G1クライマックス32
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スポーツ 2022年08月22日 11時30分
新日本G1覇者オカダ・カズチカが改めて1.4ドームでのIWGP世界王座挑戦と「東京ドームは“超満員”」を明言!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』の優勝決定戦で、ウィル・オスプレイを破り、2年連続4度目の優勝を飾ったオカダ・カズチカが19日、一夜明け会見を行った。 オカダは「今日ですね、朝起きて、最初に思ったのが本当に“感謝”しかないなと思いまして。昨日の対戦相手、オスプレイもそうですし、『G1クライマックス』参加した選手、そして支えてくれた社員の方たちもそうですし、応援してくれたファンのみなさん、本当にみなさんに感謝しかないなと。それはすごい感じて、みなさんのおかげで優勝することができましたし、『こうやってプロレスをできてるんだな』と思えました。なので、本当に『G1クライマックス32』、すごい熱い夏になったと思いますし。また、下半期もしっかりと『G1クライマックス32』覇者として盛り上げていきたいなと思います」と前日の試合後と同様、感謝の意を口にした。 試合に関しては「シングルの数では去年の方が多いと思うんですけれども、やっぱりこの最後の3連戦ってのもすごいキツかったですね。まあ、体力もそうなんですけども、精神的にも凄いツラくてですね、やっぱり3日連続でシングルってのは結構来るもんだなぁと思いましたし。その3日のうち準決勝、決勝も、もちろんランス(・アーチャー)との試合もキツかったですし。まあ、公式戦全部キツかったんですけども、本当に例年とは違う過酷な『G1クライマックス』でした。なのでやっぱり、この『G1』の価値もしっかりともう一度、新日本プロレスに考えてもらいたいなと思いましたね」と振り返りつつ、『G1』の価値について改めて言及。 IWGP世界ヘビー級王座への『挑戦権利証』を来年1.4東京ドーム大会で一発行使する意向を明らかにしているが、「やっぱり先程も言いましたけども、この『G1クライマックス』の価値というのをですね、やっぱりボクは上げたいなと思いまして、その価値を上げるという意味では権利証の価値も上げなきゃダメだと思いますので、その権利証もすぐにですね、行使させてもらって、もう新日本プロレス、よく考えてもらってですね。すぐに決めなくてもいいと思うんですけど、もうやっぱり『G1クライマックス』、こんだけの熱い闘いをしたんだから、こんだけ盛り上げたんだから、その『G1クライマックス』チャンピオンは東京ドームのメインイベントが相応しいでしょって思っていただいたのであれば、もうそのように東京ドームで、チャレンジさせていただきたいなと思っております」と改めて東京ドーム大会での行使を明言。なお、この日は『挑戦権利証』を渡されていない。 ただ、「ジョナには負けているので、その権利を賭けて闘うっていうことはもちろんないですし。だけどもやっぱこう、スペシャルシングルマッチなのかわからないですけれども、『借りを返す機会を頂きたいな』と思ってます」とジョナとは対戦したいとのこと。 東京ドーム大会に関しては「『G1クライマックス』覇者としてですね、IWGPチャンピオンとは違う盛り上げ方ができると思いますし、そこはまだちょっとわからないですけれども、もう挑戦が東京ドームなのであれば、下半期は色々な闘いができると思いますので、そこはしっかりと『G1クライマックス』チャンピオンとして盛り上げていきたいですし。そこをね、IWGP世界ヘビー級チャンピオンがボクの活躍を見て、また切磋琢磨してですね、この東京ドームに向かって盛り上がっていって。本当に東京ドーム2023年はですね、“超満員”にしたいと思ってますので、これは本当にリング上でも言ってますし、もう何回も言ってることなんですけど、改めてこれを聞いていろんな選手の方が『ああ、そうだな。行こうよ、東京ドーム超満員』。チームが違うくても、そう思ってもらえたらいいなと思いますし、もちろん会社の社員のみなさんもそうですね。みんなで一丸となってプロレスを盛り上げて、また新日本プロレスの素晴らしさってのを届けて行きたいなって思っております」と語り、超満員にこだわっていく様子。東京ドームが超満員になった『THE MATCH 2022』のような熱気をプロレスで取り戻すのがオカダの狙いかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月19日 10時50分
新日本G1敗退で来年1.4東京ドーム大会メイン出場に暗雲の内藤哲也「諦めなければ可能性はゼロじゃない」
新日本プロレスは18日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』公式戦最終日を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、この日が最終日。メインイベントでは、優勝の座を巡り、ファイナルトーナメント決勝戦がオカダ・カズチカとウィル・オスプレイの間で争われ、オカダが激戦を制して二連覇を達成している。 第4試合では、内藤哲也&SANADA&BUSHIのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと、タイチ&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャーの鈴木軍による6人タッグマッチが実現。G1で内藤は、ザック相手に丸め込みで秒殺し準決勝に進んだが、オスプレイに敗れてしまい決勝進出を逃した。序盤からザックは内藤に対してイライラを隠せず、両者はリング内外で揉み合う。試合は、内藤とBUSHIがタイチにスピーディーな連携攻撃を仕掛けるも、コードブレイカーを狙うBUSHIをアーチャーが捕獲して、チョークスラムで叩きつける。最後はトドメとばかりにタイチが横綱式カチ上げエルボーを放ち、カウント3。 試合後も内藤とザックは駆け引きを展開。SANADAとタイチも睨み合う中、久々の来日となったアーチャーがマイクを掴み「マタネ!」と挨拶。会場からは大きな拍手が沸き起こった。 バックステージでザックは「ナイトー!何なんだよ、あいつは!俺を倒したんだから、ファイナルなんか簡単に行けるはずなのに負けやがって。次はナイトーの皮を俺が剥いでやる。レディ・ガガが着ていた肉のスーツを憶えているか?ああいうのを俺が作ってやるよ。人間の皮を剥いで、血管丸見えみたいなやつだ。ナイトーの皮を剥ぎ、それでスーツを作って俺が着る。これ、どうだ?まずはナイトーの皮を剥ぎに行かないとな」と内藤狩りに照準を合わせた様子。 内藤は「昨日のウィル・オスプレイと初めてのシングルマッチ、めちゃくちゃ楽しかった。想像以上の選手で試合中、興奮しっぱなしだったよ。でも結果的に敗れてしまい、俺の夏は終わった。これで2023年1月4日の東京ドームのメインイベントに戻るっていう目標も絶望的かな?さすがに昨日は落ち込んだよ。もの凄く落ち込んだよ。でも、落ち込んでても何も前に進まないんでね。変わらず2023年1月4日、東京ドームのメインイベントめざして進んでいきますよ。諦めたらゲームオーバー。諦めなければ可能性はゼロじゃないんでね」と語っていたが、オカダがG1覇者の権利として与えられるIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権利証を来年1.4東京ドーム大会で行使すると明言しており、内藤に残された道は、現在ジェイ・ホワイトが保持しているIWGP世界王座の年内奪還しか残されていない。その前にまずザックの相手をすることになりそうだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月18日東京・日本武道館観衆 6716人▼6人タッグマッチ(20分1本勝負)内藤哲也&SANADA&●BUSHI(8分01秒 体固め)タイチ○&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー※横綱式カチ上げエルボー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月18日 11時30分
新日本『G1』予選敗退の棚橋弘至、怒りのジェイを尻目に「俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならない」
新日本プロレスは17日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会は16日から3連戦が行われ、2日目のこの日は、各ブロックの1位同士によるファイナルトーナメント準決勝戦2試合がラインナップされ、タマ・トンガを破ったオカダ・カズチカと、内藤哲也を振り切ったウィル・オスプレイが18日に開催される決勝戦進出を決めている。 第6試合では、棚橋弘至&矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDAの新日本本隊&CHAOS連合と、ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ&石森太二のバレットクラブが8人タッグマッチで激突。アンダーソン&ギャローズのグッド・ブラザーズはこの日からの特別参戦だ。NEVER無差別級王者のアンダーソンに目を付けたのか、フィンレーがさかんにアンダーソンを意識したファイトに徹底すると、IWGPジュニアヘビー級王者の石森に挑戦したいKUSHIDAは、石森と激しくやり合う。試合は終盤、棚橋&矢野の“トオル&ヒロシ”とグッド・ブラザーズの4人が闘いを繰り広げると、矢野が小次郎から、ギャローズを横入り式エビ固めで丸め込み、3カウント。連日の敗戦にバレットクラブリーダーのジェイは大荒れだ。 バックステージでジェイは声を荒げながら「これ以上、何を俺から取り上げれば気が済むんだ?昨日の試合も覚えてるだろ!一体何が行われているんだ?俺が輝くべき時が奪われ、タマ・トンガが最高の時を迎えているらしいけれども、俺こそが、この世に存在する中で最高のプロレスラーなんだ!タマは今、最高の気分なのかもしれないが、何とでも言えばいい!グレート・モーメントなのか?好きに言えばいい!そして俺に何をしろと言うんだ?あ、アレをやればいいのか?ウェルカム・トゥ・トゥ“ジェイ”ズ・ショウ!何?言えばいいの?スポンサーを紹介すればいいの?アホか!これは俺のマネージャーと進行役がいないと成り立たないものだからな!明日、仕切り直しだ!」と一方的にまくし立てて、自分でまとめていた。 棚橋は「ジェイが口調を荒げてコメントしているのが聞こえてきたけども、この『G1』を終えて、俺はそこまで口調を荒げて『悔しかった!』っていう気持ちにならないのは、やっぱり結果もそうだし、内容もまだ納得行ってないってことだと思う。だからこそ来年、もう来年の『G1』の話をするけども、しっかりコンディションを整えて、もう1回、『G1』に選ばれる。まずそこをクリアできるように、しっかりやっていきます。気持ちも落ちてないけど、(腹のあたりをさすって)体脂肪も落ちてない」と語り、来年はさらにコンディションを整えた上で、『G1』を狙っていきたいようだ。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月17日東京・日本武道館観衆 3179人▼8人タッグマッチ(20分1本勝負)棚橋弘至&○矢野通&デビッド・フィンレー&KUSHIDA(9分08秒 横入り式エビ固め)ジェイ・ホワイト&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ●&石森太二(どら増田)
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スポーツ 2022年08月17日 10時50分
新日本G1準決勝進出のオカダ・カズチカ「ジェイを倒したという意味でもモンスター」とタマ・トンガを警戒!
新日本プロレスは16日、東京・日本武道館で、今年は28選手参加の4ブロック制と、史上最大の規模で行われている最強戦士決定戦『G1クライマックス32』を開催した。日本武道館大会はこの日から3連戦で、17日は4ブロック覇者による準決勝トーナメントが行われ、その勝者が18日に優勝決定戦の舞台で闘う。 Dブロックのウィル・オスプレイ、Cブロックの内藤哲也、Bブロックのタマ・トンガと次々に各ブロックの代表が決まっていく中、Aブロックのオカダ・カズチカは、メインイベントでランス・アーチャーと対戦。アーチャーのど迫力ファイトに手を焼いたオカダだったが、最後は開脚式のパイルドライバーからレインメーカーでカウント3を奪取。単独1位でAブロック代表となり、17日の準決勝トーナメントでは、タマと対戦する。 試合後、オカダは「いやあ、キツかった、Aブロック。まあ、キツいブロックを勝ち上がったことは意味あると思うんで。このキツい相手と闘って勝ち上がった勢いを大事に、また明日闘っていきたいと思います。アーチャーは元々、新日本に何回も上がってて、アメリカの団体(AEW)に移って。でも、移ってこんだけ変わってきたんだよっていうね、闘ってて意地っていうのは凄く感じましたし、前とは全然違う強くなったランス・アーチャーに会えたんじゃないかなと思います。でも、ランスが強くなったように、オカダ・カズチカも強くなっているんで、それが今日の勝ちにも繋がったのかなと思います」とアーチャーを称えつつ、自身もレベルアップしていることを強調。 「まあ、あと2つ、こっからが例年の『G1クライマックス』と違う闘いになるので、いつもブロックを勝ち上がったら次は決勝戦という形でしたけども、本当に明日の闘いはどうなるか、未知数な部分はありますし、タマですよね。あの僕が6月に勝てなかったジェイ・ホワイトを倒して来たわけですから。まあ、4人の中で一番勢いがある相手なんじゃないかなと思いますし、そんなジェイを倒したという意味でもモンスターだと思いますんで、またタマを倒して、その次に進んでいきたいなと思います」と語り、IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトを倒して準決勝進出を果たしたタマをかなり警戒していた。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年8月16日東京・日本武道館観衆 3227人▼『G1クライマックス32』Aブロック公式戦(30分1本勝負)○オカダ・カズチカ【5勝1敗=10点】(12分43秒 片エビ固め)【3勝3敗=6点】ランス・アーチャー●※レインメーカー(どら増田)
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スポーツ 2022年08月01日 10時55分
棚橋弘至が『G1クライマックス』で優勝しなければいけない理由を吐露「みんなでそういう希望を共有して進んでいく」
新日本プロレスは7月30日、真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』愛知・愛知県体育館大会を開催した。 メインイベントでは、Cブロック公式戦として、棚橋弘至とザック・セイバーJr.が対決。ここまで棚橋は1勝1敗、ザックは2戦2勝。 棚橋とザックは『ニュー・ジャパン・カップ』決勝やブリティッシュヘビー級王座戦など対戦機会が多いが、棚橋はザックの変幻自在なサブミッションを苦手としており、ザック戦に関しては苦手なイメージを抱いている。 試合は予想通り、ザックはサブミッションを次々と繰り出していき、左腕を中心に攻めていく。苦悶の表情を浮かべる棚橋。しかし終盤、ザックドライバーをトゥエルブ・シックスで切り返すと、最後はザックの腕ひしぎ逆十字を回避して、これを上手く丸め込んでカウント3。棚橋がテクニックで上回った形だ。 試合後、棚橋は『G1』に懸ける意気込みとして、「優勝したその先に!プロレスファンのみなさんに、新日本プロレスのファンのみなさんに、光を見せられるのは、俺しかいねえだろ!」と自身とファンを鼓舞していた。 バックステージで棚橋は「目標を掲げる。とにかく大きい目標を掲げる。『G1』優勝だったり、超満員の観衆だったり、声を出してみんなが気持ち良く応援出来る状況を望んだりと。厳しいかもしんない。厳しいかもしれないけども、最初から言わないのは違うと思う。みんなでそういう希望を共有して進んでいくことが、俺らにとってもどれだけ力になるか、心強いか。厳しい状況が続きますけども、俺はこうしてプロレスをして、『G1』を通して何を見てほしいか?何を伝えたいか?もちろん、棚橋弘至の(マッチョポーズを決めながら)素晴らしさには間違いないんですけど、今回はそうじゃなくて、ほんの一瞬でも、ちょっとでも現状をふっ飛ばして、脳からふっ飛ばして、心の底から何かに没頭出来る瞬間、それは1秒でも5秒でも10秒でも、それが今の俺の目標です。だから、1分1秒でも俺の時間を長くするには、優勝するしかないですね」と改めて優勝しなければいけない理由を語っていた。 棚橋は次戦、8.10広島・広島サンプラザホール大会で後藤洋央紀と対戦する。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス32』2022年7月30日愛知・愛知県体育館観衆 2225人▼『G1クライマックス32』Cブロック公式戦(30分1本勝負)○棚橋弘至【2勝1敗=4点](17分32秒 エビ固め)ザック・セイバーJr.【2勝1敗=4点】●(どら増田)
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