桐山漣
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芸能ニュース 2021年04月30日 14時00分
ドラマ『カラフラブル』、原作大改変の不評を覆す? 主役を超えた暴走愛されキャラに注目
4月1日にスタートしたドラマ『カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛されています。~』(読売テレビ・日本テレビ系)が、原作ファンから苦言を集めているという。 同作は、吉川愛と板垣李光人のダブル主演作。仕事熱心だが自分自身には手を抜きがちな新人漫画編集者・町田和子(吉川愛)と、メイクやファッションを自由に楽しむジェンダーレス男子・相馬周(板垣李光人)のラブストーリーとなっている。 原作は漫画家・ためこうによる人気コミック『ジェンダーレス男子に愛されています。』。原作では、漫画編集者の「わこ」と、古着店で働きつつモデルもこなすジェンダーレス男子「めぐる」のカップルが描かれているラブコメとなっている。 「原作漫画では、すでに同棲している2人がお互いに『可愛い』と言い合うというコメディ要素の強いストーリーになっていますが、ドラマでは、高校時代に先輩・後輩の仲だった2人が偶然再会するところからスタート。漫画ではバリキャリのはずの和子は、新入社員で自身の女子力の低さに悩んだり、生理に振り回されて周との関係がこじれかけたりなど、少々面倒くさいキャラになっています。また、ドラマでは『性別とは』『男性/女性らしさとは』といった発信も多くなっており、テーマに関して押しつけがましい部分も。この数々の改変に、原作ファンからは『全然話違うじゃん』『漫画が面白いだけにもったいない』『設定だけ借りただけで全然別の話』というブーイングが集まっています」(ドラマライター) >>突如トレンド入りした「ジェンダーレス男子」とは?「矛盾してる」と指摘も、人気漫画の実写化で議論に<< 一方、唯一原作ファンからも人気を集めているキャラもいるという。それが桐山漣演じる「キラ」。 「原作でもナルシストで“綺麗なものしか目に入らない”という独特のキャラのキラですが、ドラマではさらにパワーアップ。一人称は『キラ』で、『このキラが本気になれば口説けない女なんかこの世界に存在しない』と豪語する、“超”ナルシストになっています。ドラマでは、オリジナルキャラの編集長・あさひ(水野美紀)を口説こうとして振られたことで、逆に夢中になってしまうことに。第2話終盤で、なぜかあさひを見てドキドキする自身に戸惑い、『このキラが女に怯えているというのか……?』と困惑していましたが、周から『恋じゃないの?』と指摘されると、絶叫して逃げる場面も。原作からは改変されているものの、より面白くなっているということで原作ファンからは好評。ネットからは、『キラ様見るためだけに見てる』『主役の2人よりキラ様の方が面白い』という声が集まっています」(同) 果たして、今後も原作ファンからの評価はキラ様だけに集中してしまうのだろうか――。
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芸能ニュース 2020年12月02日 07時00分
桐山漣、転機は『俺スカ』!『光源氏くん』『おじカワ』話題作出演続き、「もっといろんな役を」日仏合作映画主演で新境地
フランス人のロナン・ジル監督がメガホンを取る日仏合作映画『海の底からモナムール』が12月4日から公開される。日本映画に影響を受ける同監督が描く本作は日本を舞台に、日本のキャストを起用して描かれるロマンティック・ホラー。主演を桐山漣(漣はさんずいに連が正式表記)が務め、清水くるみ、三津谷葉子らが脇を固める。すでにゆうばり国際ファンタスティック映画祭ゆうばりチョイス部門や、大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門で上映されて大きな話題を呼んでいる。主演の桐山に改めて見どころなどを聞いてみた。 >>全ての画像を見る<<ーーフランス人監督がメガホンを取るインターナショナルな作品への出演。最初にお話をもらった時はどんな印象を持ちましたか。 桐山:物語的にはホラーなんだけど、これって幽霊のラブストーリーでもあるなっていう印象を持ちました。ホラーというジャンルだけではひとくくりにできない不思議なテイストの作品だなと思いました。あと、脚本をもらった時はフランス語を直訳しただけの日本語の言葉が並んでいて、そのままだと厳しいなって。僕らが演じながら直していく作業が必要だなって思いました。ーー直訳になっているセリフを自分たちの言葉に置き換える作業があったというのは面白いですね。 桐山:直訳を直す作業は、読み合わせの時とか空いている時間に、控え室が合同だったので、共演者とクラスメイトのような感覚で行いました。そのままやると直訳の不自然な形になるなって。できるだけ、かっこよく、ナチュラルになるようにやろうって。ーーロナン・ジル監督にはどんな印象を持ったんですか。 桐山:監督は奥さんが日本人で、日本語を話すんです。奥さんから日本語をよく聞いているせいか、話す日本語も女性的で、癒やしキャラです。撮影も「よーいスタート!」ってメリハリをつけてやる感じじゃないんです(笑)。ふわっと始まる感じ。役柄に関しても細かいオーダーはない。なかなかないスタイルだなって思いました。ーーヒロインは10年前、イジメに遭い、島の崖から飛び降りた女子高生・ミユキ(清水くるみ)。「愛されたい」という想いを17歳の時のまま、ずっと抱いて今も瀬戸内海の浜にいるという設定。桐山さんは当時、そのミユキが想いを寄せていたタクマ役を演じます。 桐山:なかなか自分の思っていることを言えないような、現代の男の子という感じ。嫌なら嫌、好きなら好きとか、自分の思いを話すのが苦手な現代人の象徴のような存在だと思いました。不器用なタイプだなって。10年前の高校時代のやりとりなんかは共感できる部分がありました。ミユキのことが気になっているけど、いじめられている対象の子を好きになったりしたら、自分もいじめられてしまうんじゃないかっていう気持ちがあって、気になっているのに好きだという気持ちを表現できない。自分もそういう立場にいたら、それでも好きと言えたかなって。自分で自問した時にタクマの気持ちが分かりました。そういうセンシティブな部分に共感できることが多かったです。ーー桐山さんはこれまで『ミュージカル テニスの王子様』はじめ、『仮面ライダーW』など様々な作品に参加してこられました。今回、こういったインターナショナルな作品に出演され、今後は俳優としてどのような活動をしていきたいというビジョンを持っているのでしょうか。 桐山:いろんな役、作品に幅広く挑戦していけたらいいなと思っています。30代のうちにしておきたいのは自分のポジションをもっとしっかりと作っていきたいということ。これまでは二枚目的な役が多く、それはそれでありがたいことだと思っていましたけど、それだけでなく、時としてもっと面白い役柄を求められた時に、それに応えられるような存在でありたいって。見た目にとらわれない役をやっていきたいと思っているんです。最近出演したよるドラの『いいね!光源氏くん』(NHK総合)や、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系)などで演じた役柄を経て、その流れでもっといろんな役をやりたいなって。ーーご自身で最近、これは役者としてターニングポイントになったなという作品はありましたか。 桐山:古田新太さん主演の連続ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)がそうだったと思います。古田さんが女装している高校教師役。僕は副担任で彼にいろいろ振り回される役所。コメディなんですけど、そういう役をやらせてもらえるのは初めてで、新太さんとの共演で、コメディについて学ぶことが多かったし、コメディに対する興味がすごく湧いたんです。狙うと面白くなくて、一生懸命やると面白いとか。『光源氏くん』もそうだったんです。そういった役を通じて、もっと違う自分を出せるんじゃないかって思えた作品でした。ーー『いいね!光源氏くん』の反響は特に大きかったのでは。 桐山:大きかったです。ちょうどコロナ禍で、ああいう居候コメディというのも、みなさんの気持ちを和らげる効果があったのかなって。ーーコロナのお話が出ましたが、自粛期間はどんなふうに過ごしていたんですか。 桐山:不安とかは、特になかったんですけど、自分がかかるか、からないかの不安というのはありました。今まで2、3カ月仕事がない時もありましたし、必要とされない時は仕事がない。だから、仕事がなくなるのが不安とかより、自分のせいで仕事上迷惑をかけたらどうしようとか、そういう気持ちの方が大きかったです。ーー自粛期間にハマったことはありますか。 桐山:この作品の影響もありますが、YouTubeなどで公開されていたホラーの動画にハマりました。怖いけど面白いっていう(笑)。ーー最後に本作について改めて見どころをお願いします。 桐山:ホラーだけど、身構えないで見てほしいです。日本の幽霊とはちょっと違った、みんなが想像するホラーとは違った作品。フランス人監督らしい、ゆったりした流れを持った作品でもあり、そういった部分も楽しんでほしいです。5年前に撮った作品で僕自身はやっと公開されるという安心感も正直あります。5年前の自分を見られるのは恥ずかしい気持ちもありますが、そこは温かい気持ちで見てもらえたらうれしいです。(取材・文:名鹿祥史)出演:桐山漣 清水くるみ三津谷葉子 前野朋哉 杉野希妃脚本・監督:ロナン・ジル撮影: ドミニク・コラン 音楽: RONAN GIRRE & ASWEFALL 配給: アルミード 2017 / 日本・フランス/ カラー/ シネマスコープ/ 5.1 / 84分Besoin d’Amour Film Partners公式サイト:uminosoko-movie.com※写真クレジット<桐山漣さん>ヘアメイク:江夏智也(raftel)スタイリスト:吉田ナオキ衣装協力:WYM LIDNM、REV、GARNI、NUG
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芸能ニュース 2020年05月27日 21時00分
『いいね!光源氏』最終回に感動の声も心残りが? 原作者も「母から催促の連絡が入った」続編希望集まる
千葉雄大が主演を務めるドラマ『いいね!光源氏くん』(NHK系、毎週土曜日、夜11:30~放送)の最終話が23日に放送された。 本作はえすとえむ氏による同名漫画が原作のコメディドラマである。源氏物語の世界からやってきた光源氏(千葉雄大)を自分の家に居候させることになった“こじらせ女子”のOL・藤原沙織(伊藤沙莉)は、現代の文化に触れて驚く光に手を焼きながらも、彼の存在に癒されていく――というストーリーだ。※以下、ネタバレあり。 最終回で、光は沙織に元の世界には戻らず一緒にいたいと告げる。しかし、沙織は光のことを想い、一緒にはいられないと告げる。その後、沙織は光を元の世界へ戻す「次元ジャンプ」の方法を研究者のフィリップ(厚切りジェイソン)から教わり、光との最後のデートの日に実践。光は元の世界へ戻っていった。それから時が過ぎ、夏の季節がやってくる。花火大会の夜、沙織の前に光が現れる。沙織が現世にいる理由を尋ねるが、光は自分が次元を超えた理由が分からない様子。しかし、「いつの間にか、沙織殿と見る景色がわたしの最も大切な場所になっていたのだな」と告げ、微笑むのだった。 >>『いいね!光源氏くん』ヒロインのきついセリフに賛否「そんな言い方しなくても…」<< 視聴者からは「原作と違うラストって聞いてたからハラハラしたけど、ハッビーエンドでよかった~」「最後ってわかっててするデートってほんと切ない号泣胸が苦しかった…。でも最後二人再会できてよかった!」「お別れしちゃった…と思わせてからの再会って展開反則。泣いた」と感動の声が集まっている。 一方で、光と同じく現世にやってきた義理の兄・中将(桐山漣)のその後が描かれていないことから、SNS上で「中将はどうなったの?」「中ちゃんも元の世界へ戻っちゃったのかな…」という疑問の声も集まり、最終回放送後は中将の愛称である「中ちゃん」がツイッターでトレンド入りを果たした。この疑問の声に対し、原作者のえすとえむ氏は自身のツイッターにて、「原作ではきちんと先行ききまってるから、中ちゃん派の人はほんとに原作を読んでください」とツイート。さらに、本作で演出を務めた小中和哉氏は「(中将は)この世界で生きることを宣言したので、しっかりと歩んでいくと思います。」とツイート。 「放送前は、キャスティングに対して原作ファンから『光の原作のイメージと違う』と指摘もありましたが、ほのぼのとした空気感や、主演の千葉雄大のコミカルな演技、伊藤沙莉のナチュラルな演技が反響を呼び、高い評価を受けていました。また、再放送や放送中止のドラマが多かった中、無事放送できたのも本作が評価される理由でしょう。視聴者からは、早くも『中将のスピンオフ作品を作ってほしい!』『このドラマ終わるのマジでロスだわ…続編希望!』『こんなにハマるとは思ってなかったな。それにしても早く続きが見たい』と、続編を希望する声が集まっています。」(ドラマライター) 続編希望の声が集まる中、原作者のえすとえむ氏は自身のツイッターにて、「続編、なんとか実現してほしいものです」「母から続編の催促の連絡が入ったのでNHKさんお願いします」とツイート。果たして、続編は実現するのだろうか。今後の制作情報に期待したい。記事内の引用についてえすとえむ公式Twitterよりhttps://twitter.com/estem_info
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