内海哲也
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スポーツ 2022年09月24日 11時00分
西武・内海、引退後は巨人帰還か 4年前にも問題発言、激怒した恩師の残留要請も響かず?
19日に行われ、西武が「4-6」で敗れた楽天戦。試合後に自身の引退セレモニーに臨んだ西武のプロ19年目・40歳の内海哲也の表情がネット上で話題となった。 内海は同セレモニーに登場した恩師・堀内恒夫氏(元巨人監督)から「一人でも多くの第2、第3の内海を育ててほしいと思います。それもこの、西武ライオンズでやってほしいと思っております」と指導者としての“残留”を求められたが、一瞬口角を上げた後すぐに真顔に戻るなど何とも言えない表情を浮かべる。ネット上には「表情見る限り、やっぱり巨人に戻るつもりなんだろうか…」、「来年からは専任コーチで…と願ってたけど結局古巣に帰りそうで悲しい」といった退団を覚悟する西武ファンのコメントが少なからず見られた。 内海はこれまで巨人(2004-2018)、西武(2019-2022/2022は兼任コーチ)でプレーし、通算で「335登板・135勝104敗2ホールド・防御率3.24」といった成績をマーク。西武では左腕故障の影響もあり「11登板・2勝3敗・防御率4.50」と目立った成績は残せなかったが、実績豊富で練習姿勢も真摯な模範的存在として多くの若手に慕われている。 「内海は巨人時代から人望が厚く将来の幹部候補との呼び声も高い貴重な人材でしたが、2018年オフに西武・炭谷銀仁朗(現楽天)のFA獲得に伴う人的補償として西武に移籍。同年の内海は5勝と今ひとつに終わったこともあり、球団は若手のプロテクトを優先したとされていますが、巨人ファンは『こんな形で功労者を失うのはあり得ない』と大バッシング。これに慌てたのか、当時の球団首脳は『いつの日か、再び戻ってきてくれることを期待しています』と将来的な復帰に言及。内海本人も移籍コメントの中で『将来的に巨人に帰ってこられるように』と復帰を示唆しましたが、今度は西武ファンから『来る前から戻ること考えてる選手はいらない』と批判が上がりました」(野球ライター) 西武ファンが問題視した復帰示唆については、堀内氏も2018年12月21日に投稿した自身のブログで「気持ちは痛いほどわかるよ でも今はそんなこと言っちゃダメよ、内海」、「西武に骨を埋める 西武のユニフォームで現役を終える 今はそういう気持ちを持って行かなくちゃな」と苦言を呈している。こうした声を真摯に受け止めたのか、西武入り後の内海は巨人への未練は一切感じさせずにキャリアを過ごし、結果的に多くの西武ファンから「引退後も西武に残って」と求められるまでになった。 ただ、堀内氏の呼びかけに見せた微妙な表情から、引退後は西武には残らず巨人に帰る可能性の方が高いのではと感じたファンは少なくなかった様子。また、堀内氏の直前に登場した高橋由伸氏(前巨人監督)の「テツ、また一緒にやるか?」という呼びかけに、内海が満面の笑みで頭を下げて応えていたことも巨人復帰説を強めているようだ。 4年前の発言通りに巨人に復帰するのか、西武に残り引き続き後進の指導にあたるのか、はたまた指導者ではなく解説者などに転身するのか。今オフの内海の動向は大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2022年08月17日 11時00分
巨人・原監督、引退表明の内海にコーチ就任要請? 実現すれば不振の菅野にも追い風か
8月16日のDeNA戦後、巨人・菅野智之は同日のピッチング内容以外の質問を受けた。本人も覚悟していたのだろう。球団を介してではあるが、尊敬する大先輩への感謝を述べた。 「どんなに打たれようが抑えようが、必ず一番に(球場に来て)あそこの場所にいた。そこでの背中を見ていたから――」 >>巨人・大城、打球直撃の観客を笑った?「動作まで真似しててドン引き」試合序盤の一幕に批判、悪気はなかったと擁護も<< 埼玉西武ライオンズの内海哲也投手兼コーチが、今シーズン限りでの現役引退を発表した。 一軍昇格した12日時点でそういうウワサはあった。球団は「9月にセレモニーを予定している」という。 「昇格後、内海はまだ登板の機会がありませんが、中継ぎをやってもらう予定です。戦力として見ています」(チーム関係者) 何人か西武関係者に聞いてみたが、球団は来季からの専任コーチ就任を打診しているという。「検討中」とのことだが、古巣・巨人もそのタイミングを見計らっているようだ。 「内海がフリーエージェント補強の人的補償で西武に移籍したのは、2018年オフ。その時、菅野は背番号を『19』番から空位の『18』番に昇格する話を球団から受けていました。菅野は内海に電話相談し、エース番号を継承する決意を固めました」(巨人OB) また、原辰徳監督も同日の発表前に報告の電話を受けていたという。 移籍後も続いている古巣との関係を聞くと、西武コーチ専念のオファーを保留しているのは、「帰還が念頭にあるからでは?」と勘繰ってしまうが…。 「内海は兼任コーチになって以来、技術面でもアドバイスを送っています。自身の練習時間を確保するため、早朝の6時台に二軍球場入りしています。西武にも内海を慕う若手は多く、そもそも、古巣に帰るつもりでいたら、兼任コーチの話は引き受けないでしょう」(前出・関係者) ただ、「内海がいてくれたら」と思うシーンは、同日のDeNA戦でも見られた。 1対1の同点で迎えた5回、ソトに勝ち越しのソロアーチを浴び、次打者・柴田竜拓にもヒットを許した。その後、桑原将志の適時二塁打が出て、試合主導権はDeNAに握られた。 「ソトにホームランを許したことよりも、柴田に打たれたヒットの方が痛い。ホームランを打たれた後、後続のバッターをしっかり抑えていたら、守っていた野手も『まだ大丈夫、逆転できる』と思ったはず」(プロ野球解説者) ソトの一撃で、菅野はシュンとなってしまったのだろう。ここに内海のような“後輩に睨みの利く”先輩がいれば、菅野に「喝」を入れてくれたはず。 試合後、原監督はこの5回の2失点を指して、「不用意とは言わないけど、やっぱり、反省するところはあるんじゃないかな」と苦言を呈した。 「16日は坂本勇人も復帰しました。キャプテン・坂本が帰ってきて、菅野が投げて…。菅野で勝っていたら、一気に盛り上がったんですが」(前出・プロ野球解説者) エースは要求される内容も高い。菅野の謝辞には自身に言い聞かせる部分もあったのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月02日 11時00分
巨人・菅野、先輩・内海のおかげで復活? 二軍降格中に密かに踏襲していた調整スタイルとは
9月1日、巨人・菅野智之投手が勝った。前日、16安打8得点を挙げた好調なヤクルト打線を「8回被安打1」に封じ込めた。複数のプロ野球解説者が「完全復活」を口にしており、 「2位阪神とのゲームは『0・5』。でも、終盤戦に入ってのエース復活は物凄く大きい」 と、巨人の連覇を予想する声も聞かれた。 >>巨人、中田を外さないと優勝争いは厳しい?「さっさと二軍に落とせ」打率0割目前の不振に降格待望論が浮上<< 「前回登板(8月26日)で復活のきっかけみたいなものも見られました。ホームランも食らったけど、100球近くを投げ(95球)、直球のキレも戻りつつあったので」 投手出身のプロ野球解説者の言葉だ。 素人判断だが、その前回登板と1日を見比べると、直球のスピード、キレは全然違う。1日の投球は別人であり、「短期間でこんなにも変わるものなのか?」という感想を持った。 「捕手の小林誠司の配球も勝因です。カットボールを多投させ、今まで見せたことのない配球でした。ヤクルトの各打者も『読み』が外れたというか」(前出・同) 短期間で菅野を蘇らせたのは、「配球」だけではないようだ。 チーム関係者によれば、二軍調整中は良い意味で“お節介な一面”も見せていたという。 「二軍や育成のピッチャーに自分から話し掛け、アドバイスも送っていました。若手からすれば、雲の上の存在。菅野にアドバイスされ、若手は緊張していました」 自身が不振な時こそ、チームのためになることを探し、行動する――。これは、埼玉西武に移籍した内海哲也投手のスタイルだ。巨人時代の内海は、投手陣全体を牽引してきた。その姿に触発された若手の一人が菅野であり、不振で調整している間、内海を模倣していたという。 「でも、練習の大半は一人でした。室内練習場を締め切って、ネットに向かっての投球練習ばかり。担当コーチやブルペン捕手だけが入室を許され、投球フォームをチェックしていました」(前出・関係者) 二軍調整中は取材も完全NGだったので、詳細は不明だが、「若手時代の練習もやっていた」との情報も聞かれた。 その若手時代の練習とは、バドミントンのラケットを使ってのシャドーピッチング。肘を高く挙げるためで、菅野もピッチングスタイルについて色々と思い出すことも多かったようだ。 「昨季、上半身を先に動かす投球フォームに変えました。不振の間、直球の威力を取り戻そうとし、コーチスタッフと話し合いながら微調整を続けていたら、最終的に元の投球フォームに戻ってしまいました」(前出・プロ野球解説者) 試合後、原辰徳監督は「次の登板も楽しみ」と言っていたが、次回登板の結果を見て復活がホンモノかどうかを判断するというニュアンスに聞こえた。 しかし、球場を後にする巨人ナインは明るかった。エースが勝つと、チームが活気づくというのは本当のようだ。次回登板の結果次第では、ペナントレースの今後も見えてきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月03日 15時45分
元巨人・笠原氏「どうしても内海さんが投げる試合が見たい」 全球場出禁中のツイートに反響「身から出た錆だな」
現役時代に巨人(2009-2015)でプレーするも、2015年オフに野球賭博問題を起こし解雇・無期失格処分となった元巨人・笠原将生氏。その笠原氏が3日に自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 笠原氏はこの日、自身のツイッターに「全球場出禁なんだけど、どうしても明日内海さんが東京ドームで投げる試合が見たいな… 自主トレや食事など本当にお世話になったし、最高の先輩やから。まぁ無理だよね。。涙」と投稿。現役・巨人時代の同僚である内海哲也(現西武)が先発予定の3日・巨人対西武戦を現地で観戦できないことを嘆いた。 現在30歳の笠原氏は2019年3月からユーチューバーとして活動しているが、同年4月に自身の公式ユーチューブチャンネルに、広島・マツダスタジアムでNPB職員からプロ野球の全試合・全球場への出入り禁止を言い渡される様子を収めた動画を投稿している。笠原氏は動画内で「自分がやったことなので仕方ないといえば仕方ない」と口にしつつも、「選手とかファンの皆さんに迷惑かけるつもりとかないし…」と落胆していた。 >>巨人・増田に「なんで一軍にいるのか謎」OB笠原氏が酷評 今の自分でも楽に打ち取れる?「さすがに舐めすぎ」と反発も<< 今回のツイートを受け、ネット上には「2年前に言われた全球場出禁ってまだ続いてるのか」、「それだけのことをしでかしたんだから仕方ない、でも生観戦すらできないのはちょっと可哀想な気もする」、「このご時世だし、マスクして変装したら意外とバレないのでは?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「今でも内海のこと慕ってるって結構義理堅いんだな」、「何回か自主トレ連れてってもらってたし、色々と面倒見てもらってたんだろうな」、「笠原って相当内海のこと尊敬してるよな、人的で西武に行った時も怒ってたし」といったコメントも複数見受けられた。 「内海はこれまで巨人(2004-2018)、西武(2019-)でプレーしている39歳の左腕ですが、毎年オフの自主トレに多数の後輩を連れて行くなど面倒見のいい選手として知られています。笠原氏も2014、2015年と2年連続でグアムでの自主トレに連れて行ってもらっているため、目をかけてくれた内海への感謝の思いは未だに強いのかもしれません。なお、笠原氏は2018年12月に内海が炭谷銀仁朗のFAに伴う人的補償で西武へ移籍した際、自身のツイッターに『ふざけすぎ 他球団の血を入れたら絶対ダメな人を持ってかれた。もう巨人の監督できないやん』と内海をプロテクトから外した巨人へ怒りをあらわにしています」(野球ライター) 2日の巨人対西武戦の最中に3日の先発予定がアナウンスされた際には、場内の巨人ファンからも拍手が挙がっていた内海。多くの人が期待を寄せる凱旋登板は果たしてどのような展開になるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2020年09月03日 11時35分
西武・辻監督、内海と森を組ませなかったワケ 「ようやくライオンズの一員になれた」采配的中で“炭谷ロス”も解消か
フリーエージェントの人的補償で移籍して2年目、“元巨人”内海哲也が移籍後初勝利を挙げた(9月2日)。昨季は左前腕筋腱の修復手術を受けるなど怪我に悩まされた。「一軍登板ナシ」に終わった屈辱がベテランの闘志をさらに熱くさせたのだろう。 「内海は試合後、『ようやくライオンズの一員になれた』と謙虚に語っていましたが、試合前から『内海さんに勝ってもらいたい、勝たせたい』の声が聞こえていました」(スポーツ紙記者) 緩急をつけ、変化球を低めに集め、対戦打者の打ち損じを誘っていた。5回2安打6奪三振、無失点。ベテランらしい駆け引きも見せてくれた。しかし、この復活勝利は、3連覇を狙う埼玉西武の弱点と、新たなチームに生まれ変わったことも秘かに証明していた。 「辻発彦監督もチームが勝つために、内海を勝たせるために最善の策を取ったということでしょう」(プロ野球解説者) 内海の勝利をサポートした捕手は、強打の森友哉ではなく、ルーキーの柘植世那だった。 >>西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ<< 柘植は昨秋ドラフト会議で5位指名された。下位指名ではあるが、社会人野球出身であり、「即戦力」と見込まれていた。柘植を知る他球団スカウトがこう評する。 「群馬県の健大高崎校時代から、捕手としてのセンスは全球団が認めていました。肩が強く、社会人(Honda鈴鹿)に進んだ後、配球がさらに巧くなりました。打撃力は普通かな。昨秋ドラフトでは、千葉ロッテに進んだ佐藤、中日が指名した郡司など、『打撃力の高い捕手』もいたので、目立ちませんでした」 前回登板(8月22日)で内海とバッテリー組んだのは、森だった。打撃優先の森をスタメンから外し、配球センスの高い柘植にベテラン復活の望みを託したのだろう。 「森をスタメンから外すということは、攻撃力が明らかにダウンします。そのリスクを負っての柘植のスタメン起用でした」(前出・プロ野球解説者) 森の配球力不足を問われたら、連戦が続くことを理由に「リフレッシュ休暇を与えた」と言えばいい。同日の試合後、代表質問を務めたメディアは柘植のスタメンマスクについて質問していないが、森を傷つけないための配慮もされていたように見えた。 「仮定の話になるが、以前の西武ならば、バッテリーの配球面に心配があるのなら、炭谷がスタメンマスクをかぶっていました。炭谷の抜けた穴を柘植が埋めています」(球界関係者) 捕手・炭谷銀仁朗のFA移籍があって、内海の西武移籍が決まった。巨人のユニフォームを着た炭谷も、奇しくも、同日の試合でスタメンマスクをかぶり、故障明けのサンチェスを勝利投手に導いている。 ルーキー・柘植がしっかりとベテランをリードし、“炭谷ロス”を消し去った。自身の意思で移籍した選手と、移籍を余儀なくされたベテラン。双方が新天地で戦力として活躍している。内海の復活勝利は意義深いものにもなったようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年08月18日 11時45分
西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは
埼玉西武・内海哲也投手が8月22日のオリックス戦に先発する。昨季は相次ぐ故障で一軍登板はナシ、再起をめざすベテランにようやくチャンスが巡って来たようだ。 「若手がちょっとパッとしないところがあるので、ベテランに頑張ってもらいたい」(西口文也投手コーチ/8月17日談) チーム防御率4・63はリーグワースト(同時点)。昨季までは打線の勢いで投手難をカバーしていたが、今季は空回りしている感もある。売り出し中の豪腕リリーバー・平良海馬など新しい戦力も育ちつつあるが、先発投手が早いイニングで降板し、救援陣も粘り切れない試合も少なくない。内海が好投すれば、下位に低迷するチームの雰囲気も一変できるのだが…。 「ファームのロッテ戦で好投しました(7月21日)。次の日本ハム戦ではイマイチでしたが、本人は修正ポイントも分かっています。調子が悪ければ悪いなりにまとめてくることもできるので、首脳陣は『救世主』として期待しています」(関係者) 今季の内海だが、当然、一軍登板ナシに終わった屈辱を晴らそうと強い思いを秘めていた。1月の自主トレだが、内海と言えば、たくさんの後輩投手、それも他球団の若手まで従えていた。そこでトレーニング理論やピッチングの極意を伝授していたのだが、「若手にかまっている余裕はない。ゴメン」と言って、異例の“孤独練習”を選んだ。 「投球に往年のスピードはありません。巨人時代の最後はバッターのタイミングを外すなどし、駆け引きや変化球のキレで勝負していました」(スポーツ紙記者) しかし、前出の関係者によれば、西武に来て、そのピッチングスタイルが少し変わったという。変化球で逃げるのではなく、「攻める」ようになったそうだ。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< 投球理論の詳細はともかく、こんな情報も聞かれた。 「投球練習の際、『ブルペン捕手を座らせて』という表現がよく使われます。メディアだけではなく、そう話す現役ピッチャーも少なくありません。内海はその表現を嫌います。『座ってもらって』『構えてもらい』と言います」(プロ野球解説者) ベテランの野球人生によるものだろう。プロ野球選手として好調な時ばかりではない。長期離脱を経験した者は、周囲に支えられてきたことを知っている。その有り難さ、感謝が「座らせて」という“上から目線”の言葉を嫌うのだろう。 「早朝、少年野球をするご子息を連れ出して一緒に練習しているとも聞いています」(前出・スポーツ紙記者) 西武投手陣には甲子園での優勝など輝かしい実績を持った若手も多い。彼らが伸び悩んでいる理由は故障だけではない。オリックスの強力打線に、内海はどう立ち向かっていくのか。内海の野球に取り組む姿勢を学べば、チーム低迷の脱出方法も見えてくるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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