加藤アナが「9月いっぱいで退社する」というニュースが流れたのは今年7月。ここ数年、加藤アナの退社問題は毎年クローズアップされてきた。その背景には、加藤アナが看板アナとして、過酷されてきたという事情もあった。
「仕切りがうまく、機転が利いていて、滑舌もいい。バラエティだけでなく、報道番組もこなせる実力の持ち主です、それだけに、フジは何をやるにもカトパン頼みだった。働きづめの彼女には過剰な負担がかかっていることは事実です」(テレビ雑誌記者)
しかし、この退社騒動に対しては、フジの亀山千広社長が「辞めるなら最初に僕に相談すると約束している。そんな相談はない」とコメントしている。亀山社長は、加藤アナとメル友であることも告白し、「10月1日に番組を見ていただければ、加藤はいつものようにフジテレビのアナウンサーとして座っていると思います」と否定したことで一件落着したはずだった。
だが、このときに発覚した局アナと社長がメル友であるという関係が、加藤アナの局内での立場をますます悪くしていく原因になったようだ。
「イジメ問題が持ち上がっています。制作部門には加藤シンパのスタッフがいますが、アナウンス部内で孤立してしまっている。社長に近いという反感があるからです。なので、社長以外に彼女を救えない状況なってしまっているにも関わらず、社長が入ると話がややこしくなる。難しい状況です」(制作会社スタッフ)
そういう状況から独立説が再び持ち上がった。実際に加藤アナを引き抜こうとしている事務所もあるという。
「3月にはフジを退社することになるでしょう。4月からTBSの『あさチャン!』に移るという驚きの話もある。すでに、具体的に動き出しているそうです」(女性週刊誌記者)
視聴率低迷にあえぎ、元日テレの夏目三久アナウンサー(31)を起用しスタートを切った『あさチャン!』だが、『めざましテレビ』には全く歯が立っていない。『めざまし』週平均9.9%(ビデオリサーチ関東地区)の視聴率に対して『あさチャン!』は、3.2%と振るわない。TBSにしたら加藤アナは喉から手が出るほど欲しい存在のはずだ。
本当に加藤アナが、TBSの朝の顔の変わるのか。結論が出るのはそんなに遠くなさそうだ。