今年3月に打ち切りになった『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気コーナーだった「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」が木梨抜きで放送された。
「同番組の平均視聴率は10・4%だった。石橋貴明(57)は冠番組『たいむとんねる』が2%台の低視聴率に喘いでいたが、この10%超えでなんとか生き残りに成功しました。しかし、相方の木梨の姿がなかったのです」(バラエティー番組スタッフ)
そもそも、フジテレビサイドは石橋と木梨の2人に『ザ・細かすぎる――』の出演を打診したという。石橋は「ぜひやろう」と二つ返事でOKしたが、木梨は「なんで(番組が)終わったばっかりなのにすぐやるの」と難色を示し、最後までフジテレビ側の説得に応じなかった。
「売れた芸人しか相手にせず、若手を使い捨てにするフジテレビのやり方に対して、以前から木梨は不信感を持っていた。しかも“みなおか”の打ち切りが決まる前から、石橋との関係が悪化していたことを知りながら、すぐに共演オファーしてきた。そのデリカシーのなさに愛想を尽かしたんです」(親しい芸能関係者)
それでも、木梨に出演交渉を続ける制作スタッフに、石橋は「もういいよ。ほっとけよ」と言い放ち、木梨不在での特番を強行した。
「木梨は俳優として4月に公開された主演映画『いぬやしき』の評価が高かったし、芸術家としても成功している。10月からはTBSラジオで始まった番組も好評ですからね。石橋との関係が冷え切った以上、コンビで活動する必要がなくなったんです。木梨は6月に石橋の事務所の役員を辞任しており、しがらみもなくなった」(お笑い関係者)
『とんねるず』は、いまや解散必至状態でトンネルの出口は見えない。