橋本愛
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芸能ニュース 2022年04月17日 12時00分
映画界の性被害に続々と声を上げる有名女優たち
俳優で映画監督の榊英雄、俳優の木下ほうか、映画監督の園子温氏からの性被害が続々と告発される中、女優の水原希子が発売中の「週刊文春」(文芸春秋)に自らの見解を綴った長文コメントを寄せた。 水原は園氏の悪評を聞き、警戒していたことなどを明かし、「業界では(大勢のスタッフの前でも気にせずに)脱いで演じ切るのが立派な俳優だ、といった歪んだ捉え方を押し付ける暗黙の了解が存在していました」などと現状を訴えた。 >>橋本マナミ、性加害報道の榊監督「そういうので有名」遠野なぎこも「本当に吐き気がする」<< ここに来て、声を上げたのは水原だけではない。女優の橋本愛は園氏の記事を受け、インスタグラムのストーリーズで性被害の現状について言及。 12日に作家の山内マリコさんと柚木麻子さんらが、映画業界の性暴力の撲滅を訴える声明を発表したことを受け、13日にストーリーズで《とても救われました。ありがとうございます》と感謝。 さらに、《性加害は、一生、何があっても取り返せないんです。たとえ加害者が逮捕されようと、罰せられようと、どうなろうと。だから一番は、記憶を消すしかないんです》などと訴えた。 また、女優の鈴木砂羽は12日にウェブサイト「note」に掲載した文章で、過去に映画監督から罵倒された経験を明かした。 鈴木によると、その監督と会食した際、鈴木が思ったような感想を語らなかったことで機嫌を損ね、次第に鈴木の過去の作品やその作品の監督を罵倒。隣にいたプロデューサーも監督と一緒になって怒りを露わにしていたというが、あえて表沙汰にはしなかったという。 しかし、相次ぐ性加害報道について、《あんな性の悪鬼みたいな人たちだけがこの業界を作っているわけではないのだ。(中略)自分たちが変わると決めて、映画業界がまた新しい息を吹き返すことを願い、これから自分たち世代もまだまだ映画を諦めず、俳優、スタッフ互いの尊重と尊敬、感謝を忘れずに盛り上げていきたい》と意気込んだ。 「ここまで告発が相次ぐと、売れている女優の中も性被害やパワハラ・セクハラを受けた女優は多いだろう。膿を出し切って業界の体質を変えるため、今後も告発が相次ぐのでは」(映画ライター) 身に覚えのある監督やプロデューサーたちは震え上がっているはずだ。
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芸能ニュース 2021年11月01日 18時45分
橋本愛、池松壮亮、伊藤沙莉、美山加恋らがレッドカーペットに登場 第34回東京国際映画祭が開幕
10月30日、第34回東京国際映画祭が開幕し、フェスティバル・アンバサダーの橋本愛や、コンペティション部門審査委員長のイザベル・ユペールらが登場してレッドカーペットを闊歩した。 >>全ての画像を見る<< 11月8日まで日比谷、有楽町、銀座地区で開催される本映画祭。今年はコンペティション部門に113の国や地域から1533本がエントリーされている。レッドカーペットではコンペティション部門出品の『ちょっと、思い出しただけ』の池松壮亮、伊藤沙莉、松居大悟監督、ジャパニーズ・アニメーション部門『フラ・フラダンス』の水島精二総監督、声優を務めた美山加恋、富田望生、ガラ・セレクション『GENSAN PUNCH 義足のボクサー(仮)』の南果歩、尚玄、金子拓平、Nippon Cinema Now『親密な他人』の黒沢あすか、中村真夕監督らが姿を見せた。 池松は映画『ちょっと、思い出しただけ』について、「こういう時期で、自分の人生、過去、記憶に触れる機会が多かった。世界中そうだったと思います。みんなで自分たちの人生の記憶を持ち寄って、『過去に色々あったけど今は大丈夫だ』という映画になればいいと思っていました」と撮影時の心境を紹介。伊藤も同作の撮影について、「コロナ禍っていうことをいい意味で忘れた時間もあったし、作品の時間軸が長めで6年間の話。みんなの生活も変わって感慨深いなと思いながらやっていました」と話した。 美山は『フラ・フラダンス』について、「どの国の方にも、言葉がなくとも伝わるダンスがたくさん。この映画も言葉がなくとも伝わる要素がたくさん詰まっていると思います」とアピール。橋本はアンバサダーとして、「まずはこの映画祭がすごく楽しいものになるように少しでも自分にできることをやる。今年は楽しそうな映画がたくさん。みなさんに少しでも知ってもらえるよう頑張りたいと思います」と心境を述べた。 ほかにも、『スパゲティコード・ラブ』の八木莉可子、三浦透子、丸山健志監督、『グッバイ、ドン・グリーズ』の梶裕貴、いしづかあつこ監督、『よだかの片想い』の中島歩、安川有果監督、『三度目の、正直』の川村りら、小林勝行、野原位監督、『なぎさ』の山崎七海、古川原壮志監督らも姿を見せ、会場に華を添えた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年11月01日 15時30分
仏女優イザベル・ユペール、東京国際映画祭「開催されたのは勝利だと思います」橋本愛もコロナ禍の開催喜ぶ
女優の橋本愛とイザベル・ユペールが10月30日、東京・銀座で開催されている第34回東京国際映画祭(TIFF)のオープニングセレモニーに出席。同映画祭への思いなどを語った。 >>全ての画像を見る<< 11月8日まで日比谷、有楽町、銀座地区で開催される本映画祭。今年はコンペティション部門に113の国や地域から1533本がエントリーされている。橋本は映画祭のフェスティバル・アンバサダーを、ユペールはコンペティション部門の審査委員長を務める。 橋本はセレモニー前にレッドカーペットを闊歩。「コロナ以前はレッドカーペットも周りにお客さんがいて、みなさんと交流できる楽しいイベントだったんですけど」と前置きしつつ、「でも、同時に今年こういう状況で映画祭が開かれたことに、ありがたみをじんわり感じれる時間でもありました」とレッドカーペットを闊歩した感想を述べる。 司会者の中井美穂とのトークでは、「ポストコロナで、その後の映画界はどうなるか」との質問を受けたが、「個人的な体感としてはあまり変わらないと思うんです」と持論を述べ、「映画祭を通して、日本に対しても世界に対しても、民族や国の垣根を超えたものを届けられるのはありがたいです」とコメント。また、「海外の人にオススメした日本の映画館の魅力」についても問われたが、「海外の映画館にあまり行ったことはないんでわからないですけど、映画館はその場所、その場所でカラーや空気感、座席の質感が違う。映画のセレクトももちろん違う。そこの映画館でしか味わえない空間があるのが大好きなところです」と話した。 フランスから来日したイザベル・ユペールは「コンバンワ」と日本語であいさつ。「このようなコロナ禍において映画作りはチャレンジ。でも、このような中、映画祭が開催されたのは勝利だと思います」とスピーチ。「わたしたちはここで一緒に映画を見るべきだと思います。これはコロナ禍にわたしが一番やりたかったことでもあります。わたしたちは映画が必要です。そして映画はわたしたちを必要としています」と呼びかけて会場の拍手を浴びていた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2021年09月30日 10時00分
橋本愛、「愛されなかったからこそ愛を知った」人生を変えた思い出の映画明かす
女優の橋本愛が28日、都内で開催された『第34回東京国際映画祭』(10月30日~11月8日)のラインナップ記者会見に映画監督の吉田恵輔と出席した。 >>全ての画像を見る<< 橋本は同映画祭のフェスティバル・アンバサダーに、吉田監督は「Nippon Cinema Now」部門特集監督に選出。安藤裕康(東京国際映画祭チェアマン)、市山尚三(プログラミング・ディレクター)、藤津亮太(「ジャパニーズ・アニメーション部門」プログラミング・アドバイザー)各氏らと共に壇上に上がって映画祭への意気込みを述べた。会見では、上映作品ラインナップの発表やイベント・概要の発表、審査員の発表も行われた。 毎年開催される同映画祭だが、橋本はプライベートで足を運んで映画を観に行くこともあったと言い、「この季節になると、暇な時間に上映スケジュールを調べて観に行ったりするんです。自分の日常の延長線上にこの映画祭がある感じがします」と親近感を感じている様子。今年のラインナップに関しても、「クリント・イーストウッド監督のオープニング作品が見たいです。あと、わたしは身体芸術が大好き。田中泯さんの映画も見たい」と目を輝かせて話す。 アンバサダー就任に関しては「映画、文化、芸術が、日本の島国という地中深くに根を張っていけたらいいなって願っているんです。みなさんの生活の中にもっと芸術がはびこっていければいいなって。この映画祭も、水面下にみなさんの生活の中のもっと大きな一部になれたらいいなと思います」と意気込む。 橋本はまた、過去にチリの鬼才・アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エンドレス・ポエトリー』(2016年)を同映画祭で観て感銘を受けた経験も紹介。「人生を丸ごと救われたような経験になった」と述べ、「映画の中に印象的な場面があったんです。『愛されなかったからこそ愛を知ったんだ』ってセリフがあって、目から鱗な気分になりました。得られなかったからこそ必要なものがわかる。それを教えてくれたこの映画に感謝の気持ちを覚えました。わたしの人生を変えてくれた一本でした」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年11月02日 17時25分
橋本愛「自分や大切な人がいつ死ぬか分からない恐怖が常にある」コロナ前後の想い語る キム・ボラ監督と東京国際映画祭でトークセッション
11月1日、第33回東京国際映画祭2020の「アジア交流ラウンジ」にて、キム・ボラ監督と橋本愛のトークセッションが行われ、モデレーターを是枝裕和監督が務めた。 >>全ての画像を見る<< キム監督は、自身の監督映画『はちどり』が本国韓国だけでなく海外でも大反響を呼んだ、新鋭の女性監督。同作を自宅で鑑賞したという橋本が作品について質問し、キム監督が回答する形でトークセッションが進められた。 橋本は、同作について「ほんとに素晴らしい映画で、感動しました」とした上で、様々な“喪失”を経験しながらも成長する主人公・ウニと自身が多感だった頃を重ね合わせて「私もこの世界にすごく希望を持って生きていて、それが映画の最後の『世界は不思議で美しい』という言葉と自分の今の感覚が重なって、ふわーっと勝手に涙があふれてきました」と感想をキム監督に伝えた。 これを受けキム監督は、「心がこもった言葉でフィードバックをありがとうございます。人生もそのように繰り返し生まれて死んでいく、それがずっと繰り返されているのではないかという想いを込めました。橋本さんの言葉を聞いてそれを受け取っていただけたと思いました」と喜んだ。 橋本は、同作のチヂミを食べるシーンが印象的だったとのこと。チヂミをまるで飲むように次から次へと口に運ぶ様子にインパクトがあり、「まるではちどりがついばむようだ」と表現した。これを受けキム監督は、「実際には俳優さんはあんなふうには食べません。あんなふうに食べてほしいと演出しました。はちどりには食べるシーンが多く登場します。家族が食卓を囲むシーンでは、冷たい空気が流れながらもある種温かみがあるシーンになっています。食べることが人間の感情とどのようにつながっているのかを表現しました」と返答、細部までこだわり世界観を伝えていることを感じさせた。 最後に、トークセッションをオンラインで視聴している視聴者からの「コロナ禍の前と後でクリエイティブ面など変化があったのか」という質問に対して、「コロナ以前よりも、私たちは“人間のつながり”ということについて深く考えるようになったと思います。コロナは息で伝わっていく病気でもあります。私たちが息をしている、この息が他の人にも影響を与えるということを、まさに体を通じて実感している状況に置かれていると思います。また、共通の問題意識というのを共に考える状況に直面していると思うんです。クリエーターとしては、この“つながる”という重要な部分を、今まで見過ごしてきたと改めて考えさせられました。私の行動、息一つ一つが人々に影響を与え得るということを忘れさせないようにするきっかけになったのだと思います」と語った。 橋本は同じ質問に、「生きている感覚としてはビックリするくらい変わりません。毎日どこかで人は死んでいて、自分で自分を殺している人もいれば殺されている人もいて、それと同時に生まれていて、自分や自分の大切な人がいつ死ぬか分からないという恐怖を常に感じながら生きていて、この恐怖が世界的に顕在化されているように見えるというだけで。だから私の中では変わらなくて、だからパフォーマーとしてお芝居する上では何も変わらなくて。ただ唯一、観客として映画を見に行く意識は変わったなと思います。映画館がなくなってしまうという危機感、これまでの関係者の努力によって与えられた機会だったんだと身にしみて分かりました。ほんとに映画館に行かなければという気持ちでいっぱいです」と答えた。 2時間に及ぶトークセッションはあっという間に終了となり、静かに耳を傾けていた是枝監督からは「ずっと聞いていたい」と感想を口に。「今日の2人は大正解だった」と、自身がオファーした2人の化学反応を喜んだ。第33 回東京国際映画祭開催期間:2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)会場: 六本木ヒルズ、EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷、日比谷ステップ広場ほかhttps://2020.tiff-jp.net/
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