これは、71歳での猛反撃だ。
徳光は、昨年3月末の段階で唯一のテレビレギュラーだった『TheサンデーNEXT』(日テレ系)が打ち切られ、ニッポン放送の早朝生番組『とくモリ!歌謡サタデー』しかなかった。
『サンデー』は1回のギャラが推定100万円。これがなくなるせいか、徳光は銀座の仲間内の食事会で不覚にもくやし涙を流したというエピソードがある。
だが、徳光は昨年の日テレ24時間テレビのマラソンランナーで出場し、これをバネにまた仕事が増えてきた。
現在はBSイレブン『うまナビ!イレブン』、BS日テレ『トクセンお宝映像』、日テレG+『週刊ジャイアンツ』、そしてラジオは先の『とくモリ』がある。さらに、10月7日からはBS-TBSで『徳さんのお遍路さん 四国八十八カ所 心の旅』(日曜朝9時)で司会をつとめることになった。自らお遍路の魅力を伝えようと奮闘中で、今月も5カ所を回る予定だ。これでテレビレギュラーは4本目となる。
「CMも、心筋梗塞をわずらったためアステラス製薬と契約していたが、今度はアフラックが加わった」(広告代理店社員)
それにしても老体鞭打ち、なぜここまで働くのか。
「ギャンブル癖が原因ですよ。競馬、競輪、競艇、オートバイと何でもやる。これまで10数億円損をしたことを告白。まだ、自宅を抵当に借金がある。それをきれいにするために働いているのです」(芸能リポーター)
働いてはギャンブルに投資してすり、また働くという生活スタイルは命ある限り続くのだろう。