(1)1日3食と腹八分目
1日3食で肉、魚、野菜、果物、乳製品、何でも食べる。さらに朝食には「味噌汁と納豆」。特に味噌汁は必須アイテムで、酵母や乳酸菌など良い菌が取れて、ビタミン類も豊富。中性脂肪、コレストロールなどの除去する働きする。ただし食事は「腹八分目!」。
(2)太陽光を浴びる
サラリーマンは太陽光を浴びる時間が圧倒的に少ない。太陽光を浴びると血中のビタミンDが増え、“うつ気分”にならない。100歳以上で元気な人は、暗い人は少なく、明るく社交的な人が多い。日光を素肌に直接浴びることが大切だ。
(3)野菜や果物のジュースを飲む
野菜や果物に含まれている酵素は、体内の細胞を傷つける活性酸素の過剰発生を抑える。豊富なビタミン類は、セロトニンなど脳内物質の働きを正常に保つ。植物繊維が摂れるので、体内の老廃物を効率よく排出でき、動脈硬化の進行を抑え、腸内環境を整えながら免疫力を高める。
(4)体型は少々小太りでも可
アメリカの科学者が、600万人に行った体重と寿命との関係の調査でで、小太りの人は体力エネルギーや病気への抵抗力が痩せている人よりも強く、寿命が長いという結果が出ている。
(5)夢をよく見る
人の脳の中には、睡眠に影響する物質(睡眠誘発ぺプチド)が存在することがわかっている。夢を多く見る人は、この睡眠誘発ペプチドが少ないので、長生きをするといわれる。
(6)血圧はやや高めでもOK
フィンランドの医療機関の調査では、80歳以上の老人の血圧の多くは〈160-90〉前後で、長寿率も血圧が〈120-70〉の人に比べ高いことを発見している。
(7)社交的、活動的、好奇心が旺盛
前述しているが、長寿の人は明るく社交的な人が多い。周囲の人との付き合いの中から楽しさを発見することが大事。
(8)腰回りが細い
70歳以上の人で、腰回りの細い人は全体の95%を占めるそうで、その人たちは心臓血管関係の病気も非常に少ないといわれる。
(9)水、空気の質の良いところで生活
できれば気候と住環境の良いところに住みたい。雑菌が多く舞う空気の吸い込みは肺炎の危険もあるため、外ではマスクをし、室内にも空気清浄器は置きたい。
(10)適度な運動と声を出す
とくに体の関節部を無理なく動かすようにしたい。声出しも、周囲の人との会話や歌などを楽しむ。
環境や体質によって可能、不可能はあるが、長寿を目指し参考にしたいものだ。