川崎憲次郎
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スポーツ 2022年03月05日 11時00分
阪神・藤浪へのアドバイスに「完全な間違い」と批判も 球界OBの“下半身死球OK”提案が物議
野球解説者・石毛宏典氏(元西武他)が2月28日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・川崎憲次郎氏(元ヤクルト他)が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で川崎氏は通算88勝を挙げた現役時代(1989-2004)に大事にしていた考え方や、2016年ごろから制球難に苦しみ不振が続いている阪神・藤浪晋太郎の印象などを語った。その中で、川崎氏は「1つだけ僕が技術的にアドバイスするとしたら」と前置きした上で、自身の経験談も交えて藤浪に“開き直り”を勧めた。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 現役時代は右打者の内角をえぐるシュートを武器としていたこともあり、打者に死球を与えてしまうことも少なくなかったという川崎氏。ただ、「『ここ(腰)から上だけはやめておこう』って思ったんです。それだけでも安心感がめちゃくちゃ増えたんです」と、上半身に当てなければいいと考えることで精神的に楽になったという。 川崎氏は続けて、「下だったら多分そんな大怪我もしないし、そんな怒りもしないだろうと。こっち(体の近くに)来るの分かってんだから。でもここ(腰)から上はさすがに大怪我につながる可能性あるし、もしかしたらプロ野球選手としての生命を奪うかもしれないわけじゃないですか」と、下半身への死球は上半身に比べて大怪我につながる可能性は低いと持論を展開。 その上で、「だから『当てるんだったら下』って決めてたんです。それだけでずいぶん楽になりましたね」と、下半身への死球はOKと考えれば投球が変化するのではと指摘した。 この川崎氏の発言を受け、ネット上には、「下半身への死球は開き直れってアドバイスは斬新だな」、「浮き球も減るだろうし意外といい策かもしれない」と驚きの声が寄せられた。一方、「下半身なら大怪我しないは完全な間違い、藤浪も昔相手のひざ壊したことあるのに」、「緊張や力みをほぐす意味合いで言ってるんだろうけど、故意死球で予期せぬ退場食らうリスクもあるし賛成はできない」と否定的なコメントも多数みられた。 「一般的に死球は下半身より上半身の方が大怪我のリスクが高いとされており、頭部死球についてはセ・パ両リーグのアグリーメントで『投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は試合から除かれる』と即退場になり得ると定められてもいます。ただ、下半身への死球も当たりどころによっては大怪我につながる危険性は当然あり、藤浪も2016年3月の四国IL・香川戦で対戦打者に右ひざ骨折の大怪我をさせた過去があります。また、そもそも故意死球は箇所を問わず野球規則で禁止されていることも含めて、上半身にさえ当てなければいいという川崎氏の主張に異を唱えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 2016年から昨季までに計28死球を記録し、乱闘騒ぎを複数回引き起こしてもいる藤浪。その藤浪に下半身への死球ならOKと勧めた川崎氏の意見はファンの間で賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年03月13日 11時00分
阪神・藤浪の開幕投手抜擢は川崎以来の衝撃に? 就任直後の落合監督の奇策、周囲が驚愕の采配は想像以上の結果へ
2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団し、昨季まで「152登板・51勝46敗・7ホールド・防御率3.32」といった成績を残しているプロ9年目・26歳の藤浪晋太郎。9日、その藤浪を矢野燿大監督が今季の開幕投手に抜擢し、多くのプロ野球ファンの注目を集めた。 藤浪は2016年から昨季まで5年連続2ケタ未到達と近年は低迷しているが、昨季は白星こそ1勝だったものの、リリーフに転向した中盤以降は自己最速となる162キロをマークするなど復調。今季はキャンプから先発調整に励み、実戦12イニングで1失点と結果も残していた。 昨季11勝の西勇輝、秋山拓巳といった他投手を差し置いての藤浪の抜擢に、ネット上には「知った時は驚いたけど今の藤浪の調子なら期待できる」、「前年1勝の藤浪を開幕に据えるのはさすがに不安」と賛否の声が挙がった。一方、一部では「落合監督の川崎抜擢を思い出すな」、「落合の川崎サプライズ起用は結果につながったが藤浪はどうなるか」といったコメントも見られた。 >>阪神・矢野監督、藤浪の開幕起用は“ギャンブル”ではない? 本人も驚きの大抜擢、エース・西より優先した狙いは<< コメントで挙がっている川崎憲次郎は、現役時代ヤクルト(1989-2000)、中日(2001-2004)でプレーし、「237登板・88勝81敗2セーブ・防御率3.69」といった通算成績を残した投手。50歳となった現在は野球解説者として活動しているが、中日時代に開幕投手にサプライズ起用され大きな話題を呼んだことがある。 川崎が開幕投手に起用されたのは、中日加入後4年目のシーズンとなった2004年。川崎は2000年オフに4年総額8億円(推定)という条件で中日にFA移籍したが、加入直後に発症した右肩痛に悩まされ過去3年間は、白星はおろか一軍登板もゼロ。ところが、この年から指揮官に就任した落合博満監督は、同年1月2日に「開幕はお前でいく。これは俺とお前しか知らない」と秘密裏に本人に通告した。 これを受けた川崎は気持ちを奮い立たせ、周囲が川上憲伸、山本昌といった同僚を開幕投手に予想する中で必死に調整。そして迎えた同年4月2日の開幕戦・広島戦で、落合監督は言葉通りに川崎を先発起用した。 ヤクルト時代の2000年10月6日・阪神戦以来1274日ぶりの一軍登板に臨んだ川崎は初回こそ三者凡退に抑えたが、2回に広島打線につかまり「1回2/3・5失点・被安打5」で降板。打線が機能したためチームは「8-5」で勝利したものの、ファンからは「川崎を起用した意味はあまりなかったのでは」といった疑問の声も挙がった。 ファンの間で物議を醸した川崎起用だが、その意図について落合監督は試合後に受けた報道陣の取材に対し「このチームが変わるために、3年間必死にもがき苦しんできた男の背中を押してやることが必要だ」とコメント。長引く低迷から必死に復活に向け頑張る川崎をマウンドに送ることで、他選手に当たり前のように野球ができる幸せ、ひいては一試合、一球の重みを再認識させる狙いがあったと語っている。 また、後年の報道ではこれ以外にも“川崎に復活の見込みがあるのか見定める”、“メディア等への情報漏えいがないか確かめる”意味合いもあったことが明らかとなっている。中でも情報漏えい対策についてはかなり徹底していたようで、当時の主力選手である立浪和義も川崎の開幕起用は「開幕の2日くらい前まで誰も分からなかった」と過去に出演したTV番組の中で語っている。 その後チームは落合監督の狙い通りに選手がまとまり、1999年以来5年ぶりのリーグ優勝を達成。一方、川崎は「3登板・0勝1敗・防御率34.71」と振るわず同年限りでの引退を決断したが、引退後も「今の自分があるのは落合さんに気を遣っていただいたおかげ」とたびたびメディア上で落合監督への感謝を口にしている。なお、引退後の川崎氏はロッテ(2013-2014)、四国IL・香川(2018)でコーチを歴任している。 リーグ優勝という最高の結果をもたらした落合監督の川崎開幕起用だが、矢野監督の藤浪開幕起用も同じような結果につながるかもしれない。藤浪は川崎氏と違い全く投げられていないというわけではないが、長引く不振に苦しんでいる点は共通している。その藤浪を開幕戦に送り込むことで、「何とかして藤浪を勝たせたい」とチームが結束する可能性はあるだろう。 藤浪の開幕起用については、「あいつも苦しんだ中からここまできたのもあるし、このキャンプの姿を見ても、あいつに開幕(を託す)」と語っている矢野監督。多くのファンを驚かせた大抜擢は、果たしてシーズンにどのような影響をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月25日 17時30分
「情けない気持ち」中日投手が前代未聞の事態にため息 ルール改正にも発展、オールスターファン投票で起こった“川崎祭”
6月19日に開幕し、連日試合が行われている今シーズンのプロ野球。7月10日からは観客入場(上限5000人)が解禁されるなど、徐々に本来の形に戻りつつある。 中止となってしまったが、この時期は例年オールスター戦が行われる時期。今年は7月19、20日に予定されていた。ファン・選手間投票や監督推薦で選ばれた選手のみが出場できる特別な試合として長年親しまれているが、過去にはファン投票により前代未聞の騒動が起こったことがある。 >>代打に野茂、投手はイチロー?あの守護神もまさかの先発!“名場面の宝庫”オールスター、史上初の中止に落胆の声相次ぐ<< 騒動が勃発したのは、2003年オールスターのセ・リーグ先発投手部門におけるファン投票。同年のセ・リーグは、序盤の混戦を抜け出した阪神が5月以降首位を独走。その阪神のエースだった井川慶が、チームの成績と比例するように得票数を伸ばしていた。 ところが、6月17日の中間発表で、先発部門の1位が井川から中日・川崎憲次郎に。川崎は2000年オフにヤクルトから「年俸2億円・4年契約」という条件でFA移籍したが、右肩の故障でそれまで一度も一軍登板がなかった投手。普通ならばまずあり得ない展開に困惑するファンも少なくなかったという。 不可解な状況をもたらした原因は、1996年に導入されたインターネット投票。1人でも多くのファンに投票してもらうことを目的とした制度だが、当時は1人で投票できる回数に制限はなし。この点に着目した一部ファンが匿名掲示板サイト『2ちゃんねる』(現5ちゃんねる)などで、“2億円ももらっているのに何もしてない川崎を嫌がらせでファン投票1位にしよう”と呼びかけ。その結果、川崎にはこの制度を悪用した膨大な組織票が投じられることとなった。 不審に思ったオールスター運営が調査したところ、1日で1000票以上投じているファンもいたという川崎への組織票。運営側は投票時にパスワードの入力が必要となるようにシステムを変更するなど対策を打ったが流れは止められず、結局川崎は井川に約5万票差(91万1328票)をつけて先発部門1位となった。 ただ、川崎は「正直言って困惑している」、「僕にとっては嫌がらせ。情けない気持ち」と自身への組織票に抗議し、最終結果が出る前にオールスター出場を辞退する意向を表明。川崎が辞退したため、2位の井川が繰り上げで選出される結末となった。 一部ファンによる悪意ある行動を重く見た運営側は、翌2004年から投票は1人1日5回までで、会員登録も必須とするルールに変更(2008年からは1人1日1回まで)。また、選手側にも投手なら「5試合以上登板または10投球回以上」、野手なら「10試合以上出場または20打席以上」といった、シーズン成績による選出基準が設けられた。 現代でもネットの掲示板では、アニメキャラの人気投票などを標的にした組織票によるいたずらがしばしば勃発している。今回取り上げた騒動は川崎の名前から“川崎祭”とも呼ばれているが、こうした特定の選手を晒し上げるような騒動が二度と起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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