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残暑にご用心! 「あせも」を軽く考えてはいけない理由(2)

 こうした汗疹・あせもは、全身にできる可能性がある。とくに汗によるかぶれは、衣類で密閉されている部位やゴムなどで締め付けられているところに出来やすい。例を挙げれば、大腿部の内側、股間や脇の下、膝の内側など。あとは頭、額、首、ヒジの内側、尻などである。
 またメタボでお腹がだぶついていれば、そこにも汗疹が出来る。

 では、そうならないための予防と対処はいかにすべきか。結論から言えば汗をかく環境、温熱や湿度の高い環境を改善することが大事だということ。だが、仕事に追われるサラリーマンなどにとっては難問かもしれない。
 せめて下着は吸水性と速乾性を兼ね備えたポリエステルのメッシュをお勧めしたい。綿製品は吸水性がいいが、肌にべったり密着してしまうのでNG。また、汗を抑えるために、薬局やスパーで売られている「抑汗スプレー」や「ローション」を上手に使う手もある。

 東京・大田区の木下皮膚科クリニックの木下晴枝院長はこう言う。
 「まだ当分湿度が高く、ムシムシする熱い日は続くでしょうから、必要以上の発汗を抑えることは大事です。とにかく汗をかいたらシャワーで洗い流すか、冷タオルでこまめに拭き取るようにする。軽い汗疹ならこれだけで治ります。しかし、炎症を伴い、痒みがある場合には、洗浄後に塗り薬(マイルドなステロイド外用剤か非ステロイド外用剤)、もしくは皮膚表面を乾燥させる亜鉛華軟膏(あえんかなんこう)などがいいかもしれません」

 大人だとどうしても「あせもや湿疹ができてしまって…」と言うと照れくささもある。だが、最近はそんなことも言っていられない状況にある。
 先の木下院長がこう付け加える。
 「私のところに来る患者さんもそうですが、“あせも”と聞くと大したことないと思っている人が多いんです。しかし、悪化すると、とびひのように膿んだり、二次感染や膿皮症を起こすこともあります。強いかゆみが伴うことも多く、症状によってはリンパ腺が腫れて熱を出します。不眠や食欲不振などの症状につながりますので、医師の生活指導をきちんと守って治すようにしてほしい」

 入浴にしても、頻繁に入り過ぎると症状を悪化させてしまう。シャワーや入浴の際、石鹸での過度の洗い過ぎやスポンジなどによる擦り過ぎも注意が必要。やはり専門家のアドバイスや指導を受け、しっかりと対処することが大事である。

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