今泉力哉
-
芸能ニュース 2022年10月27日 12時40分
稲垣吾郎、東京国際映画祭で運命的な出会い「俳優として最高の体験」今泉力哉監督作を振り返る
26日、都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」に、俳優の稲垣吾郎が今泉力哉監督と登壇。同映画祭のコンペティション部門に出品する映画『窓辺にて』(11月4日公開)の撮影を振り返った。 >>全ての画像を見る<< 稲垣は同作で、妻に浮気されながらも、何も言えない主人公・市川茂巳を演じる。今泉監督とは本作で初タッグとなったが、二人の出会いの場は2018年の東京国際映画祭であったと言い、稲垣は「今泉監督の映画のファンだったので、お会いできて本当に良かった」と4年前を懐かしむ。 今泉監督も「その後、コロナ禍の時に稲垣さんと対談する機会があったんです。稲垣さんが映画を紹介するコーナーを持っていたんです。稲垣さんはまだ知らなかったけど、僕はすでに稲垣さんでこの映画を撮るという話をいただいていたので、対談中、稲垣さんから『僕で映画を作るならどんな役や内容になりますか』と聞かれて。こっちはそれを考えているところなんで、なんて答えようかって悩みました」と振り返る。 出演決定後、台本を受け取った稲垣は、今泉監督の台本に感銘を受けたことも明かし、「今泉監督らしい脚本だなって思いました。監督はオリジナル作品から原作ものまで脚本されるんですけど、今泉さんが生み出した言葉だなというのがセリフの随所にあって、僕をイメージして脚本を書いてくださったなというのも伝わりました」と話す。 登場するセリフにも、印象的なものがたくさんあった様子。稲垣は劇中の「理解なんかしない方がいいんだよ、理解しても裏切られるんだから」というセリフが話題に挙がると、そのセリフについて「すごく理解ができる」と話す。「もしかしたら僕も自分が結婚していて妻にそういうことがあれば、ショックはショックだけど、その場でうまく感情表現ができないとか、普通だったらそのくらいのことがあったら、このくらい怒らないといけない、このくらい落ち込まないといけないという一つの線みたいなものがあって、そこに達していないといけないのかなと思ったり……。ああいう主人公の気持ちに自分もなると思います」と自身の見解を述べる。 稲垣を想定した台本だったが故に、撮影は自然体の演技で臨んだとも明かし、「ここまで役作りしない役もないというくらい役作りはしなかった。自然に佇んでいれば茂巳として存在できるって思った」とコメント。「今泉組のお芝居のスタイルに自分をチューニングしていくような感じでした。俳優として最高の体験でした」と本作を振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
-
芸能ニュース 2022年09月22日 12時50分
橋本愛、LGBTQや映画界のハラスメント問題への思いを発信 東京国際映画祭、2年連続アンバサダーに
女優の橋本愛が21日、都内で行われた「第35回東京国際映画祭 ラインナップ発表記者会見」に出席した。 >>全ての画像を見る<< 橋本は同映画祭のフェスティバル・アンバサダーに2年連続で就任。壇上に上がると、「ありがたいことですし、とても光栄なこと。役目を果たさなければと背筋の伸びる思いです」と笑顔を見せる。昨年の同映画祭についても「私はお祭りそのものが大好き。映画祭という雰囲気も大好きなんです。昨年は海外の監督さんや女優さんと話す機会もあったんですけど、自分の拙い英語力で少し絶望しました。自分はこれから日本映画界だけでなく自分ももっと、世界に開いて活動していかないといけないなって考えているんです。映画祭を通じて、昨年は映画そのものの役割や映画祭そのものの役割についても考えるようになりました。その経験を今年は生かしていきたい」と話して振り返る。 橋本は「アンバサダーとして映画に関わる中、去年は会場での興奮やワクワクする感じをできるだけ伝えようってやっていたんですけど、今年はもうちょっと違うことを発信しようと思いました」とも述べ、「現在の日本の映画界の抱える問題、例えばハラスメントや労働環境の問題など、自分が現場にいて問題に感じたことを発信できればと思います」と今年はアンバサダーとして新たな使命を持って挑みたいとも話す。 特に映画制作の現場での世代問題の発信には力を入れたい様子で、「上の世代の方と下の世代の方の世代ギャップ、互いに声を聞き合うというのがこれからの物作りに大事なんじゃないかって思っています。若い世代も自分の中にあるものを伝わるように伝えるスキルを持つことが大切だなって。上の世代の方と下の世代の方がもっと歩み寄って素敵な映画制作の環境ができればいいなと思います」と期待を寄せる。 さらに「今、日本は、同性婚が全体として認められていなかったり、環境問題の意識も世界に比べると薄い。歴史や伝統というのを守っていくのは素晴らしいけど、その一方でこぼれ落ちていく人もたくさんいて、そういう人たちの苦しみや悲しみに寄り添うのが映画や芸術の役割であると思います。世界をよりよくするお手伝いを映画を通してできればいいなと思います」ともコメント。 LGBTQの問題についても「自分の知っている人がものすごく苦しんでいるので(LGBTQの人を取り巻く環境が)変わってほしいなって思っています。私はそういう人が幸せになって欲しいなって願っているので、一人ひとりの考えを変えていくしかない。それが映画や芸術で変えていけるのではないかって希望を持っているんです」と話した。 プライベートでも映画を観客の1人として楽しむことが多いと言い、「映画は好きな俳優、監督で選ぶのが一番多いんですけど、そういうものではない場合はポスタービジュアルで見るものを選んでいます。映画のイメージや場面を一つの写真でぱちっと表現されているポスターを見るとこだわって作られているんだなと思います。映画のポスターを見るのも大好きです」とコメント。今映画祭についても「青山真治監督の特集上映は足を運べたらいいなって思っています。すごく好きな映画監督なので」と話していた。 同映画祭は、10月24日から11月2日まで有楽町、日比谷、丸の内、銀座エリアの映画館で開催される。今年の公式上映作品数は117本で、コンペティション部門には15作品が出品される。審査委員は米国の映画監督、演出家であるジュリー・テイモアさんらが担当する。壇上にはコンペティション部門の出品作品『窓辺にて』の今泉力哉監督、『山女』の福永壮志監督、『エゴイスト』の松永大司監督も登壇した。(取材・文:名鹿祥史)
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分