A:おっしゃる通り、体温が低いならば、その分、免疫力が弱いといわれています。
体温は一日の中で約1℃の変動があります。真夜中の3時頃に最も低くなり、夕方にかけて上昇するため、朝起きた時は低めです。このときに35.8℃程度でも異常とは言えません。
ですが、夕食前に35℃台でしたら、明らかに低体温です。ご質問の方は、夕方にも36.0℃ということでしょうが、それならやや低体温と言えます。体温が低めなことには、体質的なことの影響もあるでしょうが、体をあまり動かさないことも関係しているはずです。
●寒い時期こそ水泳を
体温を自然に上げる方法で最適なのは、運動などを行って代謝をアップすることです。そこで、私が実践している方法を紹介しましょう。
これには哲学(?)があります。近年、冬はとても寒い日が続きます。といいますか、もともと日本の気候は四季がありますが、近年は春と秋がなくなった感じがします。つまり、暑い時期と寒い時期が長くなりました。寒いのを気にすると、一年の半年くらいは、「寒い、寒い」と言って過ごすこととなります。
だからこそ、冬にこそ泳ぐと良いのです。小一時間プールで泳ぐと、夜であっても、着替えて車で帰宅する途中、体が熱くて汗が噴き出すので、思わず窓を全開にしてしまいます。
この寒い冬に、汗が噴き出して、ああ、なんという幸せって感じです。体温が上昇して体がぽっかぽっかしています。
私は幼稚園から高校、大学まで、一貫した運動音痴で、それは今も変わりません。そのせいもあって、30歳を過ぎてメタボになりましたが、食事制限は嫌です。カロリー消費の方法を模索し、水泳とスロージョギングに行き着きました。
3月ですが、まだ寒い日が続いています。寒い時期こそ水泳が一番。体も心もホットになります。そして継続して行うと、普段の体温も必ず上がってきます。