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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/22東京・2/22小倉)

 先週の結果分析。東京デビューの注目馬・グレーターロンドンは、まずまずのスタートを切ると馬の行く気に任せた位置取りで中団やや前目。道中は鞍上との息ぴったり。残り1000mあたりから徐々に進出を開始すると、直線入り口では早くも先頭に並びかける。残り350mあたりから追われると、グンと伸びてあっという間に抜け出し、最後は流して快勝。昇級してもいきなり勝負になる逸材。小倉デビューの注目馬・ミンナノアイドルは、まずまずのスタートを切ると、楽々好位4番手の位置を取る。道中は折り合いも付き3、4コーナーの手応えは十分。4コーナーで追い出し始めるが、瞬発力があるタイプではなくじわじわ伸びるタイプの為、勢いがついたところがゴールで7 着。広いコースに変われば持ち味を発揮できるだろう。

 今週の東京デビューの注目馬は、2月22日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のエバーシャルマン。馬名の由来は「冠名+チャーミング、魅力的(仏)」。牝、黒鹿毛、2012年1月28日生。美浦・堀宣行厩舎。父ハーツクライ、母ラシャルマンテ、母父Indygo Shiner。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は宇田豊氏。2013年セレクトセール1歳市場において3150万円で落札された。半兄にはダート1400m戦で2勝を挙げているカレンマタドール(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬は胴伸びが良くバランスの取れた好馬体の持ち主。走るハーツクライ産駒のシルエットをしており、トモのボリューム、質ともに現時点では申し分なし。追い切りの動きも上々で初戦から。

 小倉デビューの注目馬は、2月22日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のブランドベルグ。馬名の由来は「ナミビア最高峰の山名。母名より連想」。牡、青鹿毛、2012年4月25日生。栗東・牧田和弥厩舎。父ネオユニヴァース、母ウィンドハック、母父Platini。生産は千歳市・社台ファーム、馬主はグリーンファーム。愛馬会法人・グリーンファーム愛馬会の募集馬で総額2000万円。全兄にはダート1300mで勝ち上がったハイフロンティアがいる。本馬は前の勝ったタイプだが、トモにもしっかりとした筋肉が付いている。追い切りの動きはなかなかのものでデキは良好。全体の印象から全兄同様芝よりもダートがベターと見る。なお、鞍上には松田大作騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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