小惑星
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ミステリー 2022年11月13日 23時00分
ハロウィンの日にドクロのような顔が浮かんだ不気味な小惑星が目撃されたことがある!?小惑星2015 TB145
10月のイベントといえばハロウィン。元々は古代ケルトに端を発し、一年の収穫を祝い悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事だったが、現代では欧米で民間行事として定着し、本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。近年では日本にも定着して仮装やお菓子を楽しむイベントが開催されるようになっている。 海外のハロウィンでは様々なモンスターが家を訪れるというイメージがあり、衣装も気合いの入ったホラーなものが多い。そんなホラーな見た目の客が宇宙からもやって来る、というニュースが2015年に話題になった。 >>初めて宇宙にメッセージを送ったプエルトリコ・アレシボ天文台の電波望遠鏡、再建されない見込み<< このとき注目を集めたのは2015年に地球の側を通過した小惑星2015 TB145。大きさ700メートルほどの小さな天体なのだが、表面にいくつかの大きなくぼみが存在しており、まるで眼窩と鼻、口元のようで頭蓋骨を思わせる見た目だったのだ。しかも当時、ハロウィンの日に月の1.3倍の距離まで地球に接近したため、当時は「宇宙からかぼちゃ大王が飛来した」と話題になったそうだ。 後に2018年11月に再び地球に接近することが判明したため注目が集まり、以降もハロウィンのシーズンになるたびに話題に上ることから「ハロウィンの小惑星」と呼ばれるようになった。 この小惑星だが現在は発見から3年以上が経過しているため、形状が変化して既に頭蓋骨のような形に見えなくなっている可能性が高いとみられている。NASAによれば、この小惑星は活動を終えた「死んだ彗星」の核とのこと。宇宙空間を漂う間に小さなちりとぶつかったりして、少しずつ形状が変化していっているはずだという。 次にこの小惑星が最接近するのは2088年だと言われているが、その時にはどのような「顔」になっているのだろうか。気になるところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Terrifying skull-shaped asteroid was once spotted flying by Earth on Halloween(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/terrifying-skull-shaped-asteroid-once-28379430?int_source=nba
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ミステリー 2022年01月22日 23時00分
直径1キロの小惑星 19日に地球最接近 衝突の可能性を含む地球近傍天体(NEO)とは
アメリカ航空宇宙局(NASA)は11日、直径1000メートルの小惑星が日本時間19日午前6時51分に地球に最接近すると発表した。 >>世界中に拡大するトンデモ説「地球平面論」を信じる人々<< 問題の小惑星は、1994年に発見された「7482」。小惑星7482(1994 PC1)は何度か地球に接近しているが、今回は地球からおよそ200万キロの距離を通過するとみられている。地球と月の距離よりも5倍以上離れてはいるのだが、それでも宇宙に視線を向けるとかなり近くを通過することになる。幸いにも地球と衝突する可能性は低いとのことだ。 小惑星7482のような天体は地球近傍天体(NEO)と呼ばれ、地球から約4800万キロ以内にある軌道を持つ小惑星や彗星をさす。NASAをはじめとする世界の宇宙機関は、地球近傍天体の脅威を察知し、重大な被害をもたらす可能性のある天体の検出に注力している。 例えばNEO研究センター(CNEOS)は、NASAの惑星防衛調整局を支援するために、NEOの軌道を追跡しモデル化した。また、NASAはより直接的に小惑星防衛プログラムに取り組んでいる。今年9月には、NASAの宇宙船が小惑星に接近して意図的に人工衛星を衝突させ、宇宙での動きを変える大規模な実験が予定されている。 このミッションはDARTミッション(ダブル・アステロイド・リダイレクト・テスト・ミッション=Double Asteroid Redirection Test Mission)と呼ばれ、宇宙船を小惑星に衝突させることで衝突コースから外せるかをテストするものだ。こちらは地球近傍小惑星Didymosの周りを回る小さな衛星、Dimorphosを狙う予定とのこと。 地球に接近する可能性のある小惑星などを検出する際に問題となるのが地軸運動だ。現在の地球近傍天体の検出システムは、地球の東方向への自転により、空を西に進む最も一般的な経路の天体を探すようにプログラムされている。 しかし、進みが非常に遅い小惑星が東から西に向かって接近してきた場合、プログラムには静止しているように見えてしまい、発見が遅れる可能性があるというのだ。研究者らは今後も地球に最接近する可能性のある天体の探索と発見、対処について研究を重ねる予定とのことだ。 なお、最接近するとはいえ小惑星7482を肉眼で見つけられる可能性は低いとのこと。しかし海外のサイト「EarthSky.com」によると、小さな望遠鏡を用いれば見つけることができるそうだ。日本からは難しいかもしれないが、海外からであれば確認することも可能なようだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事「潜在的に危険」直径1kmの小惑星 18日に地球最接近(テレ朝news)よりhttps://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000241288.html
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