福良淳一
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スポーツ 2023年04月10日 23時30分
オリックス開幕9試合9投手が先発も負け越し!中嶋監督「なんとか自分たちで打開していかないといけない」
埼玉西武ライオンズとの3連戦(埼玉・ベルーナドーム)を2勝1敗で勝ち越したオリックス・バファローズ。舞台を本拠地に移した4日からの6連戦は、先発の駒不足に悩まされた。【2023オリックス・バファローズ戦績 4.4-4.9】対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪4.4●オリックス(田嶋)1-6(石川)福岡ソフトバンク○4.5●オリックス(黒木)0-5(和田)福岡ソフトバンク○4.6○オリックス(山本)7-2(高橋礼)福岡ソフトバンク●対 北海道日本ハムファイターズ大阪・京セラドーム大阪4.7○オリックス(宮城)4-2(上原)北海道日本ハム●4.8●オリックス(村西)2-6(上沢)北海道日本ハム○4.9●オリックス(ニックス)2-7(金村)北海道日本ハム○※カッコ内は先発投手。※4勝5敗の4位。1位の福岡ソフトバンクホークスとは2.5ゲーム差(2023.4.9現在) まず開幕から負けなしの3連勝で京セラに乗り込んできた福岡ソフトバンク打線に、昨年9勝の左腕、田嶋大樹は5回まで粘り強く投げていたが6回に捕まってしまう。終わってみれば5点差をつけられて大敗。 中嶋聡監督は「田嶋は今年初めての登板で、慎重な部分もあったと思いますが、いい感じで入ることができたと思います。5回までよかっただけにホームランのところですよね。警戒している中でのホームランなので、もう一度やっていかなければいけないなと思います」 「打線は序盤ですね。チャンスはあっただけに何とか先に点を取ることができたらというのはありますが、ちょっとボール球に手を出しすぎてしまいました。最後、0で終わるよりは絶対にいいと思いますし、切り替えて明日に向かっていかなければいけないと思います」と前を向いていた。 しかし、翌日もプロ初先発の黒木優太が首脳陣の期待に応えられず。打線も7安打を放つも無得点で連夜の大敗を喫した。 中嶋監督は「黒木は、今まではランナーを出しても簡単に後続を打ち取っていたのですが、今日は立ち上がりの先頭を出してバタついてしまったと思います。中継ぎでの経験はありますが、これが先発の難しさなのかなと」 「打線は、相手ピッチャーが要所でギアを上げたときですね。どのように対応するのかというところで差し込まれてしまったと思います。チャンスの場面でどうやってランナーをかえしていくかだけなので。そこが今の課題でもありますし反省点です。茶野(篤政)は積極的にしっかりと打ちにいけているというのはいいと思います。このままズルズルいってはいけませんし、シーズン最初の難しさをどこかで断ち切らなければいけないので。なんとか明日、しっかりと戦っていきます」と再び前を向いた。 続く6日の福岡ソフトバンク戦は、エースの山本由伸が、7日の北海道日本ハム戦は左のエース、宮城大弥のWBC出場組が無失点の好投を見せて連勝。 中嶋監督は宮城について「心配してたけど、普通通りでしたね。よかったです。横で見てても、切れのあるボールというか、非常に良いときの宮城かなと思っていた」 と称賛。「まだまだ問題はある」としながらも、先発陣の連夜の好投に「先発がゲームをつくってくれたらいい形になりやすいと思う」と満足げだった。 しかし、8日は村西良太が、9日は新外国人のニックスが先発するも、いずれもゲームを作れず。 中嶋監督は村西について「いつも(四球が)多いですけど、あそこまでは我慢したじゃないですか。皆さん心配してくれますけど、よく頑張ったんじゃないですか。ただ、連続になったときにどうなのか、って話で。それ以外、何もないですね」とバッサリ。 ニックスに関しては「そんなに四球を出すタイプではないので、いつもの制球力ではなかったですね」とストライクゾーンの認識に問題があったと感じているようだ。 2番手で前の週に先発していた山岡泰輔がロングリリーフしたが「山岡はきょう投げる予定だったが、予定より早く投げることになってしまった。打線は、ヒットは出ていますし、チャンスは作っているんですけど、あと一本をどうつなげていくかですよね。なんとか自分たちで打開していかないといけないので、やっていくしかないです」と来週からの巻き返しを誓っている。 開幕9試合で、9人の投手が先発を務めたが、借金1という結果となってしまった。WBCに二大エースを送り出したことにより、変則的なローテーションを組まざるを得なかったため、こういう結果になってしまった。 だが来週には開幕戦で好投を見せた山下舜平大も再び先発可能となり、抹消されてファームで調整中の選手も上がってくるはず。ペナントレースはまだ始まったばかりなだけに、今後の戦いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月24日 10時50分
オリックスD1位は公言通り白鵬大の左腕、曽谷龍平を獲得!福良淳一GM「ウチの先発陣の中には入って来れるだろう」
プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、オリックスは支配下5人、育成5人の計10選手を指名した。 今年のドラフトについて、福良淳一GMは「(競合しなくて)良かったですね」と安堵したようで、1位指名した曽谷龍平投手については「腕もしっかり振れているし、まっすぐの力もあるし、タフだし、ウチの先発陣の中には入って来れるだろう」という評価した。支配下、育成の人数やポジションの内訳は「予定通り」だったとのこと。高校通算53本塁打の内藤鵬内野手は、他球団からの指名も考えられたが、「残ってて良かったです」と語った。「欲しい選手は獲れました。いいドラフトでした」と福良GMは満足の行くドラフトだったと総括している。◆オリックス2022年ドラフト会議指名選手◆【1巡目】曽谷龍平投手左投左打白鴎大学▼岡崎大輔スカウトのコメント「アマチュア球界No,1左腕。スリークォーター気味のフォームから投じるMAX151キロのクロスファイヤーは一級品。変化球の精度も良く、1年目から先発ローテーションとしての活躍が期待される即戦力投手」【2巡目】内藤鵬内野手右投右打日本航空高石川▼ 小松聖スカウトのコメント「打撃ではコンタクト能力が高く、守備では柔らかいグラブ捌きと正確なスローイングが持ち味。高校生No,1の長打力が魅力の逸材」【3巡目】齋藤響介投手右投右打盛岡中央高校▼ 内匠政博スカウトのコメント「150キロを超える伸びのあるストレートは魅力十分。まだまだ伸びしろもあり、将来のローテーション候補として大きな期待がかかる投手」【4巡目】杉澤龍外野手右投左打東北福祉大学▼上村和裕スカウトのコメント「広角に打ち分ける打撃センスと、試合を決める一打を打つ勝負強さが光る。走・攻・守3拍子が揃ったセンス抜群の即戦力外野手」【5巡目】日高暖己投手右投左打富島高校▼縞田拓弥スカウトのコメント「角度のあるストレートはMAX148キロを計測。身体の強さがついてくれば大化けする可能性を秘めた将来性抜群の好素材」【育成1巡目】西濱勇星投手右投左打群馬ダイヤモンドペガサス▼宮田隆スカウトのコメント「150キロを超えるストレートが持ち味。今後の伸びしろに大きく期待が持てる本格的右腕」【育成2巡目】才木海翔投手右投右打大阪経済大学▼谷口悦司スカウトのコメント「MAX153キロのストレートは威力十分。伸びのあるストレートとスライダーのコンビネーションで打者を打ち取る。馬力があり、将来性も豊かな本格派右腕」【育成3巡目】入山海斗投手右投右打東北福祉大学▼上村和裕スカウトのコメント「スリークォーター気味のフォームから繰り出される140キロ後半のストレートが最大の武器。ポテンシャルが高く将来性抜群の投手」【育成4巡目】茶野篤政外野手右投左打徳島インディゴソックス▼森浩二スカウトのコメント「リーグで首位打者を獲得するなど、広角に打てるバットコントロールが魅力の走・攻・守3拍子が揃った外野手」【育成5巡目】村上喬一朗捕手右投右打法政大学▼早川大輔スカウトのコメント「強肩強打を誇る法政大学の扇の要。持ち前のガッツと声でチームのムードメーカーになり、早い段階での活躍が期待される選手」 指名された選手は指名挨拶、仮契約を経て年内に入団する見込みだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月27日 11時30分
オリックス、ジョーンズが登録抹消、中嶋監督代行「全快じゃなかった」
<オリックス戦績 10月20日〜25日>対東北楽天宮城・楽天生命パーク宮城10月20日△オリックス(山本)2-2(則本昂)東北楽天△10月21日○オリックス(榊原)6-5(涌井)東北楽天●10月22日●オリックス(田嶋)3-6(岸)東北楽天○対千葉ロッテ大阪・京セラドーム大阪10月23日○オリックス(山岡)7-2(二木)千葉ロッテ●10月24日○オリックス(アルバース)3-0(古谷)千葉ロッテ●10月25日●オリックス(張)1-10(岩下)千葉ロッテ○(カッコ)内は先発投手。 109試合41勝61敗7分、首位の福岡ソフトバンクとは22.5ゲーム差、5位の北海道日本ハムとは5ゲーム差の最下位。 オリックスは25日、アダム・ジョーンズ外野手を登録抹消した。 球団によると、「下半身のコンディショニング不良のため治療に専念」するためとのこと。ジョーンズは22日の楽天戦(楽天生命パーク)で、12号3ランを放ったが、23日から京セラドームに戻って行われたロッテ3連戦では、初戦はベンチメンバーから外れ、2戦目はベンチ入りを果たしたが出場機会はなし。3戦目の試合前、登録抹消が発表されている。 中嶋聡監督代行は「あまり良くないままプレーしてたんで、全快じゃなかったので、だったらちゃんと治そうという話になって、それが良かったらまた(一軍で)やればいいだけなんで。別にそれで(終わり)というのは考えてないです」とシーズン中の再昇格に期待をしているようだ。 現役バリバリのメジャーリーガーとして、オリックスに今シーズンから加入したジョーンズは、ここまで87試合に出場、打率.258、本塁打12本、43打点と、主砲としての役割を果たせていない。メジャーでは評価が高かった守備面でも開幕からミスが目立つなど、本来の姿を見せていない。(どら増田)
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