愛甲猛
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スポーツ 2023年03月15日 20時30分
「阪神・青柳は僕を恨んでいる」元DeNA選手がドラフト裏話を暴露 ドラ5指名予定が突然白紙、運命の分かれ目に驚きの声
野球解説者・愛甲猛氏(元ロッテ他)が14日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、米独立リーグでプレーする29歳の乙坂智(元DeNA)が登場。阪神のプロ8年目・29歳の青柳晃洋にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で乙坂は、神奈川・横浜高校時代に師事した渡辺元智監督との思い出や、2011年ドラフトでDeNA(当時横浜)から5位指名を受けるまでの経緯などを話した。その中で乙坂は、DeNAの5位指名は当初青柳の予定だったという裏話を明かした。 >>阪神・青柳、ファンからの“外見揶揄”に激怒「人としてのモラルない」 インスタライブでの誹謗中傷に同僚高山も苦言<< 同年ドラフトの前までは大学に進学するつもりで、日米の複数大学のセレクションを受けていたという乙坂。その最中にDeNAが自身の育成指名を検討していることを聞いたというが、乙坂は「これ言っていいのか分かんないんですけど」と前置きした上で、「阪神の青柳っているじゃないですか。ベイスターズは5位で獲る予定だったらしいんですよ」と、DeNAが青柳の支配下指名を予定していることも耳にしたという。 当時の青柳は神奈川・川崎工科高校のエースとして、チームを2011年夏の県大会16強入りに導くなどの実績を残していた。これもありDeNAはドラフト候補にリストアップしていたようだが、乙坂は「そこになんか僕が入ったらしくて」と、理由には触れなかったがドラ5指名が自身に変更されたと語った。 乙坂と入れ替わった形の青柳は同年ドラフトで指名漏れとなったが、帝京大学進学後の2015年ドラフトで阪神から5位指名を受け4年越しでプロ入りを果たしている。ただ、乙坂は「青柳選手は僕をすごい恨んでるっていうのを聞いたことあります」と、詳細は語らなかったものの青柳が自身のことを恨んでいると暴露した。 乙坂の発言を受け、ネット上には「青柳がDeNAに入る予定だったのは初耳」、「生々しすぎる話だな、何が乙坂と青柳の明暗を分けたのか」、「自分だけじゃなく他の選手の指名動向も知れるものなのか」、「青柳がDeNAに強いのもこの時の恨みのせいだったりして」といった驚きの声が寄せられた。 阪神入り後の青柳はここまで通算51勝、昨季は投手三冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率)に輝くなどエースとして大成しているが、対乙坂は通算で「2打数無安打」、対DeNAも「24登板・14勝5敗・防御率2.83」と得意にしている。12年前の指名漏れも好相性の一要因になっているのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について愛甲猛氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@norainuC
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スポーツ 2021年07月05日 19時00分
闘病中の元広島・北別府氏、大島さんの逝去に絶句「病を乗り越え野球談義が…」 他OBも志半ばでの旅立ちに無念吐露
現役時代に日本ハム(1969-1987)、中日(1988-1994)で「2638試合・.272・382本・1234打点・2204安打」といった成績を残し、引退後は日本ハム(2000-2002)で監督も務めた野球解説者の大島康徳さん。5日、その大島さんが大腸がんのため6月30日に70歳で逝去していたと複数メディアが報じた。 大島さんは2017年2月に自身の公式ブログで、2016年10月にステージ4の大腸がんで余命1年と宣告されたことを公表。その後は治療を行いながら評論家として活動を続け、今年に入っても6月12日にNHKBS1で中継されたロサンゼルス・エンゼルス対アリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で解説を務めていた。 しかし、同月21日に自身のブログでがんが肺へ転移していることを公表した大島さんは、28日のブログでは「ブログを書くことがきつくなってきました」と体調が悪化している旨を吐露。29日21時の投稿を最後に投稿が途絶え多くのファンから心配の声が寄せられていたが、報道によると大島さんは容体悪化により28日夜に入院し、30日に息を引き取ったという。 大島さんの逝去を受け、複数の球界OBが自身のSNSやブログを通じコメントしている。1984~1987年にかけ共に中日でプレーした山本昌氏(元中日)は5日に自身の公式ツイッターに投稿。「まだ70歳、これからも野球界の発展にご尽力して頂きたかった。本当に残念です。ご冥福をお祈りいたします」と大先輩の死を悼んだ。 1988~1994年にかけパ・リーグでしのぎを削った愛甲猛氏(元ロッテ他)は、同日に自身のツイッターに「残念です。ロッテ時代ファースト上でよく会話をさせて頂きました。本当に面白い方で大島さんの引退試合で伊良部から痛烈なヒットを打って『愛甲まだ俺やれるな!来年もやるか』って『引退撤回ですね』そんな会話を思い出します。心より御冥福を御祈り致します。合掌」とコメント。現役時代の思い出話を交えて大島さんの死を惜しんだ。 2020年1月に成人T細胞白血病を公表し現在も闘病中の北別府学氏(元広島)は、同日に自身のブログに投稿。「球界の先輩である大島康徳さんの訃報を聞き大変残念でショックを受けております。お互いに病を乗り越え野球談義ができる日が来るかと信じておりました」と、大島さんの死に動揺している旨を吐露した。 >>元広島・北別府氏、後輩・長野に「良い存在ではない」 プロ生活で最悪の成績、期待を裏切ったベテランに喝を入れる?<< 大島さんの訃報を受け、ネット上にも「現役時代から思い入れがあったからこの上なく悲しい、心よりご冥福をお祈りいたします」、「余命1年宣告から約4年…ここまで本当に頑張られたと思います、これからは天国で野球界を見守ってください」、「最後まで病魔と闘い続けた大島さんの姿は決して忘れません」といった追悼の声が相次いでいる。 逝去が判明した5日、大島さんの妻が大島さんのブログに投稿。今年の春頃に大島さんが口にした言葉として、「命には必ず終わりがある 自分にもいつかその時は訪れる その時が俺の寿命 それが俺に与えられた運命 病気に負けたんじゃない 俺の寿命を生ききったということだ その時が来るまで俺はいつも通りに普通に生きて 自分の人生を、命をしっかり生ききるよ」という言葉を記している。その言葉通りに人生を生き抜いた大島さんの姿は、これからも多くのファンの記憶に残り続けていくだろう。合掌。文 / 柴田雅人記事内の引用について大島康徳さんの公式ブログよりhttps://ameblo.jp/ohshima-yasunori/山本昌氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yamamoto34masa愛甲猛氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/norainu_0815北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/
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