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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/24東京・11/23京都)

 先週の注目馬結果分析。東京デビューの注目馬・ブレイクエースは、スタート一息であったものの、馬なりのまま第一集団後方の位置取り。道中は折り合いも付き脚を溜める。4コーナーでは外へ持ち出し追われると、じわじわ伸びて5着。キレる脚がないため直線中ほどまでは前に差を広げられたが、じわじわ加速しゴールの時には差を再び詰めていた。頭の高い走法ではあるが、長く使える脚には見所あり。所変わって京都デビューの注目馬・ロードグロワールは、まずまずのスタートを切り好位の位置を取ろうとするが、置かれそうになり追っ付けながらの追走。4コーナーで左鞭を入れられると若さを出してしまいヨレてしまうが、直線立て直され追われるとメンバー中3位の上がりを使い5着。まだまだ幼いところが随所にあり距離不足の印象を受けたが、それでいてこれだけの競馬が出来るのであれば将来性は高いと見る。

 今週の東京デビューの注目馬は、11月24日(月)第4R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のレッドマジュール。馬名の由来は「冠名+大人の(仏)。大人の女性を思わせる優雅な走りを」。牝、青鹿毛、2012年5月22日生。美浦・手塚貴久厩舎。父ディープインパクト、母マンダララ、母父Lahib。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3400万円。半姉には芝中距離で2勝を挙げているレッドシェリール(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は線が細いもののバランスの良い好馬体をしている。一目見てディープ産駒と思えるシルエット、皮膚の薄さ、柔らかさを持っている。卓越したバネがあり、如何にもキレる脚を使いそうなタイプ。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、11月23日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のスペリオルラスター。馬名の由来は「上質の輝き。母名より連想」。牡、栗毛、2012年1月13日生、栗東・須貝尚介厩舎。父ハーツクライ、母スペリオルパール、母父ティンバーカントリー。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には本年の小倉大賞典(GIII)や京都大賞典(GII)を勝ち、6勝を挙げているラストインパクト(父ディープインパクト)がおり、近親にはナリタブライアン(父ブライアンズタイム)がいる。本馬は晩成型が多いハーツクライ産駒らしく、まだ幼い馬体をしているが、良質な筋肉を持っている。母系の血からパワーも受け継いでおり、力強くバランスの取れたフットワークはなかなかのもの。なお、鞍上はピエールシャルル・ブドー騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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