映画館
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社会 2025年07月31日 21時00分
ティ・ジョイ、9月から映画鑑賞料金を改定 一般は2200円に ネット「映画館はもう庶民の娯楽じゃない」と悲しみの声
全国でシネマコンプレックスを運営するティ・ジョイが、30日、劇場の鑑賞料金を一部改定すると発表した。9月1日の上映から変更され、一般の鑑賞料金は現行の2000円から2200円になる。ティ・ジョイは、改定の理由として、「昨今の人件費やエネルギーコストの上昇等を受け、慎重に検討を重ねた結果、今後もお客様にご満足いただける鑑賞環境を維持・向上させるために実施するものでございます」と述べた。発表によると、一般(18歳~64歳)が2000円から2200円に、小人(3歳~17歳)・高校生が1000円から1100円に、大学生・専門学校生・レイトショーが1500円から1600円になる。ペア50割は2人で2800円から2人で3000円に値上げ。KINEZO会員デーは1400円から1500円に、水曜サービスデーおよびファーストデーが1300円から1400円に変更される。改定対象は、ティ・ジョイ直営の13劇場に加え、他社と共同経営する新宿バルト9、広島バルト11、T・ジョイPRINCE品川、T・ジョイSEIBU大泉、横浜ブルク13、T・ジョイエミテラス所沢、鹿児島ミッテ10となる。ネット上では、「2200円は高いよ」「運営のこと考えると苦しいんだろうけど、気軽に映画館行こうって誘えない」「もう映画館で映画を見るのは庶民の娯楽じゃない」「普段映画を見ない層はさらに離れる」など、悲しみの声が多数上がっている。2023年6月に、TOHOシネマズが一般鑑賞料金を1900円から2000円にした際は、値上げをきっかけに他のシネコンも追随した。今回のティ・ジョイの値上げを受けて、他の映画会社はどう動くのだろうか。2200円が定着するのかどうか、今後の動向に注目したい。
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トレンド 2025年07月28日 21時00分
劇場版「鬼滅の刃」新作 史上最速128億円突破の一方で盗撮被害も 公式「刑事告訴を含む厳正な対処していく」
18日から上映されているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が、25日に興行収入100億円を突破した。公開から8日間での達成は、日本映画史上最速となる。それまでの記録は、前作「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(2020年公開)の10日間だった。27日までの興行収入は128億円を超えており、観客動員数は910万人に達している。同作は、上映前から、初日の上映回数が話題になっていた。TOHOシネマズ新宿の40回、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ池袋が31回など、ケタ違いの上映回数については賛否両論があったものの、今回の興行収入記録の達成で、期待に応えたと言えるだろう。一方で、記録的な人気ゆえか、盗撮行為が問題になっている。上映後、いくつかの動画投稿サイトで盗撮映像がアップロードされた。一連の行為に対して、25日、製作委員会は、厳正に対処する方針を明らかにした。「鬼滅の刃」の公式X(旧Twitter)では、「鬼滅の刃 無限城編 第一章」に関して、「盗撮映像がインターネット上に見られます。劇場での映画の盗撮行為は犯罪です。悪質な著作権侵害に対しては、刑事告訴を含む厳正な対処をしていく所存です」と投稿している。ネット上では、「鬼滅の映画の盗撮が流れてきました。とても不快です」「盗撮動画が海外で拡散されていてイライラする」「Xしかり、特にTikTokで違法アップロードされまくってるのをなんとかして」「違法ですと脅すだけでなく、実際に訴えて賠償請求してほしい」など、怒りの声が上がった。前作、「無限列車編」では、盗撮した男性が映画盗撮防止法違反などで書類送検されている。どんな理由があったとしても、違法行為は直ちにやめていただきたい。
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トレンド 2025年07月25日 20時15分
映画鑑賞マナーに「改革」は必要か 鬼滅公開でマナーの悪さ表面化 映画館側へ要望を訴える声も
映画館も「改革」が必要か……。2025年7月以降、映画館におけるマナーについて映画ファンの間で話題になっている。発端は7月18日に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』であった。本作は幅広い世代に人気を誇る漫画「鬼滅の刃」の劇場版であり夏休みシーズンということもあり連日多くの親子連れや小学生グループなどが映画館に駆け付けているという。既に興行収入は公開4日間で興行収入73億円。最終的には2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の興行収入400億円を上回るのではないか、とされている。その一方、普段映画館に来ない人が多数映画館へ押し寄せている事から「鑑賞マナーの悪さ」も同時に話題になっているようだ。特にネットに挙げられているのは「上映中の私語がひどい」「スクリーンをスマホカメラで撮影している」「スマホをいじっている」「上映中の席の移動」などである。小学生グループが大挙して映画館に来ている事から映画鑑賞に慣れていない客層が集まっているのが原因ではないかとされている。鑑賞マナーはもちろん当人の問題ではあるが、「映画館側も対策が必要なのでは」といった声も少なくない。特に「無限城編」は2時間35分という子どもも見るアニメ映画としては長時間作品であり、途中にトイレへ行くための退席や喉の渇き、集中力切れなどで場外へ移動する観客もおり、「途中で休憩時間を作ってほしい」「せめて子どものいない時間帯に見たい」といった声が映画館側へ届いているようだ。映画は「時間芸術」という言葉もある通り、途中休憩(インターミッション)の設定などはタイミングなど難しいところだが、2022年に日本で公開され大ヒットを記録したインド映画『RRR』は上映時間が約3時間の大作で日本版では慣習からインターミッションが設定されていなかったが、観客の要望で一部の映画館では「インターミッション付き」として上映が行われていた。また、アニメ「アンパンマン」は未就学児が対象の映画であった事から上映中でも場内を明るく設定したり、夕方以降の上映が行われていなかったが、「大人も見たい」という声を受けて、一部映画館では「アンパンマンナイト」と題して夜の時間帯で上映が行われるなどしていた。このように、映画館側の配慮によって事前にトラブルを回避したケースもあるため、対策を求める声も多いようだ。
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トレンド 2025年07月17日 21時00分
「近所のバス停の本数より多い」「鬼滅の刃 無限城編」上映回数の多さが話題に その一方で懸念も
7月18日から上映されるアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」。初日だけで40回の上映を組む映画館が出るなど、公開規模も話題だ。しかし、このケタ違いの上映回数によって、他作品を圧迫するという懸念も指摘されている。「鬼滅の刃 無限城編 第一章」は全国452館という国内最大規模で公開予定。そのうち、TOHOシネマズ新宿の初日の上映数は40回、同じ系列のTOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ池袋が31回で、地方都市でも1日20〜30回上映するシネコンが相次いでいるという。この規模は、日本歴代最高の興行収入を記録した「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」とほとんど同じだという。2020年に同作が公開された際は、TOHOシネマズ新宿の公開初日42回をはじめ、20回を超える上映回数の劇場が多数見られた。「鬼滅の刃 無限城編 第一章」に対して、ネット上では、「田舎の映画館でも鬼滅の上映回数エグい」「鬼滅の上映回数が近所のバス停の本数より多い」などと驚く投稿が次々と上がっている。また、実際に時刻表形式の画像を作り、その数に圧倒されている人もいた。その一方で、「他の映画の上映回数が激減して悲しむ」「鬼滅が始まる週末から『スーパーマン』のIMAX上映が1日1回とかになっているのキツい」など、他の映画を見る機会が減ってしまうことを悲しむ声が上がった。こうした投稿について、「鬼滅の上映回数が多いのは、それだけ需要があるから」という分析する意見も見られた。実際、上記のシネコンの予約状況を確認したところ、ほとんどの席が埋まっていた。他の映画を見たい人は、こうした事態を見越してなるべく早めに映画館に足を運ぶしかないのだろうか。
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