平田真吾
-
スポーツ 2022年11月28日 17時30分
DeNA・平田、右ひじ手術敢行で万全! 10年目のリリーフ右腕がフル回転へ意欲
2013年のドラフトでHonda熊本から2位指名で入団した平田真吾。ルーキーイヤーから中継ぎ専門でチームに貢献し、19年の不調を乗り越え、20年には待望の初勝利を含め43試合に登板。21年には初セーブをマークし、38試合登板と登板機会を増やし、9年目の今シーズン、キャリア最多の47試合で腕を振った。 昨年オフに右肘のクリーニング手術を受けた右腕は今シーズン、セットアップ、モップアップ含め、様々なケースでチームを救ったが、実は「キャッチボールで小指がしびれたりしていた。神経が圧迫されて、握力も落ちてきて力が入りづらくなっていた」と交流戦あたりから異変が起きていたと告白。シーズンも終わった10月に右肘尺骨神経前方移行術を敢行した。 手術自体は「クリーニング手術よりは軽いもの」とのことで「20日からキャッチボールも始めている」と経過も順調と明かした。今後は「遅くとも1月中には」ブルペン入り予定で「来年には全く問題ない」と力強く言い切った。 今シーズンは「結構大事な場面で使っていただいて、結果を出せたとき、出せなかったときがあったので、すごく悔しい思いが多かったです。僕が打たれなければという場面も結構あった」と反省。「右バッターへのツーシームが後半になるにつれて見切られるようになっていた」と分析し「ストレートを投げていないので、やはり原点に戻って外も広く、内も使いつつ、ってところでしっかりやっていきたいと思います。真っすぐ、外のスライダー、内のツーシームをメインで行きたい」と今季15%しか投げていなかったストレートを磨いていくビジョンも明確に示した。 来季は節目の10年目。「今年も1回ファームに落ちてしまったんで、本当に一軍で安定して結果が残せるように。今年のような場面で使ってもらって、しっかり結果を残していけば試合数も増えていく」とキャリアハイを狙うとした平田真吾。悲願の「リーグ優勝」に向け体調万全でブルペンを支え続ける覚悟だ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年09月08日 17時30分
DeNA、ビジターとデーゲームを征せよ! 奇跡の大逆転Vに必要な苦手要素の払拭
首位スワローズ追撃をもくろんでいるベイスターズ。8月は18勝6敗と猛スパートをかけ、勝負の9月に突入した。前半の雨天中止や、コロナによる順延が9月に回り、今月は30日間で休みは3日間のみと未曾有の超過密日程となっている。 懸念材料はベイスターズの誇る勝利の方程式、伊勢大夢、エドウィン・エスコバー、山崎康晃の“防御率1点台トリオ“と、脇を固める平田真吾、入江大生らの鉄壁のリリーフ陣の疲弊と思われていた。伊勢とエスコバーはセ・リーグ1位の登板数の59を数え、クローザーの山崎も同7位タイの48。回またぎもある入江も46と、リーグ最少のゲーム消化数であるにもかかわらず、ブルペン陣の負担は深刻な状況。登板していないピッチャーもブルペンで常時肩を作っており、斎藤隆チーフ投手コーチも「みなさんには見えないが、彼らも肉体的、精神的にも疲労がある」とコメントしていたことからも、リリーフ陣の整備が最重要課題と思われていた。 しかし9月に入り、1日のドラゴンズ戦こそ7得点と打線が奮起したが、2日からのカープ戦から一転沈黙。トータル5戦で得点は0、0、0、2、3と機能不全に陥り、完全に勢いを失っている。6日のジャイアンツ戦こそ4番・牧秀悟のタイムリーとキャプテン・佐野恵太の意地のホームランで僅差のゲームを制したが、7日は18−3と屈辱的大敗を喫し、東京ドームに駆けつけた熱心なベイスターズファンもゲームセットを待たずに席を立つ姿が散見された。 嫌なデータは他にもある。ホームゲームは34勝23敗と大幅に勝ち越しているが、この日の敗戦でビジターゲームは28勝32敗と4つの負け越しとなっており、この先まだ9ゲームを残している点も不安。さらに9勝23敗と大の苦手としているデーゲームも6試合残している。6日も山崎以外のリリーバーはギリギリの投球が続いていただけに、打線の奮起で苦手のビジター&デーゲーム克服が、栄光へ向けての重要なキーポイントとなりそうだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2022年06月13日 18時30分
DeNA、交流戦は5割フィニッシュ! 若武者・外国人・“89年組”が融合しブルペンで奮闘
18試合9勝9敗。昨年は9勝6敗3分、3位の成績よりは見劣りするが、リーグ戦からけが人やコロナの影響で戦力の整わない中、勝率5割でなんとか切り抜けた印象だ。 昨年はリーグ戦で.237、ホームラン37だった打線が、タイラー・オースティンを中心とした豪打が火を吹き、交流戦では打率.297、ホームランは24本と共に12球団トップの数字を残し、パ・リーグを粉砕した。 今年は打撃内容はほぼリーグ戦と変わりないものの、防御率はリーグ戦4.23に対し交流戦は2.60と劇的良化。先発では完全復活を果たし、7日のファイターズ戦ではノーヒットノーランを達成した今永昇太と、コロナからの調整が明けた“パ・リーグキラー”濱口遥大の両左腕を中心にローテーションを回すことに成功した。 その中でもチームを救い続けたのは強力とは言えない打線の援護を待ちながら、ゲームを粘り強く作り続けたリリーフ陣の踏ん張りだろう。リーグ戦では開幕から失点のなかった伊勢大夢は、交流戦の初っぱなのソフトバンク戦で記録は途絶えたものの安定感は抜群。入江大生もストレートとフォークのコンビネーションで、回途中からの登板や回またぎと様々な役割をこなした。9日には通算17勝を挙げ、球団歴代外国人の記録に並んだ鉄腕、エドウィン・エスコバーと、今シーズンから加入した右腕のブルックス・クリスキーの両外国人もしっかりと機能。また見逃せないのが"89年組”の3人。三上朋也はどの場面でもひょうひょうと仕事を果たし、TJ手術前よりもグレードアップした田中健二朗と、12日に通算200奪三振を達成した平田真吾は、コンビで大事な1イニングを任されるケースも散見され、勝ちパターンでの起用で腕を振り続けた。抑えの山崎康晃も近年の不安定さは影を潜め、弾むような躍動感が戻ってきた。結果リリーフ陣の防御率は1.66と堂々の数字を残し、三嶋一輝の穴を埋めることにも成功した。 金曜から始まるリーグ戦。長年自慢のリリーフ陣を武器に、三浦ベイスターズは反撃のリスタートを切る。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2022年05月09日 18時30分
DeNA・平田、無失点リリーフ継続中! ブルペンに欠かせぬいぶし銀の輝き
9年目の右腕・平田真吾の輝きが増している。2013年のドラフトでHonda熊本から2位指名で入団し、中継ぎ専門でチームに貢献。しかし2019年、一軍登板はわずか8試合、防御率9.31と不本意な成績に終わったこともあり、その年のオフにオーストラリアで武者修行を敢行。もくろみ通りツーシームを会得したことが大きく見事に復活を遂げ、20年には待望の初勝利を含む43試合、昨年は初セーブをマークし38試合登板と、ブルペンに欠かせぬ存在となっていた。 昨年オフに右肘のクリーニング手術を受けたこともあり開幕一軍は逃したが、4月23日には一軍登録されいきなり登板。翌日には一打サヨナラのピンチを切り抜けホールドをマークするなど28日までに4登板とフル回転して奮闘した。 5月5日には5回、リードしながらゲームの行方を大きく左右する場面でマウンドに上がり、1回2/3を無失点。最後は振り逃げで左腕の砂田毅樹にスイッチした経緯もあり、自身2度目の勝利投手となっていた可能性もあった。 7日は9回同点の1死一、二塁の大ピンチに登板し、會澤翼をレフトフライ、松山竜平には決め球にカーブを選択し見逃し三振と大きな仕事を成し遂げた。三浦大輔監督からも「出た試合はしっかりと抑えてくれていますし、出ない試合であってもカバーでブルペンで待機してくれている」と評価されており、日に日にしびれる場面での出番が増えてきている。 ここまで7試合登板で無失点。ツーシームとスライダーの“対”になるボールのコンビネーションが投球の約70%を占め、ストレートの最速も148キロと威力十分。被打率は.192、奪三振率は10.80、1回当たりに許すランナーの数を示すWHIPは0.75と、各項目とも安定した数字を残している平田。勝ちパターンで投げる三嶋一輝が抹消となったこともあり、さらに厳しい状況のブルペン陣の中、キラリと光るいぶし銀の存在がより一層輝きを増していく。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2020年10月08日 17時30分
DeNA・平田「最高の一日」 7年目のプロ初勝利に“全ベイ”が泣いた!「#平田真吾初勝利チャレンジ」はTwitterでもトレンド入り
7年目31歳の平田真吾が130試合出場にして7日、念願のプロ初勝利を手にした。上茶谷大河の抹消により回ってきた先発のマウンドで、首位独走中のジャイアンツ相手に5回被安打3、奪三振7の2失点ピッチングを披露すると、味方打線は1点ビハインドの6回に逆転。そのまま逃げ切りに成功し、遂に平田の手にウイニングボールが渡された。 平田は2年前の2018年4月11日、この日と同じ東京ドームのジャイアンツ戦でプロ入り初先発を任されていた。初回に吉川尚にツーベースを許しゲレーロにフォアボールで、ツーアウト1‐3塁のピンチを迎えるも、マギーをセンターフライに抑え無失点に切り抜けると、2~3回は3者凡退。4回のピンチは現在の不動の4番・岡本をキャッチャーゴロで打ち取り、5回先頭の亀井にツーベースを打たれるも踏ん張り降板。5回78球でわずか3安打、1フォアボールと期待以上の快投を見せた。6回表に筒香のホームランで勝利投手の権利を得るも、パットンが打たれ初勝利が泡と消える“初勝利未遂”があった。マウンドを降りた6回に勝利投手の権利が発生するなど試合展開も前回と似通っていたため、当時を知る多くのファンは余計にザワつき、試合終了まで手に汗握る事となった。 初めてのお立ち台で、平田は「素直に嬉しいです」と第一声。「長いイニングを投げられるとは思っていなかった。とにかく1アウトずつ取っていこう」と無欲を強調し、降板してからは「勝ちがついて欲しいなと思いながら見ていました」と振り返りながら鼻を触り、若干目が潤んだかにも見えたが、「リリーフの皆さんが頑張ってくれたので、最高の一日になりました」と気丈に答えた。今後の先発については「ムリだと思います」とキッパリ否定し笑いを誘った後、「頼りない31歳ですが、まだまだ頑張ります」と結んだ。ドームに詰めかけたファンの中には感涙を流す姿も見られ、Twitterの#平田真吾初勝利チャレンジは、日本のトレンド2位まで登り詰めるなど全国的にも話題となった。 2013年のドラフトでHonda熊本から2位指名で入団した右腕は、昨年オフにオーストラリアで武者修行し、カットボールやツーシームを磨いた。「精度の問題」と近年あまり投げていなかったアマ時代の決め球フォークボールも復活。この日も岡本、丸らの中軸から三振を奪って見せた。今季はリリーフでの30試合、失点したのは4試合で、ここまで15試合連続無失点と、地味ながらチームに多大なる貢献をしていた平田真吾。苦労人が放った輝きは、とてつもなく眩しかった。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2020年06月06日 07時00分
既に2度当てられた選手も! 恐れられていた事態が現実に? プロ野球練習試合で死球禍が勃発したワケ
6月19日の開幕に向け、同月2日から各地で練習試合が行われている今シーズンのプロ野球。試合の多くはテレビやネットで生中継されており、開幕を待ちわびる多くのファンが熱心に観戦している。 練習試合で飛び出た選手のプレーを受け、ネット上には連日多くの反応が寄せられている。その多くは本塁打やタイムリー、奪三振といったプレーに対する反応だが、中には「練習試合での死球がちょっと多すぎないか?」、「こんな状態で開幕して大丈夫なんだろうか」といった死球への反応も少なくない。 2日から5日まで22試合が行われている練習試合の内訳を見ると、ここまでの試合で計17個の死球が記録されている。1試合平均で見ると「0.77個」となるが、これは昨シーズンのリーグ全体の1試合平均である「0.37個」に比べ2倍以上も多い数字となっている。 球団別に見ると、ここまで死球を与えていないチームは巨人だけで、その他のチームは相手チームに1~3個死球を与えている。また、選手別に見るとDeNA・平田真吾が全投手で唯一2個の死球(3日楽天戦、5日日本ハム戦)を出している一方、楽天・藤田一也が全打者の中でただ1人2回(3日DeNA戦、5日ロッテ戦)死球を受けている。 死球が続出する中で、当てられた打者が負傷交代や欠場を強いられたケースも複数起こっている。さらに、2日のソフトバンク対オリックスの試合では、ソフトバンク・松田宣浩の頭部に死球を当てたオリックス・鈴木優が危険球で退場処分を受けるというまさかの出来事もあった。 以上のように死球禍が続いている練習試合だが、その背景には投手の調整不足が関係しているとみられている。新型コロナウイルスの影響で2カ月ほど外出自粛期間が続いたことにより、各球団の選手は長らく自宅での調整を強いられた。ただ、自宅に広めの部屋があれば1人でも素振りなどのトレーニングができる打者に比べ、自宅に特別な設備やスタッフなどがいない限りキャッチボールやブルペンでの投げ込みなどができない投手は状態の落ち込みが激しいのではとの見方は強い。 実際、これまでの各種報道を見ると、「キャンプで一番最初に対外試合で投げる感覚と似ている」と語ったDeNA・今永昇太など複数の投手が状態を不安視している。また、開幕ローテ確実と言われた阪神・高橋遥人が、自粛期間による調整の遅れにより一転して開幕絶望となったこともファンに衝撃を与えた。投手が置かれた厳しい状況が、死球続出の要因となっている可能性は決して低くはないだろう。 6月19日の開幕が発表された5月25日時点で「調整期間をもう少し設けないと試合で死球や怪我が続出する」と危惧する声は一部あったが、その危惧が現実のものとなっている現状。練習試合は今後6月16日まで全49試合が予定されているが、この間に1人でも多くの投手が調子を戻してくれることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
DeNA・平田、右ひじ手術敢行で万全! 10年目のリリーフ右腕がフル回転へ意欲
2022年11月28日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、ビジターとデーゲームを征せよ! 奇跡の大逆転Vに必要な苦手要素の払拭
2022年09月08日 17時30分
-
スポーツ
DeNA、交流戦は5割フィニッシュ! 若武者・外国人・“89年組”が融合しブルペンで奮闘
2022年06月13日 18時30分
-
スポーツ
DeNA・平田、無失点リリーフ継続中! ブルペンに欠かせぬいぶし銀の輝き
2022年05月09日 18時30分
-
スポーツ
DeNA・平田「最高の一日」 7年目のプロ初勝利に“全ベイ”が泣いた!「#平田真吾初勝利チャレンジ」はTwitterでもトレンド入り
2020年10月08日 17時30分
-
スポーツ
既に2度当てられた選手も! 恐れられていた事態が現実に? プロ野球練習試合で死球禍が勃発したワケ
2020年06月06日 07時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分