もっとも安藤と浅田といえば“犬猿の仲”として業界内では知らぬものはいない間柄。しかし最近になり、なぜか2人が頻繁に密会する現場を目撃されている。
「中京大学スケート部のある共通の先輩に、安藤が仲立ちを頼んだのです。以前は警戒していた浅田でしたが、最近の安藤のタレント活動を知りOKをしたそうです」(事情通)
今年5月から無期限の休業生活に入った浅田は、年末にもフィギュア界からの正式引退を表明すべく準備を始めたという。
「現役続行を諦めた理由は体力の限界もあるが、一部関係者の間で囁かれているのが、収入を巡るイザコザともいわれている。日本スケート連盟やマネジメント事務所などの手数料があまりに高く、浅田が稼いだ収入の約7割近くを搾取されていると噂されているんです。浅田が連盟に所属している限り、この負のスパイラルが消えることはない」(関係者)
そこで以前から報道されていた通り、芸能界への転身を真剣に模索しているのだ。
「浅田が芸能界に転身した場合、CMだけでも約10億円の価値があるとされている。これにテレビのバラエティー、スポーツ番組のキャスターなど出演オファーは数え切れないでしょう。ギャラはバラエティーで最低一本70万円、キャスターなら100万円は下らない。芸能界では浅田を所属させられたら、かなり大きな収入と権力を握れると話題になっているんです」(芸能プロ関係者)
この浅田に安藤が目を付けたというわけだ。
「今や浅田は、連盟と決別し個人事務所を立ち上げタレントとして独り立ちした安藤の存在を認めている。元フィギュア選手という絶対的共通項は強い絆を生み出すんです」(事情通)
浅田が認めた安藤の売れっ子ぶりは確かにすごい。
「バラエティー番組『しゃべくり007』(日テレ)や『月曜から夜ふかし』(同)に出演。しかも6月に放映された織田裕二主演のスペシャルドラマ『奇跡の教室』(日テレ)でついに女優デビューを果たした。この秋からテレ朝やTBSでバラエティーのレギュラー、年末ドラマにも出演が内定してます」(関係者)
この勢いを駆って安藤の年収はいまや1000万円超え間近との声もチラホラ。そんな安藤が浅田のマネジメントを請け負うことができれば、確かに大きな勢力になるはずだ。