吉田修一
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トレンド 2025年08月29日 19時15分
原作版「国宝」に異例の事態?「カバーが似ている」として書店も注意喚起
8月28日現在、興行収入110億円を超える大ヒットとなっている映画「国宝」(李相日監督)。既に世の中は「国宝ブーム」と言ってもいい状態だ。現在「国宝」については関連書籍も多数出版されているのだが、とりわけ書店などでは意外な商品の取り扱いについて、頭を悩ませている状態だという。それは「原作本の見た目似すぎ問題」である。映画の「国宝」は作家の吉田修一氏が朝日新聞に2017年から2018年にかけて連載した小説が原作となっており、「国宝 上 青春篇」「国宝 下 花道篇」として朝日新聞出版から出版されている。映画のヒットにより吉田氏による原作本も改めて注目が集まっているのだが、本を購入した一部のファンからは「上巻(ないしは下巻)を間違えて2冊買ってしまった」という声も少なくないという。というのも、現在書店などで購入できる文庫版の「国宝」は上下巻ともカバーが映画ポスターのデザインを踏襲したデザインに切り替えられている。上下巻の違いは文字色の違い程度であり、そのためか上下巻の見分けがつきづらく同じ本を2冊買ってしまう失敗につながっているというのだ。そのためか、一部の書店では独自で作ったポップなどで上下巻をわかりやすく掲示したりSNSで「カバーが似てるのでお間違えのないようご注意ください」という投稿が行われているほか、「間違えて上巻を二冊買いそうになった」「あまりにも表紙が似すぎ」「上下巻に別れているの知らなかった」という声も多く投稿されている。なお、映画化以前のカバーは上巻が白色、下巻が赤色という明確な分け方がされており、かつ映画ポスターを使用したバージョンは特別(本来のカバーと二重構造になっている)なものであるため、ブームが落ち着いた後は元のデザインの違いがハッキリしているカバーに戻ることが予想される。
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芸能 2025年07月30日 11時00分
「国宝」出石永楽館、びわ湖大津館に聖地巡礼で来館者増 興収100億超えが射程に
大ヒット中の映画「国宝」の“聖地巡礼”がじわりと人気を集めているという。同作は作家・吉田修一氏の小説が原作。任侠の家に生まれた、吉沢亮演じる喜久雄が、渡辺謙演じる歌舞伎役者に引き取られ、歌舞伎の女形となり、やがて人間国宝へと上り詰めていく物語。喜久雄の親友・ライバルである上方歌舞伎の名門の御曹司・大垣俊介を横浜流星が演じている。6月6日から公開された同作は上映時間約3時間の大作だが、公開52日間で観客動員538万人、興行収入75億9000万円。興行収入100億円を射程に入れている。日本の歴代興収ランキングの中で、実写映画が100億円を超えた例は過去に3本のみ。2002年「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(173.5億円)、1983年「南極物語」(110億円)、1998年「踊る大捜査線 THE MOVIE」(101億円)で、「国宝」が100億円に達すれば、23年ぶりの快挙となる。そんな話題作だけにロケ地巡り(聖地巡礼)をするファンが増えているという。映画で歌舞伎の劇場の一つとしてロケ地に選ばれた京都の先斗町歌舞練場、歌舞伎の本拠地「日乃本座」のロケ地となった滋賀・大津市のびわ湖大津館、劇中、たびたび登場する大阪・柏原市の玉手橋、兵庫・豊岡市の芝居小屋・出石永楽館などに訪れる人が急増しているそうだ。「出石永楽館は映画公開後、女性客を中心に来館者が増加。7月11~13日の3日間は約700人が訪れ、例年の同時期の約4倍だったとか。館内では撮影に実際に使用された小道具などを特別展示しています。びわ湖大津館も撮影で使用された絨毯の一部をそのまま残したり、撮影の様子がわかる写真パネルを展示しており、1日に10~20人のファンが訪れるといいます」(芸能ライター)近年、ロケツーリズムによる地域活性化を目指す動きが盛んになっているが、「国宝」もロケ地の経済効果に貢献しているようだ。
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