pdf関連記事CIA files reveal that the Soviets were developing cybernetic telepathy(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/356697/cia-files-reveal-that-the-soviets-were-developing-cybernetic-telepathy
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