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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(12/28中山・12/27阪神)

 先週の結果分析。中山デビューの注目馬・ドラゴンブルースは、まずまずのスタートを切ると馬なりのまま2番手の位置取り。道中はしっかりと折り合いが付き絶好の展開。ペースが上がってもスンナリ対応し、抜群の手応えで直線へ入るが、追われるとジリジリとしか伸びず、先頭に立ったもののカラダロマンの決め手に屈して2着。3着馬にも詰められているだけに距離が少し長いのかもしれない。所変わって阪神デビューの注目馬・アルティマブラッドは、スタート一息だったものの二の脚はまずまずで好位4番手の位置取り。ペースが上がるとスンナリ対応出来ず追っ付けながらの追走。直線に入るとそれなりには伸びるものの、前の馬を交わすほどではなく5着。道悪馬場の影響か、本来のフォ ームは見られず。良馬場なら違っただろう。

 今週の中山デビューの注目馬は、12月28日(日)第4R芝1600m戦に出走予定のロードアルティスタ。馬名の由来は「冠名+芸術家」。牡、鹿毛、2012年3月9日生。栗東・高野友和厩舎。父ダイワメジャー、母エルテアトロ、母父キングカメハメハ。生産は新ひだか町・ケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額2100万円。伯母には01年ローズS(GII)や02年阪神牝馬特別(GII)など、重賞4勝を含む7勝を挙げたダイヤモンドビコーがいる。本馬はダイワメジャー産駒にしては胴伸びが良く、ヨロやトモの筋肉量はマイラーのそれ。胸前が深く上腕の筋肉が力強い。繋ぎは短めで、如何にもマイラーといった シルエット。なお、鞍上には川田将雅騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、12月27日(土)第5R芝1800m戦に出走予定のリアルスティール。馬名の由来は「アメリカのSFアクション映画名」。牡、鹿毛、2012年3月1日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母父Storm Cat。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額8000万円。全兄に現1600万下条件馬ラングレーがいる。本馬は脚長で如何にもディープインパクト産駒らしい馬体の持ち主。筋肉はしなやかで収縮性が高く、抜群のキレを発揮しそうな造り。本格化はもう少し先になりそうだが、素質の高さで初戦から。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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