逮捕された当初、そろって容疑を否認するなど、この少年たちに罪の意識は皆無だったという他ない。ネット上ではいまだに彼らの実名や写真、住所などを晒す行為が後を絶たない。もちろん、こうした行為は少年の更生という配慮から少年法で禁じられている。
だが、同じ神奈川県警に逮捕されたJC(女子中学生)は、なんと逮捕されたことを自分から、しかも実名がわかる形でネット上に告白していた−−。
「留置場行ってました笑」
このツイッターを3月に書いたA子は、この時、中学3年生。目を疑う書き込みなのだが、このことが冗談でなかったのは、前後の書き込みなどから容易に想像がつく。
「警察家に来て携帯とられたから返信できないby○○」(○○は彼氏の名前)
彼氏の物とされる携帯から書き込んだ翌日、A子は神奈川県警に逮捕された。
その彼氏が手紙と本を差し入れしてくれたことを釈放後、ツイートした。
「○○がわざわざ差し入れにきてくれたんだーあ」
この投稿に写真が添付されているのだが、その手紙の宛先は「神奈川県警本部」の住所だった。そこには、本名までがそのまま写っている。
A子は神奈川県警本部の留置場で20日間勾留された後、釈放されたようだ。現在は家裁の審判待ちなのかこんな書き込みもある。
「ごめんね 関係者(と)話しちゃいけないの」
「審判までカラコンは茶色で化粧はナチュラルまあ、しょーがない」
15歳で留置場に入るというのは、なかなかないのだが、A子は現在悪びれる様子もなく「お買物」や「デート」などの話題を書き込み続けている。また、こんなものも。
「旦那に抱きついたら腰振ってくる」
一体、このJCは何をしたのか?
A子は、今年3月に神奈川・鎌倉の名門中学校を卒業している。3月3日に逮捕された容疑はなんと校内での「窃盗」だった。