平松政次
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スポーツ 2021年10月02日 11時00分
星野仙一さんに後輩が「出てこい!」 ヤジが招いた修羅場を平松氏が明かし驚きの声「メンタル強すぎ」
野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が28日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の平松政次氏(元大洋)がゲスト出演。現役時代に故・星野仙一さん(元中日)を怒鳴りつけたエピソードを明かしネット上で話題となっている。 >>中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露<< 今回の動画では大久保氏がこれまで耳にしたという現役時代の平松氏の逸話について、本人が真偽を答える形でトークを展開。ある函館での試合で先輩野手の拙守に激怒しマウンドの砂を蹴り上げた話や、コーチからの苦言に怒りを抑えられずベンチ内で暴れた話などを語った。 その中で、平松氏はある年の札幌・円山球場での中日戦で、試合中に星野さんを怒鳴りつけたというエピソードを明かす。平松氏によると、同戦では星野さんは“あがり”(登板予定がなくベンチ入りメンバー外となった投手を指す俗称)だったというが、試合途中に突然中日ベンチに出現。そこから、具体的な内容は触れなかったがマウンド上の平松氏を「めちゃくちゃ野次っ(てき)た」という。 これを受けた平松氏は「それで俺も頭にきて、『仙出てこい!』って(怒鳴った)」と、マウンド上から星野氏へ怒りの言葉を言い返したという。この話を聞いた大久保氏は、平松氏にとって星野さんは同じ岡山出身で1学年年上の先輩選手であることを引き合いに、「ちょっと待ってください。岡山の大先輩じゃないですか」、「『仙出てこい!』って…いや、(普通は)言えなくないですか」と驚きの言葉を口にした。 ただ、平松氏は「そんなものは戦いの中で、先輩後輩関係ないよ」、「勝負の世界で『先輩だから遠慮する』、『後輩だからたたく』とかっていうんじゃなくて」と、グラウンド内では上下関係は関係ないと持論を展開。これを聞いた大久保氏が「僕はできないですね…」と口にすると、「そうかね?」と首をかしげた。 平松氏の発言を受け、ネット上には「同郷の先輩を怒鳴りつけるってメンタル強すぎだろ」、「テレビで優しげに解説してる姿しか知らないから、昔は血気盛んだったって話は意外だな」、「勝負に先輩後輩は関係ないというのはその通り、プロならみんなこういう気骨を持ってほしい」、「こういう闘志があったから名球会に入れるだけの活躍ができたんじゃないか」といった反応が寄せられている。 「平松氏は1966年の第2次ドラフトで2位指名を受け大洋に入団し、翌1967年~84年までチーム一筋で現役生活を送った先発右腕。“カミソリシュート”とも呼ばれた右打者の内角をえぐるシュートを武器に通算201勝を挙げ、2017年には星野さんや伊東勤氏(中日一軍ヘッドコーチ)らと共に野球殿堂入りも果たしています。74歳となった現在も野球解説者として精力的に活動していますが、温厚な語り口とはかけ離れた現役時代の逸話に驚いたファンも多かったようです」(野球ライター) 現役時代にはプロ野球歴代10位の120与死球を記録してもいる平松氏。これもまた先輩相手に臆せずやり合えるほどの闘志の表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年06月04日 15時30分
阪神・岩崎の炎上で矢野監督に批判、球界OBからも「1回休養させるべき」と指摘 本人も方針転換を示唆「考えていく必要がある」
3日に行われた阪神対オリックスの一戦。「7-3」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ8年目・29歳の岩崎優の背信投球だった。 「3-3」と両チーム同点で迎えた8回表、ここまで「7回100球3失点・被安打8」と粘投していた先発・アルカンタラに代わり2番手として登板した岩崎。しかし、1死からT-岡田にヒットで出塁を許すと、続く紅林弘太郎に4球目を捉えられ4号2ランを被弾。この一発で勝ち越しを許したチームは、その後得点を奪えないまま試合に敗れた。 岩崎は3、4月の防御率が「0.79」と開幕直後は好調だったが、5月は「4.50」、6月は「9.00」と月を追うごとに失点が増加。また、5月25日から開催中の交流戦では3日の試合前時点で5試合に登板し、そのうち2登板で失点を喫するなど背信投球が目立っていた。 3日の試合でも点を取られた岩崎に対し、ネット上には「今日も打たれるんじゃないかと思ったら案の定打たれた」、「交流戦6登板で3敗目は異常、何回同じ失敗を繰り返すんだ」、「登板過多(51試合中27試合に登板)でガタが来ているんじゃないか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「平然と使い続ける矢野監督も悪い、不調が続いてるんだからちょっとは考えろよ」、「固執して起用してるとチームも本人も壊れてしまうぞ」、「岩崎は一旦勝ちパターンから外して、小林(慶祐/防御率2.93)や齋藤(友貴哉/同0.00)を代役で使う方がよっぽどマシだと思う」と、チームを率いる矢野燿大監督への苦言や批判も複数見受けられた。 >>阪神・中野は「プレーに誠実さが無い」谷沢氏ら球界OBが苦言 矢野監督もため息のミス連発、ライバル復帰後は立場を失う?<< 「岩崎は2019年に『48登板・33勝0敗26ホールド・防御率1.01』、2020年に『41登板・5勝2敗17ホールド2セーブ・防御率1.82』と、矢野政権下ではセットアッパーとして結果を残している投手。今季も4月までは安定感抜群だったため、矢野監督は多少不調でも岩崎への信頼は変えず、3日の試合でもマウンドに送り出したのかもしれません。ただ、背信投球の頻発を受けてファンだけでなく、複数の球界OBも起用法を考え直した方がいいのではとコメントしています。3日の試合で解説を務めた狩野恵輔氏(元阪神)は、岩崎の被弾直後に『僕は1回休養させるべきだなと思います』、『(岩崎は)自分でも明らかにボールが行ってないとか思ってると思うんですよね』とベンチ外や二軍降格といった策をとるべきだと主張。また、同日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演した平松政次氏(元大洋・横浜)は、番組内で『ヤクルトの石山(泰稚)みたいに5回、6回くらいの楽なところで投げさせていけば(いいんじゃないか)』と、不振で守護神から外れた石山のように配置転換を行えばいいと指摘しています」(野球ライター) 試合後、矢野監督は「今までの貯金というのは優がチームを引っ張ってやってくれたところがある」と岩崎をかばった一方で、「こちらの使い方というのは考えていく必要がある」と今後の起用法に含みを持たせたことが伝えられている。一部からは「交流戦期間中はもう使わない方がいいのでは」という声も挙がっているが、果たして今後どのような起用法を見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月21日 19時40分
広島・森下、制球力の高さが敗戦を招いた? 捕手の後逸きっかけの失点、谷繫元監督らの不可解な擁護に賛否
野球解説者の谷繁元信氏(元中日監督)、平松政次氏(元大洋)が、20日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では、ヤクルトが「2-1」で勝利した同日のヤクルト対広島戦について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、勝敗を分ける結果となった広島のバッテリーミスを問題視した。 投手・森下暢仁、捕手・坂倉将吾の広島バッテリーにミスが飛び出たのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた7回表1死二塁。森下は打席のヤクルト・川端慎吾に初球ストレートを投じたが、これがベース上でワンバウンドするボール球となり坂倉が後逸(記録は暴投)。これにより1死三塁と状況が変わり広島内野陣は前進守備を敷いたが、森下はその後川端に5球目のストレートを捉えられ、一、二塁間を破る決勝のライト前タイムリーを浴びた。 このバッテリーミスについて、谷繁氏は「(坂倉は)まさか森下がストレートをあそこに投げるという感覚が多分ないんですよ。予想もしていなかった(ように見えた)んですよ。(構えた)ミットも真逆ですからね」と指摘。森下の制球力の高さゆえ、坂倉に「構えたコースから大きくそれたボールは来ないだろう」と思わせてしまったのではないかと指摘した。 谷繁氏の後に話を振られた平松氏は「(坂倉は森下が)まさかワンバウンド投げる投手とは思ってない(ようなプレーだった)」と谷繁氏に同調した上で、「あれを止めててランナー二塁(のまま)ならライト前ヒットはないですよ。だから大きなミスですね」とコメント。ミスで三塁進塁を許していなければ前進守備をする必要はなく、川端のタイムリーも内野ゴロに終わっていた可能性があると主張していた。 >>広島・小園の一軍合流で首脳陣の“失言”が蒸し返される? 登録見送りに「呼ぶだけ呼んで使わないのでは」と懸念も<< 両氏の発言を受け、ネット上には「確かに坂倉は完全に予想外の球が来たみたいなそらし方だった」、「グラブを下からじゃなく上から出して止めにいってたし、意図してない球に相当慌ててたことがうかがえる」、「坂倉はこれを機に構えたところ以外のコースも意識するように取り組んでほしい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「制球の高さが坂倉のミスを誘発したってどういう考え方だよ、森下がワンバン投球したのが全ての原因だろ」、「今日の森下は言うほどコントロール良くないし、坂倉の気持ちの問題というよりはサインミスが原因じゃないのか?」、「そもそも森下のことを制球いいって言ってるのも分からない、四球もそんなに少ないわけじゃないのに」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「バッテリーミスがきっかけで敗戦投手となってしまった森下ですが、この日は荒れ球や逆球が目立ち、今季ワーストとなる4与四球を記録するなど制球の不安定さを露呈していました。そのため、森下の制球力の高さが坂倉のミスにつながったという谷繁氏、平松氏の主張を疑問に思っているファンは少なくないようです。なお、森下は昨季の与四球数がセ・リーグで規定投球回数に達した6投手中ワースト3位(32個/1試合平均1.78個)で、今季も20日終了時点でリーグワースト4位(11個/同2.75個)のため、そもそも制球にひいでた投手ではないという意見も散見されます」(野球ライター) この日の敗戦で「10勝10敗1分・勝率.500」となり、ヤクルトに抜かれリーグ4位に転落した広島。エース・大瀬良大地が故障離脱中の状況で、昨季10勝の森下まで勝てないとなると、今後しばらくは厳しい戦いをしいられるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月11日 17時00分
ヤクルト・奥川、一軍レベルの状態では無かった? 平松氏らOBも指摘、初黒星のデビュー戦で浮上した課題とは
元大洋で野球解説者の平松政次氏と元ヤクルトで野球解説者の笘篠賢治氏が、共に10日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。ヤクルトのドラフト1位ルーキー・19歳の奥川恭伸の課題を指摘した。 今回の番組内で両氏は、同日に行われヤクルトが「3-7」で敗れたヤクルト対広島の一戦を解説。その中で、同戦でプロ初登板・初先発を果たすも「2.0回5失点・被安打9」と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した奥川の課題を語った。 番組に電話で生出演した平松氏は、奥川について「(今日見た感じでは)コントロールは心配ない」と、この日の与四死球数が0だった点を評価。その上で、「あとはどう球速を伸ばすか、ノビをつけるかといったところが今後の課題」と、ストレートの質をどこまで上げられるかが課題だと指摘した。 番組に生出演した笘篠氏は、平松氏の後に話を受け「(ストレートが)甘く、高くいってしまうと打たれる確率も上がる。だからといってコントロール中心で小さくまとまってほしくはない」、「『この真っすぐを前には飛ばさせないぞ!』というようなレベルの高いところ(ストレート)をめざしてほしい。(同戦では)球速をアップして、ここぞの時にはもっと腕を振ってとかいろんな課題が出たと思う」とコメント。平松氏と同じく、今後はよりストレートを磨くべきだとの見解を示している。 >>ソフトバンクのヤクルト山田FA獲得、「“刺激”としては年俸が高すぎる」?池田氏の見解が物議、「福岡に来るわけない」の声も<< 今回の放送を受け、ネット上には「打たれること自体はいい経験だろうけど、確かに球速が出てなかったのは不安」、「高校時代はもう数キロスピード出てたんだけどなあ」、「こまごまとした怪我が続いてたし、まだまだ本来の力が出せるようなコンディションではないのかな」、「マー君(ヤンキース・田中将大)はデビュー戦の炎上を経て大投手になった、奥川も良かった点、悪かった点を整理して飛躍のきっかけにしてほしい」といった反応が多数寄せられている。 「今回話題に上がった奥川は高校時代に最速158キロ、プロ入り後も最速154キロと150キロ超えのストレートが持ち味の速球派投手。ただ、今回の試合では最速148キロにとどまり、ランナーを背負いクイックで投げた時は130キロ台まで球速が落ちていました。プロ入り後の奥川は右ひじの炎症や上半身のコンディション不良など故障が続く中慎重に調整を重ねていましたが、おそらくはまだ一軍デビューできるような状態ではなかったのでしょう。それでも今回初の一軍マウンドに立たせた首脳陣は、奥川にプロの洗礼を浴びさせて現在の自身の力量や足りない点をしっかりと認識することを期待したのかもしれません」(野球ライター) 試合後、「今日の試合の反省点を生かして、来年以降に活躍できるように頑張ります」と敗戦を糧にすることを誓っている奥川。平松氏、笘篠氏が指摘したストレートを含め、この日の投球で出た課題に今オフどこまで取り組めるかが来季以降の成績を左右しそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月08日 19時30分
ソフトB・千賀、完全復活には程遠い?「まだまだ万全ではない」 元大洋・平松氏が指摘した課題とは
元大洋で野球解説者の平松政次氏が、7日放送の『プロ野球ニュース 2020』(フジテレビONE)に生出演。ソフトバンクのエース・千賀滉大の課題を指摘した。 右前腕部の張りで出遅れていた千賀は、今シーズン初登板となった同日の楽天戦で「5回3失点・6奪三振」と試合を作り勝利投手に。この日の投球を“復活”という表現と共に報じるメディアも多かったが、平松氏は番組内で変化球とスタミナに課題があるとしそれぞれ解説した。 変化球の課題について、平松氏はフォークボールの精度が問題と指摘。千賀のフォークは“お化けフォーク”と呼ばれるほどの落差・変化量を誇る球種として知られているが、平松氏によると同戦では「お化け(と呼べるような球)は1球もなし。ほとんど抜けてた」という。 平松氏はフォークの精度が悪かった原因を「フォークを投げる時の腕の振りがちょっと遅かったんじゃないかと(思う)」と推測。「ストレート(の時)は振れてたけど、その辺り(フォーク)はまだまだ万全ではない」と、本調子の時の腕の振りとはほど遠いとコメントした。 スタメン面の課題について、平松氏は「3回ぐらいから急に球速が落ちた」と指摘。同戦の千賀は1、2回に投げたストレート(計30球)の平均球速が155.2キロだった一方、3〜5回に投げたストレート(計15球)は平均152.8キロと減速。フォークの精度と共にスタミナ面も改善させなければ、同戦のように複数失点を喫する試合が増えるのではと危惧していた。 >>ソフトB・工藤監督に「もう辞任しろ」ファン激怒 3連敗を招いた継投ミス、本人も「僕自身も見直して」と反省?<< 今回の放送を受け、ネット上には「この日のフォークはすっぽ抜けたり、早く変化し過ぎたりとなかなか安定してなかった印象」、「直球もフォークも不安だからか。途中からスライダーやカットボールを軸に切り替えてたな」、「怪我やコロナ禍の影響による調整不足が原因の可能性もありそう」、「復活と言うには程遠い不安定な投球だった、四球も4個出してるし」、「安定感のある先発が1人もいないから、千賀には1日でも早く調子を取り戻してもらわないと苦しい」といった反応が多数寄せられている。 7日終了時点で「7勝8敗・勝率.467」の3位タイに位置するソフトバンクは、先発防御率がリーグワーストの「5.00」と先発が失点を重ねる試合が多くなっている。試合後に「野手と中継ぎに助けてもらった」と反省の弁を口にした千賀がどれだけ調子を戻せるかが、今後の戦いを大きく左右するかもしれない。文 / 柴田雅人
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