江藤智
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スポーツ 2021年01月31日 11時00分
巨人・長嶋監督の策略が歴史的フィーバーに! 当時6歳の現役選手も現場に? 50億円以上をもたらした伝説の春季キャンプ
毎年2月1日から同月下旬ごろまで、宮崎や沖縄を舞台に各球団が行っているプロ野球春季キャンプ。今年も明日から全12球団が一斉にスタートさせる。 今年のキャンプはコロナ禍の影響により全球団が無観客で行うことが決定しているが、例年なら“球春到来”を待ちわびたファンで初日からにぎわいを見せる。中でも伝説的な盛り上がりを見せたと語り草になっているのが、2000年に宮崎で行われた巨人の春季キャンプだ。 >>巨人・長嶋監督が元木に「うるせえんだ馬鹿野郎!」 試合前に暴言を吐かれた? 槙原氏が現役時代の珍事件を暴露<< 同年の巨人は長嶋茂雄監督が就任8年目(通算では14年目)のシーズン。1996年を最後にリーグ優勝から遠ざかり前年も2位だった巨人は、オフに江藤智(←広島)、メイ(←阪神)、工藤公康(←ダイエー)と積極補強を敢行した。 この3名のうち、江藤は広島時代に長嶋監督と同じ背番号「33」を着用していた。ただ、長嶋監督は江藤に同番号を譲り、自身は現役時代(1958-1974)の背番号「3」を着用することを決断した上で獲得を実現させた。 巨人の背番号「3」は長嶋監督の引退後は永久欠番となっていたが、江藤獲得の影響で26年ぶりに復活することに。そのため、江藤の加入直後からファンやメディアの間では、長嶋監督がいつ背番号「3」のユニフォーム姿を披露するのかが話題に。当初は2月1日の春季キャンプ初日で披露するとの見方が強かったため、キャンプ地である宮崎総合運動公園には初日から数万人のファンが詰めかけた。 ところが、長嶋監督は大方の予想に反して上着姿でグラウンドに登場し、最後まで上着を脱がないまま初日が終了。翌日以降もなかなか上着を脱がず、キャンプ地を訪れたファンや報道陣をやきもきさせた。ただ、「もしかしたら今日見られるかも」と考えるファンは多かったのか、休日に比べて集客が見込みにくい平日でも例年に比べて観客数の落ち込みはなかったという。 キャンプインから12日目の2月12日、遂にその瞬間が訪れる。この日、長嶋監督は午後から江藤にノックを行うため車でグラウンドに登場したが、ノック開始直前にさっそうと上着を脱ぎ背番号「3」のユニフォーム姿を初披露。球場に詰めかけた約5万5000人の観衆からは待ってましたとばかりに大歓声が挙がった。 その後、「江藤! 死に球は打ってないぞ俺は!」と熱のこもったノックを約40分続けファンを魅了した。当時の報道では「本当は初日で脱ごうと思ったんですが、いつの間にか脱ぎづらい雰囲気になって」とのコメントが伝えられているが、本人は背番号「33」の江藤に「3」を背負った自身がノックをする光景が一番絵になると考え、12日を選んだのではとの見方は根強い。 長嶋監督の“焦らし戦法”の効果もあってか、巨人はこの春季キャンプ中に約26.7万人と断トツの観客動員数を記録(2位は西武で約8.1万人)。背番号「3」披露当日に記録した約5万5000人は、1日当たりの観客動員数としては他球団を含めても歴代トップとされている。また、後年の報道では経済効果も当時としては破格の約52億円だったと伝えられている。 なお、背番号「3」披露の瞬間に立ち会った観客の中には、当時6歳の西武・源田壮亮も含まれていたことが過去の報道で明らかとなっている。源田は父親に連れられて巨人キャンプを訪問しており、とにかく人が多かった記憶が今でも残っているという。 現在の巨人春季キャンプは紅白戦が行われる休日などに、3万後半~4万人ほどの観客が集まれば大盛況といわれることが多い。一監督のユニフォーム姿見たさに5万人以上が殺到するような光景はもうこれから先は見られないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月02日 20時30分
元巨人・上原氏、敵選手の粋な発言に「一気に好きになった」 報復死球が招いた乱闘劇の裏側を語る
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が1日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。報復行為を巡る現役時代の裏話を告白した。 >>巨人ファン「何が暗黙の了解だ」と激怒 元ヤクルト・笘篠氏「ヤクルトに刺激を与えない方がいい」解説に批判噴出<< 今回の動画で上原氏は、8月25日巨人対ヤクルト戦で巨人が6点差で盗塁を仕掛けたことをきっかけに、“大差で盗塁はしない”ことをはじめとした球界の不文律の是非が議論となっている件についてトーク。その中で、自身が現役時代に実際に行ったという報復行為についてのエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明らかにしていないが、上原氏が先発を務めたとある広島戦で同僚捕手が特に何もしていないにもかかわらず、相手バッテリーから執拗に内角を攻められていたとのこと。すると、その同僚捕手から「(相手捕手に)ちょっと内角投げてくれ」と頼まれ、上原氏も「分かりました」とあくまで“威嚇”するつもりで応じたという。 その後、打席に立った相手捕手に内角攻めを仕掛けた上原氏だが、手元が狂い死球を与えてしまう。当てた瞬間上原氏は「僕のところに乱闘来るかな?」と身構えていたというが、相手捕手は巨人バッテリーの狙いに感づいていたのか、上原氏ではなく同僚捕手につかみかかったという。 捕手同士のつかみ合いが両チーム総出の乱闘に発展したことで、自身もマウンド上から乱闘に参加しようとした上原氏。ただ、その時自身の元に駆け寄ってきた広島・江藤智が、「お前は来んでいい!下がってろ!」と危害が及ばないように上原氏を乱闘から遠ざけてくれたという。江藤氏とは後に2000年から2005年にかけ共に巨人でプレーすることになる上原氏だが、「一気に江藤さんのことを好きになった。敵の僕にそんなことを言ってくれて」と当時の心境を語っていた。 上原氏はこの他にも、球界の不文律に対する自身の見解や、MLB時代に報復死球を命じられた際の対応などについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「報復命令って首脳陣が出すものだと思ってたけど、選手の意向で仕掛けることもできるのか」、「当てるつもりないのに当てちゃったから相当焦っただろうな」、「死球与えた敵投手の身を案じるって江藤さんいい人だな」、「上原が話してるのはルーキー時代に西山にぶつけた広島戦かな?」といった反応が多数寄せられている。 「動画内での発言を総合すると、上原氏が言及している試合は1999年4月20日の巨人対広島戦だと思われます。同戦は3回に当時ルーキーの上原氏から死球を食らった広島捕手・西山秀二が、巨人捕手・杉山直輝の胸ぐらにつかみかかったことで両チーム同士の乱闘に発展。これを受けて審判団は同戦を警告試合とすることを宣告しています」(野球ライター) 同戦では「7回1失点」でプロ2勝目をマークしている上原氏。ルーキー時代の知られざる裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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