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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(POG・牡馬編)

 POG指名馬選考は固まってきただろうか。まだという読者の方々の参考になればと、先週の牝馬編に引き続き、今週は牡馬編を公開したいと思う。なお、今回も3位指名以下でも取れそうなところをチョイスしている。

 特選牡馬5頭はこの馬!

5位・ブレッシングの12
(父ブラックタイド、母ブレッシング、母父マルゼンスキー、美浦入厩予定、生産は日高町・下河辺牧場)
短評/半兄はアズマシャトル。まだ幼い体つきながら、シルエットは走るブラックタイド産駒のそれ。まだトモには緩さが見られるが、パンとしてくれば同産駒のマイネルフロストのようなタイプになるだろう。

4位・コールドフロントの12
(父サムライハート、母コールドフロント、母父Storm Cat、厩舎・未定、馬主は保坂和孝氏、生産は浦河町・荻伏服部牧場)
短評/2013年サマーセールにおいて2152万円で落札された。兄弟の成績を考えるとなかなかの高値。要はそれだけデキが良いと判断された証拠。確かに均整の取れた好馬体をしており、歩かせるとしなやかな動きを見せる。トモに比べて胸前の筋肉量が若干物足りないが、身が入ってくれば化ける可能性あり。

3位・ヴィズレヴェランス
(父Henrythenavigator、母Glorificamus、母父シンコウフォレスト、美浦・堀宣行厩舎、馬主はシルク、生産は米・Sierra Farm)
短評/惚れ惚れする好馬体の持ち主。2歳馬とは思えないくらいの幅があり、非常にパワフルな走りをしている。筋肉量と前脚の搔き込みの強さから、一見ダート馬だと思われるが、芝にも対応できる適度な柔らかみがある。背中が短めで距離はマイルが良さそう。

2位・アダムスブリッジ
(父ゼンノロブロイ、母シンハリーズ、母父Singspiel、栗東・石坂正厩舎、馬主はキャロットファーム、生産は安平町・ノーザンファーム)
短評/半兄にラジオNIKKEI杯2歳Sでゴールドシップを破ったアダムスピークや、全姉にはフェアリーS,チューリップ賞で3着に入ったリラヴァティがいる血統。柔らかい頸差しをしており、胸前の大きな造りが心肺機能の高さを物語っている。牧場のスタッフが乗り味を絶賛しているように、兄妹のように重賞戦線で活躍する可能性大。

1位・ブライトエンブレム
(父ネオユニヴァース、母ブラックエンブレム、母父ウォーエンブレム、美浦・小島茂厩舎、馬主はシルク、生産は安平町・ノーザンファーム)
短評/母は秋華賞馬。兄テスタメントに比べて馬格があり完成度が高い。徐々に馬体に厚みが出てきており、素軽さにパワーが付いてきた。走らせるとバネがあり、頭の位置が低く、伸びがあるダイナミックなフォームをしている。すでに入厩しており、早くからの活躍が期待できる。

※来週からいよいよ新馬戦が始まるため、当コラムでも新馬セレクション2012年産を公開していく予定。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している.

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