同番組は、笑いを我慢する人たちを、芸人は笑わせられるか。芸人VS一般人によるお笑いバトルである。芸人チームの5人は、制限時間以内で全員を笑わせられたら勝利。笑いを判定するAI装置“ピコーン”を装着した一般人は、最後まで1人だけでも笑いを堪えられれば勝利となるという企画だ。
ダンススクール「EXPG」のダンサー、フジテレビ新人研修中の新入社員、武蔵野学芸専門学校のアート集団、ジェットスタートレーニングセンターのキャビンクルーらに、かまいたち、野性爆弾・くっきー!、チョコレートプラネット、ネプチューン・堀内健の芸人チームが挑む。
ギャグやネタを仕込み、笑わせにかかる芸人たちに、ネットでは「ずっと笑ってましたw」「こんなん笑うってwwww囲まれるの地獄すぎる」「爆笑しちゃうよ」との絶賛の声が。一方で、「笑うの我慢するとか言ってるけどそもそもが笑えないクソつまらないものばかり」「芸人もほとんどつまらなすぎる。まあ一発芸的なもので笑わすのは難しいのわかるし、現場にいたら笑うかもだけど」と厳しい声もあった。
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また、20代である一般人に30~50代にしか分からないネタを多数入れこんだことで、「世代が違うんだよなぁ…学生とか新社会人なんて20歳前後でしょ」とのコメントも。賛否両論という形になった。
「この番組は、特殊な形ですので、視聴者に伝わりづらい難点があります。カメラワークや編集で途端につまらなくも映る。視聴者が楽しもうと思って見るのか、そもそもつまらないと思って見るのかによっても、ウケ具合は変わりそうですね。また、芸人は目の前の一般人を笑わせようとはしますが、あくまでテレビなので、視聴者にも笑ってほしい。そうした理由で、世代が違うネタを入れるのも頷けます」(芸能ライター)
お笑いブームでこうした芸人力を試される番組が増えている。番組側も最高の場を提供して彼らを受け入れてほしいものだ。